リクエストです!!
大好きなかさねちゃんからの!
私が書いて欲しいお話書いてくれたから
そのお返しで書きます!!
それでは本編どーぞ!!!
わんく
ut side
ut「…頑張んなきゃ」
俺は、ある戦争で片目を怪我した。
その分、戦争では指示役なのに、
全然役に立てないし、
片目が見えないせいで
日々、みんなに迷惑をかけるばかり。
もうみんなには…
ut「迷惑かけたくあらへん…」
だから、役に立てない分、書類やったり、
細かく監視カメラを確認して、
敵国の情報を少しでもゲットできるよう、
ハッキングをする。
みんなに、心配も迷惑もかけたくない。
あいつらは優しいから、
すぐに心配してくれる。
でも、それに甘えてたら、みんなに迷惑が
かかってしまう。だから…
俺がやらなきゃいけない。
ut「がんばろ」
____________
rbr side
最近大先生が無理をする。
rbr「大先生、少し休んでや…?」
ut「”僕”は大丈夫やで?」
rbr「…」
大先生は、嘘を付く時にいつも
一人称が俺から僕に変わる。
これは多分俺しか気づいていないと思う。
いや、もしかしたら気づいてるかもだけど
あいつらは口には出さない。
てか…あいつら全員ため込むしな…
大先生なんか、特に。トントンもやけど。
でも今は大先生の方が溜め込んでる。
理由はきっと、片目の怪我。
それが原因で今は大先生はあまり片目が
見えないらしい。
これはペ神が言ってたことだけど、
ある程度月日が経てば前より視力は
落ちるけど、見えるようになるらしい。
やから、今は無理せず、
ゆっくり休んでほしいのに…
ut「逆にロボロ休んでや、
お前最近寝れてないんとちゃう?」
そんなことない。大先生と比べたら…
rbr「俺は休んどるから…大先生」
ut「なぁに?」
rbr「…休んでや」
ut「…やから、僕は大丈夫やかr」
rbr「大丈夫やないっ!!!」
ut side
ロボロはそう叫んだ。
そんなのわかってる、自分が無理をしてるのも。
だって何日も寝ていないから。
でも…休んだらみんなに…あいつらに迷惑が…
rbr「大先生、今は休んでや、
俺が大先生の分もやるから」
それが嫌だから、今頑張ってるんやろ?
お前らに仕事を増やさせないように
頑張ってるんやん…!
なんでそれがわかんないん?
わかってくれないん?
rbr「…大先生は今目怪我してんねん、
やから今は休んで_」
そもそもの話…
ut「この怪我はお前のせいやろっ!?!?」
rbr「…!」
ut「お前があの時、ちゃんとカメラ見て
敵が潜入してるのに気づかなかったから、
お前のこと庇って俺が怪我したんやろっ!?」
違う、こんなことが言いたいんじゃない。
あれはロボロは悪くない。
ロボロだって、戦場の状況見て、
指示出してたんや。
あれは俺にも非はある。
俺とロボロどっちも悪くないんや。
悪いのは敵国。
なのに…なんで…
ut「お前を守らなければ俺はっ…
怪我なんてしてへんかったっ!!」
なんで俺はこんなことしか言えへんねやろ。
ut「っ…」
もうロボロのことを傷つけたくなくて、
俺はその場から走り去った。
あれから俺らは一言も話さなくなった。
否、俺がロボロを避け続けた。
____________
sha side
最近、ロボロと大先生の様子がおかしい。
仲悪いっていうか…避けてるっていうか…
とにかくおかしいんやっ!!
そう感じてるのは俺だけやなくて…
kn「やっぱりおかしいよなぁっ!?」
tn「おかしいわ…」
疑問に思ってる奴らが他にも居る。
sha「…やっぱり本人達に聞こぉーや」
このまま放っておいたらダメな気がした。
あの2人がずっとあんな感じやと、
こっちが気ぃ狂うねんっ!!
kn「じゃあ俺大先生に聞いてみるわぁ」
sha「んじゃ、俺ロボロ〜」
tn「えー、じゃあ俺も…って
言いたいんやけど書類がなぁ…
あ、せや、書類届けに来たときに
それとなく聞いとくわ」
sha「よろしく」
こうして各自分担が決まった☆
____________
rbr side
シャオロンに捕まりました。
sha「ねっ!1回だけやからっ!」
rbr「絶対に嫌や」
sha「一回だけだからぁっ…!」
俺が今こいつに誘われてんのは…
sha「模擬戦っ!1回だけっ!」
rbr「絶対負けるからやだっ!!」
模擬戦。
なぜ誘われてるかわ、知らへん。
でも…
しつこいっ💢
rbr「あーもぉー、1回だけやでっ!?」
sha「わーい!」
rbr「負けたわぁ…」
余裕で負けた☆
勝てるわけないやん。
だって相手は近距離最強やでっ!?
