トコヤミ「ホークス、なぜ電話に出てくれなかったんだ」
ケイゴ「大人の事情ってやつばい〜許して常闇くん〜♡」
トコヤミ「俺がどれほど心配したのか知らないだろ…」
ケイゴ「ごめんね〜ほんとッ☆」
トコヤミ「はぁ〜…あなたって人は…」
ケイゴ「まあまあ常闇くん、ここは一杯。」
常闇くんの肩を組み、クックッとお酒を飲む動作をしながら言う啓悟くん。
トコヤミ「いやっ…俺は…」
そこに。
ケイゴ「あっ!イレイザーヘッドさんっ」
やあっと手を挙げ言う啓悟くん。
相澤先生「こら!ホークス!うちの生徒に酒など勧めるな!」
ケイゴ「すいませんセンセ〜(てへぺろ)」
エンデヴァー「焦凍には勧めるなよ」
相澤先生「はぁ…」
ジーニスト「全くだ」
トコヤミ「(ホークスがいると場が賑やかに…)」
______
啓悟くんはエンデヴァーさんたちとわいわい話してる。
のを遠目に
私は、ご飯を物色してる。
料理は私を含め何人かでご飯を部屋で作って
持ってきてたり
出前やピザを頼んで机に並んでいる。
さっきから麻婆豆腐をパクパク食べてる。
なんだか妊娠中って辛いものほしくならない?
(たぶんあんまり食べちゃダメなんだと思うけど)
『うますぎかよ…』
誰が作ったんだ。
これは、市販の麻婆豆腐の素を使った味ではないんよ…。
絶対これは1から作ったタイプの麻婆豆腐なんだよ…
うますぎる…どうやって作るんだ麻婆豆腐の素を使う以外に…←
『おかわりしちゃえ……』
おかわりをしようとすると、
隣にいた瀬呂くんが私を見て
セロ「美姫さん、その麻婆豆腐、爆豪が作ったらしいですよ〜」
と。
『ええ!?そーなの!?』
セロ「超うまいっしょ?あいつ林間学校の時も料理上手でさ!包丁さばきがもうプロよっ」
ニシシと笑いながら言う瀬呂くん。
『まじか…たしかに、私が悪阻で酷かった時おいしい雑炊作ってくれたわそういえば』
そう、私が言うと
セロ・キリシマ・カミナリ「ええっ!?」
と近くにいた方々が驚く。
驚きすぎだね?
『部屋で作ってくれたんだ〜美味しかったなぁ』
ふふふと微笑みながら言う。
セロ・キリシマ・カミナリ「えええええー!?」
リアクション芸人かよってくらい、反応してくれるね?w
切島くんが隣に座ってるかっちゃんに
キリシマ「爆豪、まじかお前〜ッ!超いいやつじゃんっ!」
と肩を組みながら言う。
と
バクゴウ「離れろ切島コラァ!飯が食いずれぇだろが!」
といつものように理不尽に怒鳴る。
もうA組のみんなは慣れっこなのかな?
切島くんはパッと離れ
キリシマ「ははっ、すまん爆豪!美姫さんがお前の料理美味しいってよ!よかったな!」
そう言うと
かっちゃんは私の方をじっと見る。
バクゴウ「…」
何か言いたげな。
『ん?かっちゃんどうしたの?』
そう言うと
バクゴウ「もう、悪阻大丈夫なンか」
と。
『うん!もう安定期に入ったみたいで全然!』
バクゴウ「…そんな辛いものばっか食べて大丈夫なのかよ」
口をとがらせながら、目を逸らして言う。
心配…してくれてるのかな?
なんでこんなに心配するのにもツンツンしてるの!?
素直に心配だったって言えばいいのにw
『ふふ、大丈夫だよ、辛い食べ物好きなんだ〜』
と笑うと
バクゴウ「あれ作ったん美姫か?」
と。
私の作ったヤンニョムチキンを指さす。
ヤンニョムチキンめっちゃおいしいよねぇすき。
『そうだよ〜!食べてくれた?』
キリシマ「美味かったっす!」
カミナリ「俺ちょっと辛かったかもww」
セロ「俺も食べたけどおいしかったっす!」
みんな感想を言ってくれる中
かっちゃんは、黙り
私を見て
バクゴウ「…今度、レシピ教えろ」
とだけ言って、何個かヤンニョムチキンをとってガブッとかじる。
美味しいって言えばいいのに!!ww
ツンデレだなぁ
かあいいね?
