此処は何処だ…
音からして…外で嵐でも起こっているのだろうか……
?? 「……………………」
今、何が起こっているのか分からない…
分かるのはただ1人………
?? 「貴女の運命は僕の中に………」
?? 「君の運命は僕の中に……」
沈黙が続き…
??は落ちていった
?? 「クソが…アイツの運命は…運命は…」
黒い包帯に水が染み込んでいた…
すると……
雨が降り始めた
幻人と名乗った人物はその場に崩れ落ちた…
雨が強くなってきた…
?? 「大丈夫でしょうか?」
とても長い黒髪の人物は、幻人に傘を差し出した
幻人 「この状況…どう思う………」
長 「…あのお方が、何処かへ行ってしまわれました…」
幻人 「分かってる!俺は…俺は……」
黒い包帯から涙がこぼれ落ちる…
長 「私(わたくし)も…尽力を尽くしましたが…」
幻人 「嗚呼、知っている…」
長 「………守り抜けませんでした……」
幻人 「本当は 俺がもっと尽力すれば…」
幻人 「これからどうしたらいいんだ…」
幻人がつけている包帯が、徐々に外れだし…
その瞬間…
幻人の周りの植物の葉が徐々に枯れ始めた…
そして、幻人の目には大粒の涙が大量にあった……
幻人はその場に倒れた
長は、驚いた
長 「幻人様!」
長は幻人の顔を覗き込むと
頬が赤くなっていた
長は、幻人を抱き抱えトコトコと家えと帰って行った
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