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未来
「トイレ混んでて遅くなっちゃた!」
未来
「早く行かないと!」
未来はそう言って走っていると前から猫がやって来た
猫
「お、未来」
未来
「、、、猫さん!、先に行ってたんじゃあないの?」
未来がそう聞くと猫は遅かったから迎えに来たと言った
未来はそっか!と言って猫と共に歩いて陸達の元に向かった
猫
「たくよ、本当に人が多いな」
猫
「未来ー、離れんなよー」
そう猫が歩きながら未来に言うと未来は歩きながらこう言った
未来
「離れないよ、、それより、、貴方誰?」
猫?
「は?、誰って俺は猫だぜ?」
未来
「違うよ、貴方は猫さんじゃあない、、だって猫さんなら彼処に居るからね」
そう未来は言って上を指さした
猫?は未来が指差した所を見るとそこには1人の青年、、猫が浮いていた
そして、猫は人間に気づかれづに地面に降りたち未来と自分の偽物の元前に来た
猫?
「、、何時から俺の事を?」
猫
「結構前から、、でお前何者だ?」
猫
「答えろ」
と猫が圧を掛けて聞いていると未来が止めた
未来
「猫さん、落ち着いてよ、、この人の話しを聞こうよ!、それから考えよ!ね!」
そう未来が言うと猫は偽物から離れこう聞いた
猫
「お前、、名前は何て言う」
猫
「お前の匂い知ってる奴に似てる」
猫がそう言うと偽物は猫の姿から大学生になり名乗った
矢三郎
「私は下鴨家が三男、下鴨矢三郎と申します」
そう矢三郎が自分を名乗ると猫は下鴨?と聞いて聞いた
猫
「なぁ、、お前の父親の名前、、」
猫
「下鴨総一郎って言う名前か?」
矢三郎
「え?、そうですが、、父を知っているのですか?」
そう矢三郎が言うと猫は矢三郎と未来を掴み空へ飛びこう言った
猫
「総一郎の息子なら先に言えよ!、今からジジイ達の所行くぞ!」
矢三郎
「え!?」
未来
「はーい!」
猫は未来達を抱え空へ飛んで犬達の元へ向かった
そして、犬達を発見し猫達は降り立った
犬
「おや、猫達、、とそちらの青年は?」
猫
「ジジイー!、ちょとこっちこい!」
入道
「お?、何だ?何かあったのか?」
入道達か猫の事に反応し聞こうとすると未来が言った
未来
「連助くん達!、猫さん達の友達の息子さんなんだって!猫さん達だけにしてあげよう!」
そう未来が言うと入道達はそうだなと言って猫達と矢三郎だけにした
陸達は未来から猫達の知り合いと軽く聞いて佐野達と共に離れた
そして、猫達は近くのカフェに入り矢三郎と話した
猫
「さて、、何処から話そうか」
猫
「まず始め何を聞きたい?」
猫がそう聞くと矢三郎は父親の事と猫達の事を聞いた
猫と犬はこう答えた
自分達は怪異であり
総一郎とは昔のながらの友であると
矢三郎
「そうですが」
猫
「おう、で、総一郎は元気か?何か噂で選挙してるって聞いてよ」
犬
「偽右衛門を引退でもしたのですか?」
犬達が総一郎の話題を出すも矢三郎は顔を下にし言った
矢三郎
「父なら、、もうこの世には居りません」
矢三郎
「狸鍋となり食べられてしまったので、、」
矢三郎がそう言うと猫達は驚いたのちそうか、、と言った
そして、猫と犬は言った
猫
「、、、総一郎は狸にしておくのは惜しかったよ、、」
犬
「ですが、、総一郎殿は自分の命を全うしたのですね、、」
猫、犬
「「どうせ、阿呆の血が騒い(たんたろうな)(たのでしょうね)」」
矢三郎
「父の口癖を知っているのですね」
猫
「まぁーね、総一郎とは昔結構やんちゃしたからな」
猫達は総一郎との思い出を矢三郎に話していると犬がそういえば、、と何かを思い出した
犬
「総一郎殿の弟の総二郎殿はお元気ですかな?、噂で選挙に立候補したと聞きましたが」
犬
「それと、矢三郎殿と兄上もと聞きましてね、少しばかし気になりまして」
犬がそう言うと矢三郎は答えた
総二郎は婿養子になり名前が夷川早雲となり
兄である矢一郎と次期偽右衛門を決めると事だったが早雲が総一郎を嵌めたと分かり今は矢一郎だけが立候補していると言う
猫
「総二郎!、あのやろう!」
猫
「前からいけすかねぇーと思ったが実の兄を嵌め、金曜倶楽部に渡したのかよ!」
犬
「、、、総二郎、、早雲殿は今どちらに?」
矢三郎
「分かりません、聞いた話しですと温泉巡りに行っているらしいです」
犬
「そうですか、、、」
犬がそう言うと矢三郎がこうも言った
矢三郎
「それと、二代目が帰国されましていましてね」
猫
「二代目?、、って誰の?」
そう猫が言っていると
ガラン!
