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コメント
5件
いわふかって、、、 いいよね( ˙-˙ )✧ 何か安定感があるって言うか、 ( ◜ω◝ )
いわふか
岩本→「 」
深澤→『』
岩本side
佐久間とえぐい別れ方したラウールのケアをしつつメンバーをまとめつつスタッフとも連携とって自分のことも…とかやってるとね、まあストレスも疲れも溜まるわけで。やっと帰れると思って帰ったらパタパタと足音が聞こえてバケモン…じゃなくて嫁さんが出迎えてくれた。なんだこの可愛いバケモン、と思ってたらご飯もお風呂も用意してくれてるらしい。なんて出来た嫁兼バケモンなんだろう。同棲を始めた頃から見違えるほど上手くなっている料理の腕を今日も褒めながら彼が作ってくれたご飯を一緒に食べた
「これ美味しい!」
『それねぇ、舘さんのレシピなんよ。まじですげえよな笑』
「俺もレシピ知りてえくらいだわ」
『おっけまた聞いとく』
また聞いとくってなんだよ、じゃあ今回のはふっか何見てこれ作ったの?まさか家で二人っきりとかねえよな、舘さんだとしても許せな
『あ、見よう見まねでテレビでやってたやつ作ってみた。ニンニク2cmくらいっぽいなーとか醤油3秒だなーとか』
うん、どんぶり勘定過ぎる。てか今心読まれた?それでも美味しくなってるって舘さんの料理がすごいのかふっかの勘が鋭いのかどっちなんだろ。まあ美味しいからなんでもいいや
『そいやーさー、今日風呂一緒に入らん?』
「風呂?いいよ、背中流すとこからドライヤーまでやったげる」
『よっしゃ!』
疲れて帰ってきたはずなのに彼と一緒に居ると居心地の良さとか話してるときの楽しさが勝って疲れなんか吹っ飛ぶ。だからいっぱい好きを行動で伝えるようにしてる。今日はふっかに俺のパジャマ着せよっかな
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深澤side
『…あったけぇ…』
「おっさんかよ笑」
『うっせ、まださんじゅうぅぁん歳だわ』
「ほらはっきり言えないくらいには歳取ってる」
『大してかわんねーだろ!わら』
頭も身体も洗ってバスタブの中に二人。175cm越えの大男が2人入れる風呂って凄くない?でっけえよなマジで。今どういう状態かと言うとまあお馴染みのあの感じよね、同じ方向向いて座ってて照の上に俺が乗ってるあの感じ。俺いつもすぐ上がるから逃げれないようにってガッチリホールドされてる。くそ身動き取れねえ…さっきからずっと首元にちゅーしてきてるし。そういやこれよ、俺らがα同士なのに…というかだったのに、番でいられる秘密。ここ数ヶ月こうやって首回りにキスマつけまくったりガジガジ項らへんを噛むのにハマってるっぽい。ていうのも、ただハマってるだけだと思ってたらもっと明確な理由もあるらしくて。聞いてみたらビッチングしようって考えらしいんだよね、舘さんがスタディングしたらしいじゃん。βからαにって、あれの逆バージョン。αからΩにってやつをやろうって照は頑張ってるっぽい。何回も抱かれて何回もガジガジされてるから俺もうほぼΩ。俺元がαだからバース変わんの嫌だったけど照が言うならしゃーない、守ってくれるらしいし幸せにしてくれるらしいから照だけのΩになったげることにした。ラット起こす頻度がめっちゃ減った以外の効果は出てないけどΩには寄っていってんだと思う、まだ照には内緒にしてるけどヒートらしき症状もちょっとずつ出始めてるし。ラットとはまた別の感覚がしてちょっと面白いんだよね
「うっかぁ、」
『何、喋れてないし笑』
「こぇ痛くらい?」
『痛くないよ、もう慣れた』
慣れたってやばいな、俺どんだけ噛まれてんだよ。…ちょいちょいお兄さんどこ触ってんの?風呂場で盛るのはまだ早いんじゃないか、俺ベッドがいいよスるにしても
『…いわもっさん、?』
「んー?」
『なんか当たってるんですけど』
「…まあ当ててるからね」
『…ベッド行きましょうよ』
いつの間にか首から離れていた唇に耳を食まれる感覚がした。はいはいシたいのね、上がるからちょっと待てよ。ザバっと派手な音を立てて湯船から出て彼にまた手を出される前にさっさとバスタオルを取りに行った
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岩本side
なんかわかんねえけどふっかがいつもより美味しそうに見えたからちょろっと手出してみたら察してくれた。やっぱ俺のことよくわかってんな。バーっと適当に身体を拭いてちゃんと髪も乾かして。痒いとこないですかーって美容師さんごっことかしちゃってね、いや俺ら女児かよ。とかなんとかしてたらふっかの髪が乾いた
『うおすげえ、サラッサラじゃない?』
「ヘアオイル変えたから?」
『え気付いたの?すご』
「そりゃ今日は俺が全部やったんだから気付くだろ笑」
『ほんとじゃん笑笑』
しょうもないことでこんな満面の笑みを向けてくれるこいつがやっぱり好きだ。底抜けに馬鹿で声がでかくて顔もでかいけど誰よりも優しくて可愛くて愛おしい。すげえよな、惚れたもん負けの典型例
『…で?なにもしないの?』
「…ん?何が?」
キョトンとした顔をしつつも何処か物欲しそうに見詰めてくる姿は何回見ても可愛い。結局期待しちゃってんじゃん。でも今日はあえて俺からはもう手は出さない、さっき悪戯したから。あーそういう感じね、なんて呟きと共に彼の顔が近付いてくる。お互いに思うままに数回口づけを繰り返しているとそのままさりげなくベッドに引き込まれてふっかに覆い被さると唇が離された
『…っは、そろそろ主導権渡しちゃってもいい?』
「んー…いいよ、先になんか言っときたいことある?」
『ふは、聞かれなくても言おうと思ってた。とびっきり甘いの期待してる』
彼の白い手が俺の頬を優しく撫でた