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初コメ失礼します!! 続き楽しみにしてますねー!
続きが気になりすぎますこの連載ほんとに好きなのでほんとに更新待ってましたありがとうございます🥲🥲
【もう何もありゃしない】
翌日
昨夜は不安でよく眠れなかった。
メンバーも、不安なのかもふくんを話題にする人はいなかった。
___不安だからだと、思い込んでいた、
教室に足を踏み入れ、辺りを必死に見回した。
うり(やっぱ、休みか…)
軽い溜息を漏らして自分の席に足を運んだ。
るな「グッドモーニングです!」
うり「うん、おはょ…」
るな「あ、ぐっど…じゃ無いですかね…」
うり「どうなったの?」
るな「さぁ、聞いてません…」
ガクッと肩を落として彼女は言った。
うり「聞きに行ってくる。」
るな「あ、ちょっと!」
「るなちゃーーーん!!」
るな「え、あッ、…はい~?」
一人でも良いんだよ。
保健室に行く途中、ある教室の前を通った。
「結局さ、もふってどうなったの?」
?「知らないわ。あ、エイヨウシッチョウ?」
「そういや、顔色悪かったかも。」
「ま、どーでもいいくね?」
?「…。w,…だ、だね!」
「あ、やば出されてた課題やってねぇ」
「アホかお前」
うり「…早く行こ、…。」
誰かがあんな事を言っても、メンバーはお見舞いに行く筈。
だってこれまで一緒に頑張ったんだもの。
多分、気にかけてるよ、…
うり「ん、?栄養失調……、?」
うり「ご飯食べてなかったのか、?」
目を覚ますといつの日か見た天井だった。
もふ「あ、れ…」
もふ「ぁ、そうか,俺…」
うりに会いたい。どれ程話していないだろう。
もう「ぅッ、」
体を起こすことが出来ない。
寝台に引き込まれているような、感じがする。重い、
近くのこじんまりとした棚に置いてある度の合っていない眼鏡をかけた。
ぼやけていて、よくわからない。
数分掛けて起き上がると、自然と目から雫が溢れた。
もふ「ぅ、う”ぅ”ッ…うりぃ、…」
頭の中がうり、うり、うり、だらけ
自分の体を強く抱き締めて声を上げて泣いた
久し振りに涙が溢れた。
泣くのはどうして、こんなにも気持ちいいのだろう。
会いたい
あいたい
アイタイ
イタイ
うり「…そうですか。」
先生「力になれなくてごめんな」
眉間に紫波をよせて、溜息をつく彼。
先生「すまん、俺の相談聞いてくれるか?」
驚いた。熱血教師の彼がそんな、事を口から出すなんて。
うり「…良いですよ」
空き教室に行き、椅子に腰を下ろした。
うり「それで、相談というのは、…」
先生「………。ッ、もふの事なんだか…」
うり「もふくん、?」
先生「あぁ。お前彼奴の家庭事情、知ってるか」
うり「はい。知ってます」
もふくんはお母さんと二人暮らしだ。
お母さんは遠くの大学病院に入院しているし。
お父さんはもう随分昔に行方知れずらしい。
心が痛む
先生「お母様が、昨日夜11時頃亡くなったそうだ…。」
いつの日かあんな素敵な笑顔の人が、もうどこにもいない
うり(ッ?!)
たった一人の家族を亡くして、もふくんは
先生「彼奴は今、」
ガタッ!
うり「言わないでください」
先生「頼む、最後まで聞いてくれ」
先生「一人なんだよ。未成年者で、稼ぎも無い子供」
うり(嫌だ!!)
親戚の家に…
先生「誰か親戚の家に越してもらうしか…」
うり「ぃ、い”やです。」
先生「わかってるよ。幼馴染のお前には辛いだろうが」
先生「もふはまだ知らないんだ。この事。」
うり「い、いつ?、いつです?…」
先生「体調が良くなり次第だと、施設の奴が…」
うり「そうですか…」
先生「それまで側にいてやれ」
彼の目が強く訴えかけてきた。
先生「ここんとこ他の奴らと上手くいってないみたいだからな」
うり「やっぱ…そうですよね」
先生「、あぁ。」
うり「お見舞いに行こう。」
どぬく「きゅ、急にどうしたの?」
うり「いいから、皆来れる?」
…………………
流れる沈黙も今は腹立つ。
どうせ___