陸、佐野
「「あ!!、此処に居た!」」
お店のドアを強く開けた陸と佐野が来て言った
猫
「うゎ!って、陸?、佐野?ってどうしたそんな慌てて?」
矢三郎
「知り合いですか?」
犬
「えぇ」
犬がそう言うと佐野が猫と犬を掴み陸が矢三郎を引っ張った
猫
「おいおい!、何だよ!」
犬
「どうかなさいましたか?」
矢三郎
「え?、、何かあったのかい?」
陸、佐野
「「良いから着いてきて!」」
猫達は何も説明なしにカフェから連れていかれた
カフェから出ると空が黒くまるで雷がくるかのような空模様になっていた
矢三郎は空模様を見て言った
矢三郎
「母上を探さないと!雷様が!」
猫
「母上って、、お前の母親雷嫌いなのか?」
矢三郎
「はい!、化けの皮が剥がれてしまいます!」
そう矢三郎が言うと陸も思い出し言った
陸
「ハルヒさんも雷が嫌いだ!!」
陸
「ど、どうすれば!!!」
そう陸と矢三郎が言うと猫が言った
猫
「ちっ!、陸!矢三郎!お前らは七番と母親探せ!!、俺らは佐野と行く!」
猫
「早く行け!」
そう言うと陸達は走って行った
猫達は陸達について行くとそこは二人の男女が1人の女の子、、未来と睨みあっている場面だった、しかも未来の手には怪具の扇が握られている
猫
「おいおい!この状況は何だよ!」
犬
「何故、こうなっておるのですか!」
???
「俺が説明する!」
そう言って現れたのは環だった
猫
「首魁!!何で未来が怪具持っててああなってんだよ!!」
環
「実は!!、弁天様と二代目が未来に喧嘩を吹っ掛けたんだ!!」
猫達
「「はぁぁぁぁ!?!?!」」
2時間前
猫達と別れた後、陸達は近くの観光スポットで建物等を見て回っていた
回り終わったあと、お土産さんにて買い物をしていた
陸
「うーん、佐野さん此方のクッキーと此方のクッキーどっちが良いと思いますか?」
佐野
「そうだな、、此方の狸型のクッキー俺は買う、陸はどっちで悩んでるんだ?」
陸
「俺はチョコレート味とイチゴ味のクッキーどっち買うかです」
陸
「因みに佐野さんはどっち買いました?」
佐野
「俺はイチゴ味」
陸
「そうですが、、」
と陸と佐野がクッキーの事で話しているのを近くのベンチで見ていた入道達
入道
「ありゃあ、時間かかるな」
桃山
「そうだね、未来ちゃんは良いの?」
未来
「うん!、限定クッキー買ったから!」
尾形(雷神)
「そうか」
そう入道達は陸達の買い物を待っていると桃山が未来の浴物のドレスの後ろが崩れているのに気づいた
桃山
「未来ちゃん、着付けほどけそう、、」
未来
「え?、あ、本当だ!桃山お姉ちゃん、直せる?」
桃山
「うん、後ろ向いて」
未来
「うん!」
桃山は着付けを直し終えると未来に聞いた
桃山
「ねぇ、未来ちゃんは私達見たいな少女になれたりするの?」
未来
「ん?、なれるのよ?なんで?」
桃山
「見たことないから、、見たいなぁー、、って、、、」
桃山がそう言うと未来は笑顔で言った
未来
「良いよ!」
と未来は言うと子供の姿から少女の姿へとなった
少女の姿になった未来を見た入道達は言った
入道達
「「「誰だよ!?」」」
未来
「誰って、、未来だよ?」
入道達が驚くのも無理はないキレイなドレス物の着物に身を包んだ少女が立っているのだから
未来
「どう!、かわいいでしょう!」
未来
「本当はもうちょい大きくしたかったけど、、」
桃山
「しなくて良いよ!この方が良い!」
未来
「そう?」
桃山
「そうだよ!」
と未来は入道達の説得で少女のままお菓子等を食べていると環がやって来た
環
「お、入道くん達と、、未来何をやっているのだ」
未来
「あ!、環お兄ちゃん!」
入道
「環じゃん、お前も休憩か?」
環
「まぁーね、空を飛んでたら入道くん達がいたから、、って猫達は?」
そう環が聞くと未来は下鴨総一郎の息子の矢三郎と近くのカフェで話していると伝えると環は驚いた顔をしたがすぐに笑顔になった
環
「そうか、総一郎さんって人の息子さんに会ってるのか、猫達には知り合いなど居ないと思っていたな」
時
「だよな!」
時
「猫何かは知り合い絶対いねぇー!って思ってたぜ」
環
「確かにねぇー」
入道達
(思ってたのか、、、)
そう入道達が心の中で思っていると佐野が環に聞いた
佐野
「なぁ、環、弁天って言う女の事知ってるか?俺ら観光してる時に会ったんだか」
佐野がそう言うと環は弁天?って?七福神の?弁天?そう聞くと尾形が神様ではないが人間で弁天と名乗っていたと言うと環は言った
環
「ねぇ、、その弁天って名乗った女性どんな人だった覚えてる?」
柳田
「えーっとね、、短髪で白い服来ててそれと、、」
???
