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摩沙美…
「早く開けてよ!」
「お母さんの形見分けしたから」
未だか?…ちょっと待って移動したら、
万梨子と義父が開けろよ仁、
「何ですか?…」
「あずみちゃんにあげてよね笑っ」
ぬいぐるみ?…
ぬいぐるみのポシェットが詰まってた。
何だろう…
「万梨子、何が入ってるんだ?…」
何だろうね…
「封筒、通帳、これは?…」
お父さんが開いた。
ー圭介さんへ、もしも私が何かあったら、万梨子の学校、大学に行くなら、使ってください…それから摩沙美の子供に尽くしてくださいね…あなた愛してる…ー
お父さん?…
ドアを開けた仁が
「親父、それどこにあった!」
「何するんだ!」
お義兄さん…
私はぬいぐるみを持ち、
「万梨子、渡すな!」
お姉ちゃん~!
「どうしたのよ!」
お義兄さんがナイフ持ってたよ!
え?…
バタバタ!
衣裳ケースを持ち
「仁さんー!!」
摩沙美~!退けろって!」
何してるのよ?…お父さん逃げてよ!
「私の父に何するのよ!」
「ダメ!!」
摩沙美?…
血がついた手を仁を捕まえた…
くそ力放せよ!…
影から人が出てきた!
腕を掴んだ相手、
「城山仁さんあなたを逮捕する!」
「田村さん…君、やっぱり警察の人間か」
《城山摩沙美さんが刺された応援お願いいたします!》
《田村部長助かりました至急いかせます》
桜井さんー!!摩沙美さんが刺された!
「何ごとだ?…」
隣の住宅から出てきた!
早川さんの娘婿が
どうした?…」
おふくろさん~!救急車呼べー!
恭介、
駆けつけたおばちゃんが
携帯電話を持ってきた。
息子に嫌な顔をされた…
救急車より警察がやって来た。
如月刑事…
田村部長、
押さえつけてた城山仁を手渡した。
「離せよ!」
手錠をかけられた
「この男が姉を殺したんだよな!…嫁まで殺そうとした。」
嫁?…
「桜井さんの娘さんですよ!救急車を至急頼みたい」
ワゴン車ですが良い。
「桜井さんの車お借りします…」
「ああ、摩沙美を助けて欲しい」
「桜井さんも腕から血が流れてます!…」
万梨子は?…
エエーンエエーンエエーン
万梨子~!
「お父さん…血が出てるよ!」
「お前が怪我してないか…」
大丈夫よ…
城山先生がお母さんを殺したの?…
「未だ分からないよ…摩沙美が大事だって言われた」
救急車が到着した。
連絡を聞きつけた。刑事が乗ってきた。
「桜井圭介さん、万梨子さん警察に同行お願いいたします…」
おい!乗れるか?…桜井圭介まで怪我してるから!お嬢さんこちらに乗ってください。
早川さんのおばちゃんが
万梨子ちゃん…
「大丈夫だから笑っ」
急げ~!
田村部長こちらへどうぞ…
俺は車があるから行くよ。
おい!こら!捕まった新井亘を利用しただろ…
「してないって!」
如月刑事、あまり荒くするなよ。壁を見た。
舅がいたな…部長すまない…
あんた桜井万梨子の教師だっただろ…
ちょっと待って城山仁、先月で辞めてた。
はぁ?…嫁がいるのにか?嫁にまで手をかけたよな?…
摩沙美がいうこと聞かなかったから…
パタパタ。桜井さん摩沙美さんが気がついたよ!…
「お父さん行く?」
神木刑事がかけよって、
如月?…ちょっと
「なんだ…」
「城山の嫁が眼を覚ました。話し聞くか…」
未だ後でだろ…
警察病院の病室で
「お父さん…ごめん…あの人借金してたのよ」
「え?…城山が借金」
「私が母に聞いてみたらって話した。城山のお義母さんが
仁が最近落ち着かないからって私に相談して来たのね…」
歪み顔を見せた
摩沙美無理に話すな…
あずみを見てくれなくて、たまに帰らなくて…
眠い…万梨子…お父さん頼むね…
お姉ちゃん…
眼を閉じた…
「摩沙美…?」
「万梨子看護士呼んでくれないか…」
コールを押した
看護士さんー!!
バタバタ、
城山さん?起きなさい!先生~!
刑事部長の中森さんが見えた。
ちょっと出て貰えますか…
私、お父さんが出された。
カーテンを閉められた。
おい!…城山摩沙美起きろ!…
薄目を開けて、すみませんでした…刑事さん
眼を閉じた。
田村~!
呼ばれた。
刑事達が、
桜井さんを呼べー
良いですか…
お前部長だろ…しっかりしろよ!
旦那に刺されて亡くなったらお前の姉さんに申し訳ないだろ…
「桜井さんー!!万梨子さん、中に入ってください!」
城山摩沙美さんが亡くなりました、たった今…
「え…摩沙美…」
お姉ちゃんー!!やだよ!お母さんのところにいかないで…グスッ
アッアッ摩沙美…
内線がなった。
受話器を持ち
〃如月聞こえるか…城山罪重くなった、嫁が亡くなったよ…〃
え…
城山?…お前の嫁が死んだ…
摩沙美が…
嘘だ!…
「立ち上がるな!」
「殺人容疑で逮捕する!」
「摩沙美ー!!万梨子!」
お父さん…
万梨子…
抱きしめた親子を見つめてた田村真哉部長、涙が流れてた