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あいつに嘘をついてから数日、飽きられたかと思い、安心していた
r「ぺいん〜、一緒に遊ぼ〜!!」
…..はずだった
p「らだおってさ、なんで俺に執着するの?」
r「べつに〜?気が合いそうだからかなぁ、」
あの日、嘘をついてからより会話や接触が増えた、
r「それに、ぺいんβでしょ?なら俺がどれだけくっついたりしても問題ないわけじゃん?」
p「そ、それはそうだけど……」
r「なら問題ない!」
p(なんか思ってたのと違うんだよなぁ)
p(ぶっちゃけ俺Ωだから、αのらだおが近くにいてヒートが起きないか心配していたけど今の所それとなく変化はないんだよな)
そう思い、自分の手をグーにして手を戻してまたグーにする行動を繰り返す、
r「なんでそんなに拳を握るの?」
p「あ、いや、ちょっと手が痛いなって思って、」
r「大丈夫?保健室行く?」
p「あぁ、気にしないで」
らだおはこう見えて結構心配症だ、最初の頃はみんなに囲まれたりしていて人気者だったのに、友達との予定などをけって俺に執着する
キーンコーンカーンコーン
こうしたたわいも無い話をしていつものように昼休みが終わる、
今日の5時間目は委員会をきめるらしい
p(委員会かぁ、….放送委員会になりたいな)
自分は人とのコミュニケーションが苦手なのでひとりで喋る放送委員会がいちばん気楽なのだ
p(でも、お昼ご飯を食べる時に1体1で食べなきゃ行けないんだよな)
この学校では、お昼の放送の時にだけ1体1で食べなければいけないという決まりがある
p(お昼の放送だけ乗り切ればなんとか行けるでしょ)
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委員会
先「はい、ではぺいんさんどうぞ」
放送委員になるためにはオーディションがある
自分は滑舌などには自信がないが、声の明るさは結構自信がある
p「…これからお昼の放送を始めます。〜〜〜〜〜〜〜…….」
全員のオーディションがおわった
先「オーディションに受かったひとはここに名前が乗ってるからな〜」
p(自分の名前…..自分の名前….!)
p・r「あったァ〜!」
p「え?」
r「あ!」
r「ぺいんも放送委員会のオーディション受けたの?!」
p「う、うん」
r「じゃあ、俺たち3年間同じ委員会だね」))ニッコリ
p(嘘だろぉぉぉー)
先「はいっ、じゃあ、受かったひとは明日の昼休みここにまた集まって誰がどこの役割をするか決めてください」
p(らだおと一緒の役割にはなりませんように)
俺は祈った