テラーノベル
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11話目もよろしくお願いします!
今回もセンシティブな表現があります。
ご注意下さい。
スタートヽ(*^ω^*)ノ
翌朝。
レトルトがゆっくり目を覚ますと、
すぐ後ろに死神の気配を感じた。
近い。
背中越しに感じる存在に、 昨夜のことが一気に蘇る。
耳元で囁かれた声。
触れたように感じた熱。
好きだと言われたこと。
思い出した瞬間、 じわっと体温が上がった。
レトルトは無意識に布団をぎゅっと握る。
その後ろで、死神 が眠そうな声を漏らした。
『……おはよう、レトさん』
掠れた声。
まだ半分眠っているような
力の抜けた優しい声だった。
レトルトは布団を少しだけ引き上げ、
顔を隠す。
熱い。
恥ずかしくて、まともに振り返れない。
「……おはよう」
小さな声で返すと、
後ろで死神がくすっと笑った気配がした。
『なに照れてんの』
「う……うるさい」
レトルトは布団の中で眉を寄せる。
けれど、その声はどこか弱々しくて。
死神はそんな反応が嬉しいのか、 楽しそうにまた笑っていた。
レトルトは布団から抜け出すと、
逃げるように洗面所へ向かった。
冷たい水で顔の火照りを冷ますように勢いよく顔を洗う。
それでも、昨夜の熱はなかなか引いてくれない。
鏡に映る自分の顔は少し赤かった。
「……最悪や」
小さく呟きながら、 レトルトはいつものように仕事の準備を始める。
シャツを着て、髪を整えて、朝ごはんを用意する。
動き自体はいつも通り。
なのに――
どうしても死神の顔が見られない。
視界に入るだけで昨夜のことを思い出してしまってドキドキと 落ち着かなくなる。
死神はそんなレトルトの様子を見て、 くすくすと笑っていた。
『レトさん、ずっと俺から目逸らしてる』
楽しそうな声。
「うるさい」
レトルトは冷たく返すが、声が少し上ずる。
すると死神は、わざとらしくレトルトの前へ回り込んだ。
逃げ道を塞ぐようにレトルトの前に立ちはだかった。
『ねぇ、レトさん?』
赤い瞳が、じっと覗き込んでくる。
『ちゃんと俺の顔見て?』
その言葉に、レトルトの心臓がどくんと跳ねた。
視線がぶつかる。
昨夜、“好き”と言って笑った顔が頭をよぎって、 一気に耳まで熱くなる。
「……っ/////」
レトルトはたまらず顔を背けた。
(レトさん、かわいいなぁ)
死神はそんなレトルトの反応を見て、また楽しそうに笑っていた。
その日、仕事中もレトルトはずっと落ち着かなかった。
少し気を抜けば、昨夜のことを思い出してしまう。
耳元の声。
唇に残る熱。
優しく呼ばれた名前。
集中しようとしても、思考が散ってしまい
いつもなら定時より早く終わらせられる仕事も、 その日は珍しくギリギリまで時間がかかってしまった。
帰宅して、ご飯を食べて、シャワーを済ませる。
いつも通りの流れ。
髪を軽く拭きながら部屋へ戻ると、
死神はもうテレビの前の定位置に座っていた。
『レトさん!早くゲームしようぜ!』
赤い目がキラキラと輝いていた。
その顔を見ただけで レトルトの心臓がまた変に跳ねる。
昨夜のことが頭をよぎって、 耳まで熱くなった。
「……うるさい」
ぶっきらぼうに返しながら、
レトルトはコントローラーを手に取る。
そして、いつものようにゲームを始めた。
――が。
今日は全然だめだった。
操作ミス。
タイミングのズレ。
敵に突っ込んで即ゲームオーバー。
普段なら絶対にしないような失敗を連発する。
『もーーーー!!!!』
隣で死神が大声をあげた。
『レトさんのへたくそー! 今日全然だめじゃん!』
その言葉にレトルトの眉がぴくりと動いた。
そして次の瞬間。
「……誰のせいやと思ってんねん!」
思わず声を荒げる。
私は一瞬きょとんとしたあと、
ぶわっと笑い出した。
『あはは!やっぱ俺のこと意識してんじゃん!レトさん、かわいすぎ!』
「う、うるさい!!」
レトルトは真っ赤な顔のまま叫ぶ。
「今日はもうゲームしない!」
レトルトはそう言って、コントローラーを半ば投げるように置いた。
そして逃げる様にベッドへ向かい、
そのまま布団に潜り込んでしまった。
顔が熱い。
(隣にいるだけで調子が狂うのに、 ゲームなんてまともにできるわけないやん!!)
