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💚サイド
僕はめめの元へ向かっていた。
めめが泊まっているホテルの方に走っていくと、
遠くから、走っている人の姿が見えた。
それは今、僕が一番会いたい人だった。
あちらもこっちに気づいたようで、
🖤「あべちゃん‼︎」
そう、僕の名前を呼んでこっちに走ってきた。
すると、次の瞬間僕は抱きつかれた。
💚「めめ…。」
🖤「ごめんなさい!あべちゃんのこと、傷つけちゃった…。」
🖤「俺にはあべちゃんしかいないから!あべちゃん以外考えられないから!」
🖤「世界で一番愛してるから!」
愛してる。あべちゃんしかいない。
僕って愛されてるんだな。
💚「…ごめんなさい。めめは悪くないって分かってたのに、逃げちゃった…。」
🖤「あべちゃんは悪くないよっ!」
めめは本当に優しいなぁ。
💚「僕だって、めめのこと傷つけちゃったし、不安にさせちゃった。」
💚「めめはたくさん好きをくれるのに、それが返せてないから。」
💚「さみしいって言えなかったから!僕が、弱いから!」
💚「本当にごめんなさい。」
いつのまにか、僕は泣いていた。
💚「でもね、めめのこと、好きだから、大好きだから!」
やっと言えた。
本当の気持ち。
🖤サイド
どのくらい走っただろうか。
あべちゃんの姿はどこにもない。
🖤「あべちゃん、どこにいるの?」
再び、走り出そうとした、そのとき見つけたんだ。
大好きな君のことを。
🖤「あべちゃん‼︎」
君の名前を呼んで走り出した。
君の元へ。
俺はそのままあべちゃんを抱きしめた。
💚「めめ…。」
そう、俺の名前を呼んでくれた。
それが、嬉しくて仕方がなかった。
🖤「ごめんなさい。あべちゃんのこと傷つけちゃった…。」
🖤「俺にはあべちゃんしかいないから!あべちゃん以外考えられないから!」
🖤「世界で一番愛してるから!」
思ってること全部伝えた。
これからも君の隣で笑いたい。
💚「…ごめんなさい。めめは悪くないって分かってたのに、逃げちゃった…。」
🖤「あべちゃんは悪くないよっ!」
💚「僕だって、めめのこと傷つけちゃったし、不安にさせちゃった。」
💚「めめはたくさん好きをくれるのに、それが返せてないから。」
💚「さみしいって言えなかったから!僕が、弱いから!」
💚「本当にごめんなさい。」
あべちゃんは泣きながらそう言ったの。
あべちゃんは何も悪くないよ。
あべちゃんが気にすることないよ。
俺は君が隣で笑ってくれるだけ、隣にいてくれるだけで満足だから。
愛を返してもらいたいなんて思ってないから。
💚「でもね、めめのこと、好きだから、大好きだから!」
俺はあべちゃんのことを強く抱きしめて、
🖤「これからも、君の隣にいても良い?」
そう問いかけた。
💚「もちろん。」
君のことが好きだから、愛してるから。
これからも君の隣で。