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#ドズル社
ルナ(*^^*)
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#日常組
KIKU🎧️
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第二十四章「地下遺跡への道」
─時計塔の地下。
十人は、古びた階段をゆっくりと下っていた。
pe「…長くない?」
peが階段を見下ろす。
pe「もう五分くらい降りてる気がする」
kr「実際は三分だ」
krが即答する。
pe「なんで分かるんすか!?」
kr「数えてたから」
pe「暇かよ!w」
その後ろでは、snも階段を見つめていた。
sn「僕もそろそろ飽きてきました…」
kyo「お前ら元気やな…」
kyoが呆れる。
trはというと─
tr「……」
無言で階段を下りている。
pe「tr?」
peが振り返る。
pe「どうした?」
tr「腹が減った」
pe「それだけ!?」
tr「重要な問題だ」
kr「知らんがな」
krの即ツッコミが響いた。
その横で、リナが小さく笑う。
リナ「ふふっ。まあ、もう少しだと思うよ」
pe「分かるんですか?」
peが尋ねる。
リナ「地下から魔力が流れてるから」
リナは足元に手をかざした。
小さな植物の芽が、石の隙間から伸びる。
リナ「ほら」
植物の先端が、ゆっくりと地下へ向かって伸びていく。
リナ「植物は地面の中の魔力の流れを感じ取れるんだ」
mdが感心したように言う。
md「スゴイ……」
リナ「ありがとう」
リナは笑う。
リナ「だから、この先に何かあるのは間違いないよ」
pe「じゃあ、行こう!」
peが元気よく先へ進む。
rd「おい、pe。走るな」
rdが呼び止める。
rd「転ぶぞ」
pe「大丈夫です!」
rd「その台詞を言った奴は大体転ぶ」
pe「えっ」
次の瞬間。
─ガコン。
peの足元の石が沈んだ。
pe「うわっ!?」
kr「言ったそばから!?」
krが叫ぶ。
床に魔法陣が浮かび上がった。
リナ「全員、止まって!」
リナが叫ぶ。
十人が一斉に停止する。
リナ「これは…」
リナが魔法陣を見る。
リナ「古代の防御魔法だね」
rd「解除できる?」
rdが聞く。
リナ「たぶん」
リナはしゃがみ込み、魔法陣の周囲に小さな植物を伸ばす。
植物の根が、魔法陣の線に沿って広がっていく。
リナ「……ここ」
一本の線が、他の部分と違う方向へ伸びていた。
リナ「この線が罠の起点」
pe「じゃあそこを壊せば─」
peが光を手に集める。
リナ「待って」
リナが止める。
リナ「壊すんじゃなくて、流れを変えるの」
pe「流れを?」
リナ「うん」
リナは植物を操り、魔法陣の一部を覆う。
すると─
魔法陣の光が弱くなった。
rd「今!」
rdが一歩進む。
何も起こらない。
pe「解除できた…?」
peが恐る恐る足を置く。
大丈夫だった。
pe「やった!」
peが拳を握る。
pe「リナさんすげぇ!」
リナ「ありがとう。でも─」
リナが立ち上がる。
リナ「みんなが止まってくれたからできたんだよ」
pe「え?」
リナ「誰か一人でも動いてたら、魔法陣が起動してた」
rd「なるほど」
rdが頷く。
rd「全員の連携が必要だったわけか」
リナ「そういうこと」
リナは笑った。
さらに地下へ進むと。
やがて巨大な扉が現れた。
扉には、五つの紋章が刻まれている。
氷。
音。
雷。
影。
植物。
cn「また五つ……」
cnが呟く。
その中央には、何も刻まれていない円形の空白があった。
peが近づく。
pe「ここ…」
手を伸ばす。
─カッ。
淡い光が灯った。
「!」
五つの紋章が次々と輝いていく。
kr「peの魔法に反応してる」
krが言う。
しかし、扉は開かない。
pe「……足りない?」
peが首を傾げる。
リナが扉を調べる。
リナ「五つの魔力は揃ってる」
pe「じゃあ、なんで?」
リナ「中央の空白」
リナが指差す。
リナ「ここに何か必要なんだと思う」
rdが考える。
rd「セイルか?」
kr「可能性はあるな」
krが答える。
その瞬間。
扉から声が響いた。
『五人は、守った』
全員が振り向く。
『六人目は、選んだ』
『そして――』
中央の空白が、淡く黄色に光る。
『繋ぐ者は、まだ選ばれていない』
pe「繋ぐ者……」
peが呟く。
pe「俺?」
『答えは、まだ決まっていない』
扉の光が消える。
ru「……なんだそれ」
ruが頭をかく。
ru「選ばれてないって、どういうことだよ」
snが腕を組む。
sn「つまりpeが本当に『接続者』なのかは、まだ確定してないってことじゃないですか?」
pe「じゃあ、俺はなんなんだ?」
peが自分の手を見る。
リナが隣に立つ。
リナ「分からなくてもいいんじゃない?」
pe「え?」
リナ「今すぐ答えを出す必要はないよ」
リナは穏やかに笑った。
リナ「自分の魔法が何なのか分からなくても、使っていくうちに分かることってあるから」
pe「……」
peは少し考える。
そして笑った。
pe「じゃあ、今は進めばいいんですね!」
リナ「うん」
pe「よし!」
peが扉を見る。
pe「開ける方法を探そう!」
rd「切り替え早いな」
rdが呟く。
kr「それがpeだろ」
krが笑った。
rd「確かにな」
そのとき。
後ろから─
tr「…あの」
trが口を開いた。
全員が振り返る。
rd「どうした?」
rdが聞く。
trは真剣な顔で言った。
tr「腹が減った」
pe「まだ言ってんの!?」
peが叫ぶ。
kyo「もうええって!」
kyoがツッコむ。
md「オレモオナカスイタ」
mdが続く。
rd「お前まで!?」
sn「じゃあ僕も!!」
snも手を挙げる。
kr「お前ら地下遺跡を何だと思ってんの!?」
krが頭を抱える。
リナは笑いながら、
リナ「…食べ物、持ってきてたっけ?」
と鞄を探し始めた。
pe「リナさんまで!?」
peが驚く。
リナ「いや、ちょっとだけなら」
pe「あるんかい!!」
地下遺跡に、peのツッコミが響いた。
そして。
誰も気づいていない。
五つの紋章のうち─
植物の紋章だけが。
ほんの一瞬。
他の四つより強く光っていたことを。
─第二十五章「守護者の残したもの」へ続く。