会長の家 、… ?
な 、なんで?
僕が相当な時間寝ていたから会長が家運んでくれた ?でも起こせば済む話だし 、
第一僕の家を知っているから運んでくれたとしても僕の家に運べばいい 。
でも会長なら僕を学校に放置して帰ってもおかしくないよな 。
僕は現実を逃避するように頭の中が直ぐに言葉がいっぱいでぐちゃぐちゃになった 。
『 蒼井 、? 』
「 … 、 」( 離
取りあえず僕は考えるのをやめにして 、
会長から離れる 。 そういえばずっと抱き抱えられていたのだ 。
「 …な 、何で僕が会長の家に ? 」
僕はある程度距離を取った後 、 会長にそう問う 。
何も知らない僕が考えるより会長に聞いた方が早いからだ 。
『 僕が運んできたから 、? 』
「 嫌そう言う事じゃ無くて 。 」
「 何で僕を会長の家に 、? 」
『 … 』
僕がそう言うと会長は黙り込んでしまった 。
何故黙るのか 、 僕にはそれが理解出来なかった 。
だって会長と僕はどちらも男だ 、 何もやましい事なんて無いはず 。
『 …まぁ 、 監禁する為かな 。 』
「 … はぁ 、そうですか 。….. 」
「 …は !? 」
会長が「 監禁する為 。 」そう答えた 。
あまりにもさらっと言うものだから僕は1度流してしまったが
もう一度会長の言葉を思い返し 、 声を上げてしまった 。
「 嫌 、 な 、 え? … 」
僕はもう口からまともな言葉が出ない程混乱していた 。
だって監禁だなんて意味が分からない 、 祓う為なら外でもできるし 、 いやされたら困るけど 。
何 、何が目的なんだ会長は 、?
…嫌 、 嘘だな 。 きっと会長の事だ僕を弄ぶ為についた嘘に違いない 。
「 嘘ですか ? そんな嘘通用しませんよ ~ 。 」
期待した返事が来なくて残念でしたね?っとでも煽っているかのように
僕はそう言った 。
僕は会長が残念そうな顔をしているだろうと心の中で笑いながら会長の方を見ると 。
『 嘘じゃないんだけど 、? 』とでも言いたげなきょとん顔をして首を傾げていた 。
「 … 嘘ですよね ? 」
僕は念の為会長に確認する 。
『 嫌 ?違うよ ? 』
会長は微かに首を横に振って否定する 。
は?じゃあなんだ 、? 僕を本当に監禁するつもり 、…?
「 え 、 嫌だって 。 」
『 あ~ 、 確かに急だったもんね~ 。 そりゃぁ信じられないか 』
『 あとは拘束具も付けてなかったから蒼井が想像してた監禁と違ったとか? 』
会長は僕が監禁することを信じない理由を当てようとしているのか 、
次々とそのような発言を述べる 。
『 違うなら ~ 。… 』
「 い 、 嫌違うんですよ 。 」
「 そう言う感じじゃなくて 、 」
「 何で会長が僕の事を監禁するメリット 、?とか 。 」
『 あ ~ 、 』
会長は考え込む 。
正直僕はまだ信じていない 、 どうせこの後満足したらネタバラシをして
直ぐに僕を家に帰してくれるんだろう 。
『 … ま っなんでもいいじゃん 』
『 蒼井結構長い時間寝てたけどお腹空いてない? 』
『 ご飯あるよ 』
確かに 、 今まで状況を理解するに手一杯で考えてなかったが 、
言われてみればお腹がすいている 。
どれだけ寝ていたのだろうか 、…
『 どう?お腹すいてる ? 』
「 すいてますけど 、 … 」
『 なら良かった! 色々準備しておくから先1階行っとくね ! 』
『 ある程度時間が経ったら来て ~ 』
そう言って会長は廊下に出て階段を降りて行く 。
「 … 、 」
僕は再度部屋の中に入り 、
僕がついさっきまで入っていた布団に腰掛ける 。
さっき濁されたが僕を監禁する本当の理由は何なのだろう 。
まだ監禁すると言う会長の言葉は信じていないが 、
本当に監禁するなら会長はどんな理由で僕を監禁するんだろうか … 。
「 … 」
「 はぁ 、 変な事考えるのは辞めよ 。 」
「 そんな事 。… ある訳ないし 」
僕はベットから立ち 。
廊下へ出て 、 階段を降り1階へ向かう 。
コメント
3件
なんか、輝兄のテンション感が"ガチ"感出てて良い!!!!!とても良い!!!!
ちなみに1日で「上中下」があったら話数やばい事になるんじゃね?って思ってる人、安心してください。1日目だから長くしてる訳であって2日目とかは面白そうな場面だけ描くにします😇(サボり魔
1800文字も書いた俺を褒めたたえましょう!(?)ちなみに少しだけ書き方変えたんですけど気付いた人居るかな?