私はあれから30分ほど、康二くんに抱きついていたらしい。
それでも康二くんは何一つ文句を言わずに私が泣き止むのを待っててくれた。優しかった。温かかった。私あなたのこと好きになってもいいかな?
でも、やっぱり翔太くんのことが忘れられない。
康二『○○ちゃん?どしたん?翔太くんのこと考えとったん?』
○○『ううん。違うよ。恋のこと。』
康二『へぇ〜…』
康二くんも好きな人とかいるのかな?
○○『康二くんって好きな人いるの?』
康二『今はおらんで!っていうか翔太くんにつくんなって言われた!w』
笑いながらそういう彼は、子犬のように可愛かった。
私たちはそれから沢山話した。
下の階からあなたが来ていることも知らずに…
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