「天狗見たいかしら?」
柳田
「そうそう、、って!この声は!」
環達が声の方を向くとそこには白い服をきた弁天がいた
環
「貴方が弁天さん?ですか?」
そう聞くと弁天はそうよと言ったあと未来を見て言った
弁天
「あら、貴方さっき子よね?大きくなって、、まるで魔法ね」
未来
「魔法?、それを言うなら弁天お姉さんだって魔法だよ?空飛べるなんてさ」
弁天
「あら、そうかしら魔法なんてそんな大げさではないのだけど」
弁天
「それに、私は人間ですもの」
未来
「人間?、、、けど天狗だよお姉さんは」
弁天
「あら、なら貴方は、、、妖怪ね?」
未来
「酷いなぁー」
そう未来と弁天が話しているのを見ている環達は思った
環達
(この二人を一緒にさせては行けない!)
環達
(あと、大人が子供に喧嘩うるなよ)
と環達が未来達を見ていると
???
「おやおや、これは珍しい者達だな」
???
「天狗、、いや、、妖怪かな」
と男性の声が聞こえ環が声の方を向くとそこにはシルクハットを被った男性が空に浮いていた
入道達
「今回は誰だよ!?」
環
「えっとーと、、、貴方は?」
二代目
「私は、、そうだね、、二代目とでも呼んでくれたまえ、私も名乗ったのだから君も名乗ってくれないかな?」
そう二代目が言うと環は名乗った
環
「俺は環、、七不思議で首魁です」
環
「この子達は、、妖怪の学生達で、、この子は未来と言います」
二代目
「そうかい、、未来くんと言ったね、、天狗になるのはお辞めなさい、君は天狗にはなれない、、そこのお嬢さんと同じでね?」
二代目は弁天を横目にそう言うと未来は言った
未来
「は?、、二代目おじさん、、未来は人間だけど、人間じゃあないよ?」
未来
「だから、天狗には、、」
弁天
「けど、貴方は空を浮いていたわ、、人間ではないなんて嘘は良いのよ?」
弁天
「だって、、貴方は、、天狗なのだから」
未来
「はぁ?、だから天狗じゃあ、、、」
そう未来が言おうとすると二代目がこう言った
二代目
「君は天狗でもないなら、、、狸かい?それとも、、この世の者ではないなら早く成仏しなさい、、未練など捨ててね」
そう二代目が言うと環は怒鳴った
環
「二代目と言ったか!、貴方は未来の何を知っている!、何も知らないのに成仏など!、、」
環が言っていると突然、黒い雲か空を覆った
ゴロゴロ
その雲は雷雲だった
そして、その雷雲に気づいた陸と佐野が店から出てきて環達と合流した
陸
「環さん!?、何故此処に!?」
佐野
「それに!、この雷雲なんだよ!」
入道
「俺らも何が起こってるのか、、!」
入道がそう言っていると陸は未来を見た
陸は未来の持っている物を見て環に言った
陸
「環さん!!!、未来の奴!怪具を持ってます!」
環
「何!?」
環は未来を見ると未来の片手に怪具の扇を持っているのが見えた
環
「っ!!!、未来!!!止めるんだ!!」
そう言って環が向かおうとしたが雷雲の風のせいで未来の元に近づく事が出来なかった
環
「くっ!!」
陸
「環さん!!!!」
陸が環の元に向かうと環は言った
環
「陸!、佐野くんと一緒に猫達を連れてきてくれ!!、そうでもしないと無理だ!」
陸達はわかったと言って猫達を探しに行った
猫達は環から簡単に説明を受け
猫は急いで未来の元に向かった
猫
「未来!!!!!、止めろ!!!」
猫
「俺だ!!、猫だ!!目を覚ませ!!」
そう言って未来を抱き締めると未来は
未来
「、、ね、、ねこ、、さん、、、」
猫
「おう、猫さんだ、、」
猫
「未来、、もう大丈夫だ、、落ち着けな?」
そう猫が言うと未来は目を閉じ元の姿に戻った
