ひまkunです
ノベルで描きたかったので新しい投稿にしました
ノベルで描きたい作品はこちらで描きます
病弱パロ
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
朝が来た 。
今日も俺は白い天井を見て起き上がる 。
あの人は元気だろうか 。
重い体でゆっくりベッドから降りてドアを開ける 。ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
50号室 。
あの人の部屋だ 。
音を立てずにドアを開ける 。ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
「 起きてますか 。」
反応はなかった 。どうやら寝ているようだ 。
白くて細くて 、本当に食べているのか心配だ 。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
「 ぁ 、今起きたよ 。」
彼はゆっくり起き上がり 、絆創膏が貼ってある頬を触る 。
「 そこ 、大丈夫すか? 」
心配するように聞く 。
彼は答えた 。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎「なんも感じないから 、多分大丈夫だろ 。」
そうして 、彼は絆創膏をゆっくり剥がす 。
「 やば 、めっちゃ血出て … 」
「 え 、やばくないすか !? 」
即時に俺は聞いた 。
血が出ることは彼にとって死ぬほどの事だ 。
「 まあ 、大丈夫 」
本当かよく分からなかった 。
あの人がよくやる 、痩せ我慢か 。
「 御前こそ 大丈夫か ?」
彼が聞いた 。
何故俺の心配をするのか よく分からないが 、きっと彼の優しさだろう 。
「 大丈夫っすよ 。」
なるべく心配をさせないように言ってみた 。
「 なら良いんだが 。」
「 それより 、俺の飯が そろそろ来るんだ 。彼処で座っててくれるか ?」
連続で聞かれた 。
勿論俺は 、
「 はーい 。」
それだけ言って座った 。
医者「 こちらが朝御飯と なります 。」
「 ありがとうございまーす 。」
彼が言い 、飯を食べ始めた 。
箸の使い方も食べ方も 、全てが美しい 。
思わず見てしまう 。
「 ちょっと 、あんまり見るなよ 。恥ずかしいんだけど 。」
彼が呆れた顔で言う 。
そんなつもりはなかったけど …
「 ご馳走様ー 。」
彼が言う 。
「 なんか 、今日の飯 不味かったんだけど 。」
「 気のせいじゃないすか ? 」
俺はその理由がよく分からなかったから 、適当に答えてしまった 。
「 御前の飯も 、すぐ来ると思うから 、食ってきな 。」
「 分かりました 」
俺は扉を閉めて 、自分の部屋へ向かう 。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!