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営業部から戻る途中、総務課の前を通る時に佐藤さんに呼び止められた。



ちょっと前

営業部のフロアーに入ると宮澤とかいう例の彼女コピー機を操作していた。

私の姿を見ると挑むような視線を投げてきたが、彼女を目の端にだけ映しスルーをした。先ほどの二人から給湯室での事を聞いたらどうなるだろう・・・私には関係ないけど

それ以上に彼女に作り話を吹き込んだ佐藤さんの存在が気持ち悪い。

そんなことをして何が楽しいのか・・・

小説で主人公をいびる悪役として読者として見るなら面白いが、当時者だとぜんぜん面白くない。


そんなことを考えていた所に噂の主からの呼びかけである。

嫌な気しかしない。




「何か?」


「デキる女はすごいわね、二股?」


佐藤さん以外は気まずそうにパソコン画面を見ていたり、なにかしらの書類を見ている・・・たぶん関わりたくなくての“フリ”だと思うけど。

「何の事かわかりません、失礼します」


「え~だって営業の北山くんと付き合ってるクセに大島君と隠れてデートしてたでしょ。見ちゃったのよね~しらばっくれてもダメだから」



一番面倒くさい人に知られるとか、見られてしまったのは私の落ち度だった。

だとしてもそれがどうした?


「佐藤さんにはまったく関係のないことですよね?」


「やだっ、開き直り?」


「佐藤さんが事実無根の噂を流してると、営業部で聞きました。ここは会社です、わきまえて下さい」


佐藤さんの顔色が真っ赤に染まっていく

「男にだらしない人が常務の秘書とか品性が疑われるでしょ、私はそれをあなたに教えてるの」

フロアー内に荒い言葉が響く。


なに言ってんの???


「どうしました?氷河期みたいですよ」

空気も人も凍りついているところに賢一がのんきな一言を吐いた。

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