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角名はお弁当箱を開けると、煮込みハンバーグに卵焼き、たこさんウィンナー、ブロッコリー、ピーマンとベーコンの炒めもの、小松菜と揚げの煮浸し、プチトマト、日の丸ご飯で
「うわぁ…めっちゃ…うまそうじゃん!いただきます!」と、角名は嬉しそうに食べ始める。
「ん!めっちゃ…うまいじゃん!治が食べたがるのわかる気がする…」
どんどんお弁当を食べる角名を見て、治と侑は
「〇〇、角名だけズルい!なんでなん?おれらも食べたい!なぁ、おれらの弁当も作ってぇや!」
「お昼の材料代くらい出すからおれらのも作って!角名だけズルい!なぁ〇〇の料理上手いねん。毎日食べたいねん!」
それぞれ、〇〇に必死に訴えて〇〇は困ってしまう。角名が
「えっ?何を言ってるの?侑、治だめだよ。〇〇は、おれのだから…自分たちも手作り弁当食べたきゃ、彼女作りなよ…」
と、さらりと言う。侑と治は顔を見合わせて、
「はぁ?!何言うとんねん、角名!〇〇はみんなのものやで!だって、マネージャーやんか?」
と侑が言うが、治は
「あ!ちゃうわ…ツム…角名のあの言い方は〇〇と角名が付き合ってるっちゅいうことやで…たぶんな…。…せやろ?角名?〇〇?」
治の言葉に〇〇は照れてしまいおし黙る。その時、角名が
「まぁ、今…おれ達が付き合っているかはどうだろうね…?ね、〇〇?」
と、意味深発言で角名が〇〇を見つめるから〇〇の顔はさらに頬を赤く染めてしまう。
「ねぇ、みんな…おっ…お弁当を早く食べようや」
ようやく〇〇の口から出た言葉は2人の交際についてのものではなくて、みんな気になりながら
「あ!早う食わんと場所取りに負けてしまうわ!」
と、言うと治は〇〇のハンバーグを美味しそうに食べて、カレーパンを食べると
「うわぁ!めっちゃこの煮込みハンバーグエグいわぁ…美味すぎ!…あっ!なんなん…ホンマに…カレーパンともよく合うわ!おれ、〇〇が奥さんやったら一生勝てへんわ…」
治は困った顔で〇〇に話すが、角名はイラついて、
「治、〇〇は治の奥さんじゃないから安心しなよ…」
と、イラつきながら話していた。