すかざつ猫は未来から扇を取り上げて雷雲を消し去った
猫は未来を抱えて地面に降り立つと環に怪具を投げ
そして、二代目と弁天の方を向いて言った
猫
「貴様ら、、罰は受けて貰うぞ」
猫
「貴様の使っている力を貰おう」
そう言うと猫は自身の力で二人の天狗としての力全て奪い我が物とした
弁天と二代目は猫の言っている事が嘘だと思い空を飛ぼうとしたが、、出来なかった
二代目
「これは、、、」
弁天
「本当に力を全て奪われたようね、、」
弁天達がそう言うと猫は環達にこう言った
猫
「首魁、俺ら先に旅館戻ってるわ、、行くぞジジイ」
そう言って猫は飛んで行くも犬と時、空もそのあとを追って飛んで行った
入道達は猫のガチトーンでの力発動さっきの事でもう頭がパンクしていた
入道
「な、、何が、、起こって、!」
尾形(雷神)
「力を奪う、、、」
柳田
「何がどうなっるのさ!?」
佐野
「おい!、環!説明しろよ!」
環
「、、、猫の逆鱗に弁天と二代目は触れてしまったそれだけだよ」
桃山
「そ、それだけって、、、」
桃山がそう言うと環は入道達に言った
環
「さて、入道くん達旅館に戻ろう、そろそろ集合時刻だ、、それに先生方と鏡夜達に話さないとだし」
環
「良いね?」
佐野
「あぁ、、けど、、あの二人は、、、」
佐野は弁天達を指さすと環はあぁ、、と言い
言った
環
「あの人達なら大丈夫だと思うよ、、だって、、、天狗なんだからね?」
そう環は言うと白杖代で入道達を包み
その場から消えて行った
旅館、、エントランス
白杖代で着いた場所は入道達が修学旅行中に泊まる旅館だった
環
「着いたね、、入道くん達は神酒さんに戻ったと報告しておいで」
環
「俺は猫達の元に行くから」
佐野
「なら、俺達も、、!」
環
「大丈夫だよ、、学生は学生の行事を楽しまないと損!ほら!早く行った!」
環はそう言って入道達を背中を押した
入道達は納得していなかったが環はそれよそ見に猫達の元に向かった
環が部屋に向かっていると目の前に黒杖代が現れた
環
「鏡夜達が来ているのか、、案内してくれ」
と環が言うと黒杖代はユラリと揺れたあと道案内をした
黒杖代に案内され着いた部屋の襖を開けるとそこにはハルヒを覗く、仲間が座布団に座り環を出迎えた
馨
「殿!、遅かったね!」
環
「すまない、入道君くん達とちょとな」
光
「あー、事情は大体分かってるよ、今の未来と猫を見れば大体ね」
光はそう言って奥の座敷を見て言うと環は襖を少し開けた
中を見ると真っ黒の大きな黒猫と未来が一緒におり、そして、その壁端に犬と時達がそれらを見ている所であった
環はそれを確認すると静かに襖を閉めて座布団に座り聞いた
環
「猫はいつからあの状態何だ」
環
「それと、、ハルヒと陸は何処に?」
鏡夜
「俺達が着いた時にはもうあの状態だった、未来はその時泣いていたがな」
ハニー
「陸くんとハルちゃんは今此方向かってるって連絡きたよ、それと猫と犬のお客さんもね」
馨
「あぁー、下鴨家だっけ?」
光
「何で来んの?」
モリ
「どうやら、、、猫と犬と再び話しをしたいらしい、、、それと、、力の事だ」
光
「力?って、、あぁ、天狗の力の事ね」
馨
「たく、猫も面倒な事してくれるよ、天狗の力を奪うとかさー」
そう環達が話していると襖からコンコンとノックの音と共に晴明の声が聞こえた
晴明
「環くん、陸くんとハルヒさんが帰ってきたよ、それと猫達のお客さんって言う人達が来てるけど」
環
「あ、はい、通してください」
環がそう言うと襖が開くとそこには陸達と下鴨矢三郎達がいた
三章終わり
四章開始