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北斗「おはよぉ」
優吾「おはよ。樹は?」
北斗「ここだよ」
優吾「おんぶしてきてくれたの?」
北斗「おんぶ〜っていうから」
優吾「ありがと」
北斗「樹。着いたよ」
樹「北斗なんかしんどい」
北斗「しんどいの?」
樹「うん」
北斗「優吾お兄ちゃんに言おうか?」
樹「うん」
北斗「優吾お兄ちゃん!樹がしんどいからって離れない」
優吾「大丈夫?樹」
樹「今は」
優吾「どこがしんどいの?」
樹「頭」
優吾「樹は学校休みしよ」
北斗「ベットで寝る?ソファーで寝る?」
樹「ソファーで寝る」
北斗「じゃあソファーに下ろすから寝ててね」
樹「うん」
優吾「熱は?」
樹「38.0」
優吾「熱もあるのかー」
樹「樹病院嫌だ」
優吾「怖いよね」
北斗が病院で点滴をして入院をしたことがあるからそこれがトラウマになって病院が怖くなった樹。
北斗「優吾お兄ちゃん!遅刻する!」
優吾「だから早く起きてっていったじゃん」
北斗「送って〜」
優吾「分かったよ。樹ちょっとお留守番ね」
樹「は〜い」
北斗「早く元気になってね( T_T)\(^-^ )」
樹「うん!」
北斗「行ってきます」
樹「いってらっしゃい」
優吾「ただいま。樹どう?」
樹「ちょっとマシかな」
優吾「病院行かない?」
樹「怖いから嫌だ」
優吾「北斗がショック受けてたよ」
樹「なんで?」
優吾「僕のせいで樹が病院にいけなくなった〜って」
樹「やっぱり行く!」
優吾「行こっか」
プルプル
樹「お兄ちゃん!電話!」
優吾「もしもし」
先生「こんにちは。北斗くんのお兄様でしょうか?」
優吾「はい」
先生「北斗くんが体育中に倒れてしまって保健室で寝ているのですが結構顔色が悪いのでお迎えに来てもらえないでしょうか?」
優吾「北斗が倒れた?!」
先生「はい。ランドセルの中に樹くんの連絡帳も入れているのでよろしくおねがいします」
優吾「すぐ行きます」
ガチャ
樹「北斗倒れたの?」
優吾「うん。だから早く行ってくる。待っててね」
車
北斗「優吾お兄ちゃん。ごめんね」
優吾「どうしたの?」
北斗「何か、急に息ができなくて」
優吾「どうして?」
北斗「わかんない」
優吾「病院行く?」
北斗「樹は?」
優吾「まだ行ってない」
北斗「樹と行く」
優吾「分かった」
優吾「北斗、待っててね」
優吾「樹!」
樹「なに?」
優吾「病院行こっか」
樹「北斗は?」
優吾「北斗も念の為病院行く」
樹「分かった」
樹「北斗大丈夫?」
北斗「今は」
樹「どうして倒れちゃったの?」
北斗「急に息ができなくて」
樹「大丈夫!?」
病院
先生「樹くんはストレス、北斗くんは寝不足だと思います」
優吾「ありがとうございました」
先生「ゆっくりお休みください」
部屋
優吾「ストレスだって」
樹「ストレス…」
北斗「樹?」
樹「心配しないで。北斗のせいじゃないから」
北斗「うん…」
樹「北斗は?」
優吾「寝不足」
北斗「僕はね、最近寝れてないの」
樹「確かに」
北斗「寝不足かもしれない」
優吾「不安なことあるの?」
北斗「いや」
優吾「言ってね」
北斗「うん」