妄想がはかどりすぎた。
nmmn、BL
付き合ってるlrib
にじGTA軸
メカニックの仕事が終わり、家に帰ろうとしていたところに電話の音が鳴り響く。
メカニックのアカウントで営業終了をポストしたばかりだったので申し訳なく思ったが
ここで俺が営業すると後々従業員にそういう客が増えるかもしれない。
と、従業員を言い訳に使い電話を切ろうとスマホを取り出したが思いがけない人物に思わず目を見開く。
あいつも忙しい立場だし電話くらいなら相手してやるか、と緑のボタンをタップする。
「もしもし~?」
『あ、もしもし~メカニックの社長さんですか~?』
「メカニックはもう営業時間終了してるので切りますね~」
『ええええ?さすがにじゃない?』
「声でか。…署長さんが何の用ですか?」
ため息を一つつき話を聞く。
『マジで頼む!ここまで出張お願い…!』
「ヤダ」
『拒否るマ?イブぅぅ頼む!可愛い年下彼氏からのお願いじゃん!』
「えぇ…」
『こんどイチゴのパフェおごるから!』
「しかたないな…」
『え、イチゴパフェで釣れるんだ』
「まぁ、ロレだし…そのかわり一緒にカフェ行けよ!」
『イブからのデートのお誘いって…珍しッ!』
「行かない?」
『行くに決まってる?』
「はーい…今から行くから待ってて」
『ずっと待ってるよ♡』
「キツ」
『彼氏に向かってそれはn』
何か言っている途中だったが電話を切る。
そのまま家に帰るだろうし自家用車のトランクに必要そうな物を入れ出発する。
ローレンside
イブを待ちながらスマホをいじっていると、車の走行音が鳴る。
「ごめん。待った?」
「別にそんなだったよ?イブも遅くまでありがとね~」
「思って無いだろ。これ直せばいいの?」
「うん。お願い」
車から降り俺の車を点検するイブラヒムに向かってカメラのシャッターを切る。
「おい。何撮ってんの」
「いいじゃん…俺、イブが仕事してるの好きなんだよね」
「…何言ってんの…」
そう言いそっぽを向いたイブラヒムの耳が赤くなっていることに気づき愛おしさで胸がいっぱいになる。
「…これで終わりかな?」
「うわー!ガチでありがとうイブ!イブがいなかったら野宿することになってたわ」
「まぁ、仕事なんで∼」
「彼氏だからじゃなくて?」
「…ちょっとくらいはある」
「かわい~ねッ」
「うるさっ…今日は仕事終わりなの?」
「うん。疲れた~」
「お疲れ」
「がちで疲れたわ…イブ家来ん?」
「疲れてるんじゃねえの…?」
「めっちゃ疲れたからイブで癒される」
「あっそ…何時くらいに行けばいいの」
冷たく言葉を返されるが照れ隠しだと知っているからこそ愛らしく感じる。
「今すぐ来て!」
「は?えっ、ちょっと、まっ!」
驚いているイブラヒムを姫抱きし車に乗せ家へと向かう。
「ろれ?ちょっと、俺の車どうすんの?!」
「神が戻してくれるから大丈夫…それより、今日は手加減できんかもだから」
「ふぇっ⁉」
イブラヒムが顔を真っ赤にあたふたとしているのを横目で眺める。
最近全く会えず、ソウイウ事も全くできなかったから今日くらいは寂しさを感じさせないようたっぷりと愛してやろう。
安全に。でも一刻も早く家に着くようにスピードを出した。
コメント
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えしぬほどすきですあいしてますほんとになんかもうほんとありがとうございます🥲︎🥲︎🥲︎🥲︎🥲︎