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「何とか無事につきましたね。」
「アナタたちがいてくれてよかったわ。前の時は落っこちたから。」
「あ…あれ…。」
「ここが黒鬼院の屋敷ですか…。」
「気を付けてください。屋敷の中にはたくさんの下層吸血鬼がいます。いくら純血種の貴方方でも、たやすく通ることは不可能かと…。」
屋敷の入り口から、下層吸血鬼たちが斧や鎌などを持ちながら出てきた。
「行くぞ。」
「おう。」
それぞれが持ち前の技を使って下層吸血鬼たちをなぎ倒す。気のせいかいつもより数段力が上がっていて、周りへの被害が後を絶たない。
「聖クン、炎出しすぎよ。」
「こいつらを一気にやるなら、このほうが早い。」
「ぐっ…おら!」
後ろから首を絞められる。元人間とは思えないほどの力。油断すれば殺される。
「劉磨、大丈夫か?」
「なんとかな…聖、後ろ。」
「ぐ……。」
「挟み撃ちかよ……めんどくせえ。」
「ぐあ……死ね…死ねえっ!」
やつらが武器を振り上げ正面から向かってくる。
「伏せて。」
その声に従い頭を伏せると、真上で水滴がはねた。
「僕たちの得意技、毒針だよ。」
「ぐわ……。」
「そっちはどう?」
「こちらも片付きましたよ。」
「なんか思ったより弱かったね。気味が悪い。」
「こんなやつら…ただの時間稼ぎだ。先に行こう……花月のもとに。」