テラーノベル
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第3話 名前を呼ばれるたびに
DMを開いた陽葵は、少し緊張しながら画面を見つめていた。
今までコメント欄で話していただけなのに、DMになると少しだけ特別な感じがする。
通知が届いた。
塁「改めて、よろしくね。マリさん」
陽葵「こちらこそ、よろしくお願いします😊」
塁「そういえば、マリさんって本名?」
陽葵は少し考えてから返信する。
陽葵「ううん、SNS用の名前だよ!」
塁「そっか。じゃあ、本当の名前は?」
一瞬、陽葵の指が止まった。
まだ知り合ったばかり。
でも、なぜか塁には教えてもいい気がした。
陽葵「陽葵っていうの」
塁「陽葵ちゃん?」
画面に表示された文字を見て、陽葵の頬が少し熱くなる。
陽葵「……ちゃん付けなんだ笑」
塁「嫌だった?」
陽葵「ううん。なんか新鮮かも😊」
少し間が空く。
そして――
塁「じゃあ、俺のことも塁って呼んで」
陽葵はその名前を画面に打ち込む。
陽葵「塁くん」
送信。
たった四文字。
なのに、送った瞬間に心臓が少しだけ速くなった。
塁「うん。それがいい」
その夜、二人は好きな映画の話をしたり、最近ハマっていることを話したりした。
まだ出会ったばかり。
だけど、少しずつお互いのことを知っていく。
陽葵はスマホを握りながら思った。
――もっと、この人と話していたい。
SNSで偶然見つけた一人の人。
その存在が、少しずつ特別になり始めていた。
ミリス
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脳てゃ
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コメント
1件
第3話、読み終えたよ〜!!🌸 DMでのやり取り、すごくドキドキした!「陽葵ちゃん」って呼ばれた時の照れとか、「塁くん」って送った後に心臓が速くなる感じ、めっちゃわかる〜😭💕 まだ出会ったばかりなのに、特別な存在になっていく過程が丁寧に描かれててエモすぎる…!続きが気になるよ〜!