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誰か!!亮平くんを助けて😭
🖤サイド
🖤「暇すぎる…、」
亮平くんが一時帰宅して5日がだった。
元々サッカーばっかりやっていたから他にやることが全くない。
🖤「亮平くん、元気かな…。」
やっぱり、考えるのは亮平くんのこと。
気分転換に散歩でもしようかな…。
そう思って家から出た。
🖤「はぁ…。」
こう考えるとすっかり亮平くんは俺の生活の中の一部になっていたんだと感じる。
ドンッ
そんなことを考えながら歩いていると人とぶつかってしまった。
?「ごめんなさい、大丈夫ですか…?」
🖤「全然大丈夫…え…?」
💚「あ…。」
そこにいたのは亮平くんだった。
🖤「な、んで…」
💚「なんでってここ、家だから。」
と言って指を指したのは俺の住んでるマンション。
💚「蓮くんこそなんで…」
🖤「俺もここ住んでるんだけど。」
こんな偶然なんてあるんだ…。
💚「本当に?笑」
🖤「うん、本当に。」
💚「こんなことってあるんだね。」
そうやって亮平くんは嬉しそうに笑う。
ただ、その笑顔が無理しているように見えた。
🖤「…部屋まで送ってくよ。」
💚「蓮くん用事があるんじゃ…」
🖤「気にしないで、散歩してただけだから。」
💚「大丈夫だよ…そんなに遠くないし。」
🖤「あ、ちょっと!」
💚「…っ!フラッ」
🖤「危なっ!」
立ちあがろうとしてよろけた亮平くんを咄嗟に支える。
💚「ごめっ…ゴホッゴホッ」
🖤「もう、無理しないでよ…。」
💚「ごめんね…薬飲めば大丈夫だから。」
🖤「すぐ謝らないの。部屋行くよ。ヒョイッ」
軽すぎる亮平くんを抱きかかえる。
これだから亮平くんのこと放って置けない。
………………………………………
💚「ただいま…。」
🖤「お邪魔します。」
💜「亮平おかえりっ…目黒くん!?」
あのまま部屋に連れて行って流れで家にあげてもらうことになった。
🖤「なんで、深澤先生が…。」
💜「ここ、家だから。」
なんかさっき聞いたようなセリフだな。
🖤「意味わかんない…。」
💜「まぁまぁ、あとで説明するから。笑」
💚「…。」
亮平くん、なんかぼーっとしてる…?
大丈夫かな…。
🖤「亮平くん…?やっぱり、しんどい?」
💚「…ん、大丈夫だよ?」
亮平くんの大丈夫は大丈夫じゃない。
💜「しんどいなら、薬飲んで横になっときなよ。」
💚「う、ん…。」
そのまま、亮平くんはキッチンの方に向かって行った。
🖤「で、深澤先生はなんで亮平くんと一緒に…?」
💜「あ〜、それはねぇ…」
深澤先生が話し出した時。
ガシャンッ ドサッ
💜&🖤「…!」
キッチンの方からガラスが割れたような音がした。