むりむり。
sha「まぁ俺には勝てへんわっ!」
じゃあなんで俺誘われたんっ!?
sha「…なぁロボロぉ〜?」
rbr「なにぃ〜?」
sha「なんで最近大先と喋らへんの?」
rbr「…」
いつか聞かれるとは思っとったけど…
ここで聞かれるとは…
rbr「普通に喧嘩してもぉてん」
sha「じゃあなんで仲直りせぇへんの?」
rbr「…大先生が俺のこと避けてんねん」
仲直りしようにもできない。
俺のことを避けているのはきっと
大先生は俺とは話したくないっていう
証拠やから。
sha「ふーん、じゃあ捕まえる?」
rbr「なんでそうなんねんっ!?」
sha「お前らがさっさと仲直り
せぇへんとこっちの気が狂うねん」
rbr「…」
シャオロンはこういう時にはっきりと
心配だとかそういうのは言わない。
本当は俺らのために言ってるけど、
シャオロンは自分が〜だからとか
そういう風に言う。
sha「てかなんで喧嘩したん?」
シャオロンになら、言ってもいい気がする。
rbr「実は_」
俺は事の詳細を全てシャオロンに言った。
sha「ふーん…しょーもな」
rbr「はぁっ!?しょうもないってなんやねん!」
sha「しょうもないやろ」
rbr「どこがっ…!」
sha「だってお前ら五体満足じゃん」
rbr「は…?」
いやでも大先生は、目を怪我してんねん。
完全に五体満足ってわけじゃ…
sha「2人とも生きてる、それでええやん」
rbr「…でも、大先生は…」
sha「そもそもなぁ、大先生もロボロも
目のこと気にしすぎやねん」
rbr「気にしすぎって…」
sha「やって治るんやろ?それなら、
大先生もその期間書類サボれるラッキーって
思ってサボっとればええし、ロボロやって
自分のことを庇った大先生が怪我して
心配しすぎやねん」
シャオロンの言ってることも一理
あるかもしれない。
sha「それに、お前らが仲直りせぇへん内に
戦争でも決まったらどーすんねん。
その戦争でお前らのどっちかが死んでもぉたと
したら、後悔すんのはお前らやろ?
いいかロボロ、軍人は死と隣り合わせなんや」
rbr「…!」
sha「それに、一番大切なんわ、
目に見えないものやろ?はよ仲直りしてきぃ」
シャオロンはそう言って太陽のように笑った。
シャオロンのこの笑顔を何回見たことか、
それに毎回この笑顔に救われてる。
ほんまに…こいつには頭が上がらへんな。
rbr「…おん、ありがとぉな」
sha「…おうっ!じゃあ模擬戦もっかいやろーや」
rbr「いや、今の流れ的にまずは
仲直りやろっ!?」
____________
kn side
どもー、コネシマでーす!
今は喫煙所に居ます、理由は…
ut「…」
大先生がタバコ吸いに行ってたから☆
シャオロンとトントンと
大先生とロボロ仲良し大作戦たてたわけやし。
(そんな作戦たててません)
大先生から話聞かなきゃやしなっ!
kn「大先生、火くれ」
ut「ん」
kn「あんがと」
んじゃ、聞きますかね〜
kn「大先生、最近ロボロと仲悪いやん。
どしたん?」
ド直球過ぎたかなぁ…?まぁいっか!
ut「…喧嘩や」
えっ、喧嘩!?!?
kn「ぇ゙、ロボロと喧嘩したんっ!?」
ut「せや」
まじかぁっ…まぁ薄々そうかなとは
思っとったけど…
kn「仲直りせぇへんの??」
ut「…したいで?けどなぁ…」
正直大先生が抱えてる悩みのでかさは
わからない。
思ったより小さいかもしれないし
思った通りかもしれない。
逆に、思ったよりでかいかもしれない。
kn「なぁ、大先生?俺さ、第一コミュニティー
崩壊しとるやん?」
ut「おん」
kn「だからさ、家族なんて所詮フィクションで
赤の他人なんや、っていつも言っとるやん?」
ut「おん」
kn「だから俺の周りは赤の他人、そう
割り切ってきたんや。でもな」
俺が言えることはただ一つ。
kn「お前らのこと赤の他人なんて
思ったこと一度もあらへんよ」
ut「…え」
kn「初めてやった、赤の他人で
割り切れないくらい、信用できる奴らは」
ut「…」
kn「やからさ、そんな奴らの中で、
2人が喧嘩しててさ、こっちは見てて
心配やねん。この関係が壊れないかどうか」
大先生が今感じてることも、考えてることも
何もわからへん。けど…
kn「だからさ、話したくないなら
話さなくていい。でもな?