『ふふ、美味しいって素直に言えよぉ〜』
と私はかっちゃんの隣にポスンと座り言うと
バクゴウ「うっせーわ!近づくんじゃねぇ!ヘラ鳥に怒られても知らんぞ!」
照れちゃって〜かあいい。
『かっちゃんの麻婆豆腐も美味しかったよ』
そう言ってかっちゃんの方を見て微笑むと
バクゴウ「なっ///」
と、違う方を向く。
ん〜なになに。
私はおかわりしてお皿に入れた麻婆豆腐を
パクっと食べながら…
『モグモグ…うんっ!ほんとおいしい!』
そして
『また、レシピ教えてねっ』
と笑う。
と
その場にお花が咲き乱れた🌸🌸🌸🌸
キリシマ・カミナリ・セロ「(天使や…)」
爆豪「っ////わーったよ!!」
と
ほわほわした空気の中、
ショート「なぁ、爆豪。」
焦凍くんが話しかけてきた。
バクゴウ「チッなんだ半分野郎!!!」
キリシマ「タイミングわりーなww」
セロ「どんまーいかっちゃーん」
バクゴウ「うっせー!かっちゃん言うんじゃねぇ!」
カミナリ「wwwwww」
ショート「すまん、爆豪、タイミング悪かったんなら出直す」
バクゴウ「気ぃ使んじゃねぇ!用件はよ言えやァ!」
理不尽www
ショート「よかった、爆豪。
この…麻婆豆腐。お前か?」
バクゴウ「それがどうしたァ!」
ショート「姉さんの…味がする」
そう言った時
デク「かっちゃんが、エンデヴァーさんが家に招待してくれた後レシピ聞いてたんだよ〜へへ〜おいしいよね」
もぐもぐとご飯を食べながら出久くんが。
かあいいね?
そしてかっちゃんは、フンっと鼻で笑い
バクゴウ「当たり前だ」
と満更でもない顔で言う。
かあいいね?
と
バンッバンッ
キリシマ「素直にありがとうって言えよ爆豪ww」
と背中を叩きながら言う切島くん。
デク「ちょっ!かっちゃん怒っちゃうよ!」
バクゴウ「うっせぇ!だまれ デッ…いずくぅ!」
え?
デク「もう〜だからデクのまんまでいいってばァ」
バクゴウ「うっせ俺が決めたんだから呼ぶんだよ」
えっえっ、ちょっとまって。
『えっ、かっちゃん出久くんの事名前で呼べるようになったの!?』
そう、私が聞くと
みんながニヤニヤとする。
デク「そうみたい…かっちゃんが僕を雄英に連れ戻しに来てくれた時、今までの事…色々ごめんって謝ってくれて…それから、だよね?かっちゃん」
バクゴウ「ッチ…」
そうなんだ…
出久くんとかっちゃんの関係は今までよりも、より深いものになったんだね。
出久くんは手をブンブンと振り
デク「でっでも…僕は全然今までと同じようにデクって呼んでいいよって言ってるんだけどね!」
と。
『かっちゃん言い慣れてなくて緊張してるのかもね』
バクゴウ「誰がてめぇなんかに緊張するかよ」
『ふふ、またまたぁ』
素直じゃないなぁ。
そして、こうも思う。
『かっちゃんは…ほんとは繊細で優しい人だから…』
デク「うん…」
『だから…許してあげてね?』
デク「うんっ!…でも僕は全然怒ってたとかなんにもなかったんだけど突然かっちゃんが…」
バクゴウ「うるせぇ!黙っててめぇは謝られてろ!」
デク「はぃいいい!」
あはは、りふじーん!と切島くんたちに
出久くんは絡まれてる。
そんな中、
隣にいる、かっちゃんが私の方を見て
バクゴウ「優しくすんのはてめぇだけだかンな…///」
と照れながら言う。
『えっ…?』
それはどういう意味…?
聞き返すと
バクゴウ「二度と言わねー」
と私の頭をクシャクシャっと撫でた。
その時。
「爆豪くん、俺の美姫さんに触らないでくださ〜〜〜い」
ピッ!
と赤い羽根がwww
『啓悟くん!?』
「はいはーい取り締まり取り締まり〜〜!」
と啓悟くんが私を座ってるソファーの後ろからギュッと抱きしめる。
バクゴウ「チッ」
と舌打ちするかっちゃんでした☆
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