【約束】
sh視点
br『ね、だめ?』
sh「だから無理だって」
br『え〜…おねがい』
sh「馬鹿なんじゃねぇの」
br『だって丸々1週間なんにもないんだよ?ねぇ、もうこんなチャンスないって!』
sh「一生そんなチャンスいらない」
br『そんなこと言わないでよ、』
sh「俺コンビニ行ってくる」
br『じゃあ僕も行く』
sh「やっぱいいや」
br「僕もやーめた」
あまりのしつこさに軽く睨みつけるも、にこにこと嬉しそうに眩しい笑顔を向けてくる。
これは俺が悪いんじゃない。
絶対に俺は間違えていない。
ただこいつの性癖が曲がってるだけ。
一旦頭を冷やそうとソファから立ち上がり自室に向かう。
br『 〜 ♪ 』
さも当たり前かのようにくっついてきた。
sh「ストップ、」
br『え、入っちゃだめ?』
sh「10分くらい待ってて」
br『ちょっと長い、です』
sh「いいから待ってろ」
なんとか押さえ込んで扉を閉める。
休みの日となれば俺から絶対に離れないぶるーく。
しかも明日から1週間、もっと言えば今日の夜から、ふたりとも特に予定は無い。
もう、終わった。
加えてあいつの性欲が強すぎる。
いつもはどちらかが疲れていたり、予定があったり。
だからお互いにひとりで処理することも少なくない。
それでも週1で行為が行われるため俺的には結構満足。
その上射精管理したいだなんて頭おかしいんじゃないの。
br『しゃーくーん、まーだー?』
sh「ん〜…」
考えても仕方ない。
とりあえず部屋から出て彼の心さえ満たせればいいだろう。
br『あ!きた!』
sh「ほんとに…ちょっとくらい離れろ」
sh「俺風呂入ってくる」
br『僕も』
sh「無理」
珍しく途中で浴室に侵入してくることなく、穏やかなバスタイムを過ごした。
距離が近いとかはいいんだけど、1週間24時間一緒にいるとなれば話は別。
流石にきつい。
浴室から出て脱衣所で着替えようとすると、持ってきたはずの服が無くなっていた。
br『はい、確保』
sh「ぉいッ! おろせっ、」
姫抱きにされたまま向かう先は足が浮いた瞬間に察した。
sh「…もっと静かに下ろせよ」
br『ねぇ、今からやる?やらない?』
sh「やらない」
br『じゃあ5日我慢して、6日後やる?』
sh「…は?」
br『そのほうがいつもと違って興奮するよね』
br『さっき言ったやつ、やってみたいし?』
さっきの提案を忘れていたのが仇となり反対意見も述べられないまま事が進んでいく。
まずい。
sh「ほんとに、やだっ…」
br『だいじょうぶ、シャークんそんなに性欲強い方じゃないでしょ?』
後ろから抱きしめられる体勢になり戸惑っていると、風呂上がりで服を着ていない俺に見慣れない器具を取り付けようとする。
その器具が何なのかはわからないが明らかにやばいものだろうと察しはつく。
腕を掴んだり身体を捩ったり、結構力を入れて抵抗するも結局は体格差。
sh「おいッ…っ、!」
sh「なんだよ、これ…ッ」
br『貞操帯、知らない?』
br『鍵は僕が持ってるから安心して』
安心出来るかよ。
br『トイレはそのままできるでしょ?』
br『お風呂は外してあげるけど絶対僕と一緒に入ること』
br『とりあえずは5日くらいこのままにしてみよっか』
br『ちゃんと5日間我慢出来たらご褒美、出来なかったら日数伸ばすから』
br『前使えないからって後ろでやるの禁止だから、我慢だよ?我慢。』
こんなことなら、昨日抜いておけば良かった。
◤cp応募して下さった皆様◢
沢山のcp応募ありがとうございました。
今後も募集することがあるかと思われます。
その際はまたよろしくお願いします。
今回応募していただいたにも関わらず、抽選で外れてしまったcpは
『wt BL短編集【🤍/🔞】』
の方で一話完結の小説を書かせて頂こうかと思っております。
nkkr お仕置 🔞
brsm ひとりあそび 🔞
brkr 子供扱い 🔞
shkr 御奉仕 🔞
knnk わからせ 🔞
smkr Dom/Sub 🔞
順番は特に予定しておりません。
気長にお待ち頂ければと思います。
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