病みパロです。
・krさんが病んでます。
・微バッドエンド
・自傷、OD表現有
それでもいい方はどうぞ。
kr視点
もうみんな撮影が終わった頃だろう。
今日も体調不良と言って、撮影を休んだ。
こんな時間になるまで何も終わらせてないな…。
床にはまだ洗濯されていない服と何も入ってない瓶が散らばっていた。
少し休もうと思ったがこんな状態じゃ寝れない。
kr「さすがにお腹空いたな…」
お腹は空いたけど頼むのも作るのも買うのも食べるのすらもめんどくさい。
食事の代わりに睡眠薬を手に取った。
kr「あれ、…?もうちょっとしかない…。」
いつも決められている数よりも多く摂取してしまっているため、薬の減りが早い。
残った薬を全部口に入れて急いで飲み込んだ。
kr「っ…足りないかな、?」
しょうがないと思い今度はカミソリを探す。
拭いてなかったせいか、刃の部分は赤黒く錆びている。
汚くなったカミソリを自分の手首にそっと置いて、
そのまま横に引いた。
痛くはない、つーんとするような何とも言えない感覚が襲う。
夢中になって、何回も切った。
kr「いたっ、!?」
少し強くやりすぎたかもしれない。さっきよりも早く血が溢れて、床にポタポタと落ちてくる。
kr「ぅっ……ティッシュは…切れてる…」
包帯も絆創膏もない。タオルは洗濯されていない。
抑えるものが無いため、しばらく腕を赤くしたままにしていると頭が痛くなってきた。
薬を飲みすぎたせあか、貧血か、わからないがそのまま倒れてしまった。
sn視点
『『おつかれさまー!』』
やばい、思ったよりも長い時間撮影しちゃった…!
sn「今日クロノアさん体調不良でしたよね?」
pn「え、うん、なんで?」
sn「いや、ちょっとお見舞いにでも行こうかなって」
クロノアさんは最近撮影を休みがちになった。
心配で様子を見に行った時は『風邪が移るから』と家にはあがらせてくれなかった。
その時にたまたま腕に傷があるのを見てしまった。
しかもまだ血が止まってない、
pn「あっ、そゆこと?俺も行こうかな…」
頼む邪魔しないでくれぺいんと…!!
sn「いえ!そんなに行ってもクロノアさん大変でしょうし、僕が行きますよ!」
pn「え、あぁ…じゃお願い」
sn「はい、!」
急いで通話を抜けてクロノアさんの家へ向かった。
________
遅くなったが、家には着いた。
怖い。
電車を待ってる間に電話をかけてみたが、
全く繋がらなかった。
連絡が一切取れない。
もしここを開けてくれなかったら…
もうこの家にいなかったら…
少し震えた手でチャイムを押した。
『ピンポーン』
sn「………」
開かない、?怖くてその場から動けなかった。
________
kr視点
薬か貧血かで倒れるなんてよくあることだった。
でも今日はタイミングが悪く、しにがみ君が 来ている。
通知も大量に届いていた。
早く出ないと、それしか考えていなくて、自分が半袖だったことに気付かなかった。
ガチャッ
kr「ご、ごめん、!ちょっとトイレ行ってて、…」
扉を開けるとしにがみ君がなぜか息を荒くして涙を流していた。
それと同時に傷を隠さずに対応していることにも気付く。
sn「クロノアさっ、ん…?」
sn「よかったぁ゛…でもっ、傷っ…」
しにがみ君の声が頭に入ってこない。
どうしたらいい?息が上手くできない。言い訳をしようにも喉が詰まって声が出ない。
心臓の音と耳鳴りが段々うるさくなる。
止血しなかった腕がビリビリと痺れてきて、また
そのまま意識を失ってしまった。
_____
気がつくと自宅のベッドで寝ていた。
横目で部屋を見ると食べ散らかしていたカップ麺や飲み終わって放置していた薬の瓶、服も全部なくなっていた。
床に乾いてこびりついた血も全部、綺麗になっている。
sn「ふぅ〜疲れた、…あ、!クロノアさん、!」
kr「えぇっと、…」
誰だっけ、思い出すのに時間がかかる。
kr「これ、全部、…しにがみ君がしたの、?」
sn「はい、!掃除下手なりに頑張りましたよ〜」
お礼伝えなきゃなのに声が出ない。
あの血も全部見られたってこと…?薬も、?
もうずっと掃除していないから臭いもするだろうし、虫だっているかもしれない。
とんでもない迷惑をかけてしまった。
kr「ごっ、ぁ、ごめ」
sn「謝らなくていいんですよ、寝ててください。」
sn「その…、いっぱい薬出てきたんですけど…ODとかはしてないですよね、?」
心配してくれているのは分かってるけど、どうしても圧を感じてしまう。
kr「うん、…してないよ、寝れない時に使ったの。」
sn「それなら良かったです!」
sn「別の部屋も掃除してきますね、」
そういえば薬が出てきたって言ってたっけ?
まだ家にあったんだ。しにがみ君のことだし、どっかにまとめておいてあるはず。
しにがみ君が別の部屋に行ったときに体を起こして、薬を探しに行った。
kr「っ…!あった、!!」
今日、いっぱい迷惑かけちゃったなぁなんて思いながらいつも以上に多い量を口に含む。
この量なら…
ベッドに戻り、ゆっくりと目を閉じた。
sn視点
sn「あ゛ぁ゙〜〜やっと終わったぁ゙〜〜〜」
一通り掃除を終わらせてクロノアさんがいる部屋に戻る。
sn「クロノアさぁー…ん…」
なんだ寝てたんだ。
起こさないようにおじゃましましたと書き置きをして、僕はそのまま家に帰った。
おしまい
バッドエンドは人気がないんですかね…?
プリ、いいねなさすぎた。
小説書くのが上手い人のバドエンは大好きです。ハピエンももちろん。
コメント
2件
あ、ぁぁ、ぁあ あ ぁあ ぁぁ あ あ あ((急にどした バドエンっていいですよね、!すきです!