布団を頭まで被ろうとした、その時。
後ろから、ふわりと抱きしめられるような感覚がした。
触れられないはずなのに。
背中に重なる気配がレトルトの背中を伝ってくる。
『レトさん?』
耳元で死神が小さく囁く。
『今日はしないの?』
その言葉にレトルトの肩がびくっと震えた。
昨日の熱が、一瞬で蘇る。
「きょ、今日も……するの?」
振り向けないまま、 レトルトは耳まで真っ赤にして答えた。
『昨日のレトさん、すげぇエロかった』
「///////」
レトルトは布団をぎゅっと掴んだ。
『今日は、ゲームよりレトさんの方が気になるかも』
低く甘い声がレトルトの耳をくすぐった。
『俺、またレトさんの可愛い姿見たいなぁ』
誘うような声だった。
耳元で甘く囁かれるたび、 レトルトの身体が熱を持っていく。
『ねぇ、レトさん。 見せてよ』
その声にレトルトは逆らえなかった。
拒否したいのに、
身体はもう死神の声を待ってしまっている。
下半身がじくじくと疼く。
レトルトは小さく息を呑むと、
布団の中へ手を伸ばし 震える指でズボンを下ろした。
布団の中で、レトルトのモノは熱をもち
ゆっくりと形を変えていた。
昨日と同じように そこは苦しそうに脈打っている。
ぴくり、と小さく震える感覚に、
レトルトは枕へ顔を押しつけた。
(恥ずかしい。)
また、死神に見られている。
『ねぇ、布団の中じゃ見えないよ?』
耳元で死神が甘く囁く。
『どうなってるの? 教えて?』
レトルトはぎゅっと目を閉じたまま、
小さな声を落とした。
「……立ってる」
その答えに死神はくすりと笑う。
『ふーん』
意地悪そうな声。
『誰のこと考えて立ったの?』
その瞬間、 レトルトの肩がびくっと震えた。
(分かってるくせに。)
わざと聞いている。
レトルトは涙声のまま、
枕に顔を埋めて答えた。
「……キヨくんしか、いないやん……」
掠れた声。
「……意地悪」
欲しかった答えを もらえたみたいに死神は嬉しそうに目を細めた。
『レトさん、ごめんね。でも、 レトさんの泣き顔、すげぇ興奮する』
耳元で甘く囁かれて、
レトルトの肩がびくりと震える。
『……ねぇ、俺の事もっと欲しがれよ』
その声は優しいのに 逃がしてくれない。
そして、死神はそっとレトルトの頬へ顔を寄せた。
ふわり。
唇が触れたような感覚。
温かくて、くすぐったくて、
でも確かに“触れられた”と思った。
ゆっくりと振り返ると、死神と 向き合った。
近い。
赤い瞳がすぐ目の前にある。
薄暗い部屋の中で、その目だけが熱を持っているみたいだった。
レトルトの胸がどくどくと鳴る。
逃げたいのに 目を逸らしたくない。
死神はそんなレトルトを見つめながら、
優しく髪を撫でるような仕草をした。
実際には触れていないはずなのに、 レトルトは確かにその感覚を感じていた。
『レトさんの感じてる顔、見せて?』
甘く囁く死神の声に犯されていく。
『……ほら、触って』
その声だけで、
レトルトの身体は敏感に反応してしまう。
熱を持ったそこはさらに脈打って、
レトルトは苦しそうに息を吐いた。
震える手を伸ばして、自分に触れる。
少しだけ力を込めて握ると、
ぞくりとした快感が背筋を走った。
「っ……ぁ……♡」
思わず甘い声が漏れる。
キヨはその声を聞いて、 嬉しそうに目を細めた。
『……かわいい』
優しく囁かれて、
レトルトは恥ずかしそうに顔を伏せた。
「ん、………ふ、、ふ……んんっ♡」
布団の中で扱く手に力が入り、昨日よりも
甘い声でレトルトは鳴いていた。
レトルトは顔を伏せたまま荒い呼吸を繰り返し
死神の熱く拒否を許さない視線に犯されて。
胸の奥が熱くて、苦しくて、