なんかあったら頼ってや。
俺は大先生のこともロボロのことも
あいつらのことも仲間やと思っとるからさ」
もっと頼って、ほしい。
一人でかかえこまずに。
kn「逆にさ、俺になんかあったら
頼らせてや!」
こっちもかかえこまへんから。
ut「ほんま…そういうとこやで…w」
kn「え?どーゆーことっ!?」
ut「www」
kn「教えてやぁぁぁぁっ!!」
ut「ありがとな、シッマ」
____________
ut side
不安すぎる。
シッマに背中押してもらったし、
行かなきゃ行けないのはわかっとる…。
でもロボロが思ってることがわからへん。
もしかしたら俺と仲直りしたくないかもっ…!?
あんな酷いこと言ってもぉたしなぁっ…
ってことで先にトントンに書類を
届けに向かってます☆
ut「邪魔するで〜」
tn「邪魔すんなら帰ってー」
ut「はいよ〜」
tn「いやいや、帰んな帰んな」
トントンとお決まりの茶番をする。
ut「書類届けにきたで」
tn「ありがとぉな」
ut「おん」
tn「…ロボロと喧嘩したらしいやん?」
ut「シッマから聞いたん…?」
tn「まぁせやな」
シッマ話したんやな…
tn「仲直りせぇへんの?」
ut 「ロボロがどう思ってるかわからへん」
tn「あー…そゆことかぁー」
ロボロが仲直りしたくないと思っているなら
仲直りはできない。
そもそも俺が酷いこと言ったんだし、
嫌われてるかもしれない。
tn「まぁ気にせんくてええんちゃう?
ロボロも仲直りしたいみたいやで」
ut「え…?なんでわかるん?」
tn「実はな?シャオロンがロボロと
話して仲直りしたいって言ってたらしいわ」
シャオちゃんが…?
ut「…そっかぁwってことはお前らグルかw」
tn「せやなぁっw」
どおりでシッマがあんなこと言ってきたわけや。
ちょっと不思議やってんなぁ…w
そっか…みんな協力してくれてたんやな。
ut「…ありがとぉな」
tn「それは俺だけやなくてシャオロンと
シッマにも言ってやってや。
あいつらが一番気にしとったからw」
ut「わかった、んじゃ、ロボロと
仲直りしに行くかー」
ほんまにあいつらには感謝せぇへんとな。
ut「…ロボロ」
rbr「あ…大先生…」
ut&rbr「ごめん」
ut&rbr「え?」
ut「…」
rbr「…w」
ut「www」
ut「俺ら同時とか仲良しやなw」
rbr「せやなw」
ut「ロボロ、お前だけが悪いわけちゃうのに
あんなこと言ってごめんな」
rbr「俺やって、大先生が考えてることとか
理解しようとせんかったわ、すまんな」
ut「んじゃこれで仲直りやな!」
rbr「結構あっさりやなぁ…w」
ut「しんみりすんのはしょうに
合わへんねんっ!」
rbr「まぁせやな」
ut「んじゃ、シッマ達にお礼言いに
行くかぁー」
rbr「そぉーするかー、あ、せや大先生?」
ut「ん?なに?」
rbr「シャオロンが大先生が目が
見えない期間に『書類サボれるラッキーって
思ってサボっとればええ』って
言っとったわ」
ut「…確かにそう考えれば楽やな?
書類って地味にめんどいねんなぁっ…
よしお前らに全部押し付けよう」
rbr「ぇ゙っ!?少しだけやってや!?」
ut「いや、今まで頑張ったからええねん」
rbr「えー…」
____________
No side
sha「ほんま仲直りしてよかったわ」
ut「シャオちゃん、心配しとって
くれてたらしいやん?w」
sha「…そぉーだよ、悪いか?」
rbr「シャオロンが…素直っ…!?」
kn「明日台風かっ…!?」
tn「それとも敵国が攻めて…」
sha「別にええやろ!?!?
たまには素直になりたいねん」
rbr「まぁ、そ~やけど…」
ut「シャオちゃん、カワイイネ」
sha「きっしょぉっ……」
ut「ヤダシンラチュッ!♡」
sha「…きも」
kn「大先生それはないで…」
tn「さすがにキモいわ…」
ut「えぇっ!?」
みんな「www」
はい、終わりです
え?落ち弱?
…そんなんわかってるよぉぉぉぉっ!
無理だった☆
5562文字書いた☆
気が向いたら表紙絵書きます!
コメント
2件
ut先生とrbrさんの間の距離感がめちゃ良い!!…いや、あの分かりにくい文章から良くこんなに面白い作品が出来たね!!?すごい!!!めっちゃ良かった!! ut先生の想いも、それに対するrbrさんも、他のみんなもめちゃ良かった!!!リクエスト答えてくれてありがとう!