何を考えても死神の事しか浮かばなかった。
「あっ♡はぁっ♡……キヨくん♡」
気づけば、名前が口から零れていた。
レトルトの腰は手の動きに合わせて微かに動き始め、
「……んは、ぁ////はっぁ♡はぁ……ぁ゛♡キ、ヨっ、ふ……♡」
快感に声を抑えられず涎を垂らしながら
死神の名前を呼んでいた。
『レトさん、腰揺れてる。変態じゃん』
「やっ…♡////へ、んた、ぃ…じゃ、な♡」
『……エロすぎるだろ。これ以上見てたら、俺の方がおかしくなりそう…』
思わず死神は小さく呟いた。
赤く染まった頬。
潤んだ瞳。
乱れた呼吸。
その姿に、ぞくり、と背中が震えた。
死神はふいに布団の中へ潜り込んだ。
「き!? キヨくん!?」
突然の行動にレトルトは驚いたが、手は止まらない。
『レトさん、そのまま…触ってて』
潜り込んだ死神がレトルトが握っていたモノを咥える様な感覚にレトルトは背中を大きくのけぞらせた。
「っあぁ…!!キヨくん♡/////あぁ!///
んぁああぁ♡♡うぅ…っだめぇ♡♡そんなとこ、ダメ….だよぉ♡/////」
ヌルヌルと舐めまわされるような感覚にますます声を抑えられないレトルト。
死神の口内を犯すように腰がヘコヘコと動いてしまう。
『….んっ。んぐっ…。はぁ、レトさん…』
布団の中から死神の苦しそうな嬉しそうな声が聞こえる。
「んぁ…んっ…♡/////んふぅ……キヨ、く。
もっと強くぅ…っあぁぁ♡♡ 」
『んぐっ…んちゅ……ぅ…レトさん、そんなにぃ…がっつくなっ…てぇ。 んぁあぁ…』
下から上へぬるぅっと舐め上げられているような感覚が 堪らなく気持ちよくて、レトルトはびくびくっと体を震わせる。
『レトさん、先っぽ好きなんだよね?』
死神は先の方を舐め始めた。
「うぅんっ…♡ちょっ、まっ…はぁぁんっ…♡だめえぇぇ……!」
レトルトは腰をがくつかせながら苦悶の表情を浮かべ、 ぐちゃぐちゃに舐め上げられ狂いそうな快感にレトルトの思考は完全に飛んでいた。
「はあんっ…!あぁぁッ♡♡あうぅぅっ////んぅっ…やばぁっ…きよ、もっとぉ♡////…」
『ん……きもちいい?』
「あぁっ…きもち、い♡♡ はぁぁんっ////…」
快感で身体中が痺れ、レトルトは絶頂へと向かっていく。
「んはぁ…♡ちょっ…あぁん…もぉだめッ…はなし、てっ……イ、くぅ////あぁぁっ……っ」
『….イけよ』
死神の一声にレトルトは赤く染め上げた顔をくしゃくしゃに歪め体をびくつかせて、呆気なく果ててしまった。
ビクビクと震えるレトルトの体をそっと撫でて
死神はもぞもぞと布団の中から顔を出した。
暗かった視界の先にいたのは、静かに眠るレトルト。
先程までの狂おしい快感で真っ赤になった顔でレトルトは目を閉じていた。
規則正しい寝息。
力の抜けた表情。
『……気絶、しちゃったか』
小さく呟いて、ふっと笑った。
『ちょっとレトさんには刺激強すぎたかなぁ』
いつものように軽口を叩くが、 その声はどこか優しかった。
死神は眠るレトルトをじっと見つめる。
普段なら絶対に見せない無防備な顔。
(こんな顔、自分しか知らないんだ。)
そう思った瞬間、胸の奥がくすぐったくなった。
『….レトさん、好きだよ。ずっと一緒にいたい』
死神はレトルトの頬を優しく撫でた。
レトルトの命の期限はもう残りわずか。
楽しい時間が増えるほど、
好きだと思うほど、
終わりが近づいていることを死神は忘れられなくなっていた。
そして、そっと身をかがめる。
額へふわりと触れるようなキスを落として、小さく笑った。
『おやすみ、レトさん。』
続く
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