あぁ、死にたいな
ピロリンッ
画面を見る
そこにはある動画がアップされたという通知があった
概要欄・この動画は”インターネット”での”誹謗
中傷”についての告白です。
動画を押してみた
すると画面に一人の女の子が語りかけている映像が流れた。
アカ主・私はある犯罪を犯してしまいました。それは、”誹謗中傷”です。
4月⚪︎日(姫花視点)
モブ・ーーー。
モブ1・ーーーー!
モブ2・ーーーーw
姫花・ーーーーw
モブ3・ねぇねぇ、この人なんだけどさ。
それは何気ない会話から始まった…
モブ1・なになに?
モブ3が携帯の画面を見せる
そこには”syou”という名前のアカウントがあった。
モブ2・このアカウント知ってる!
なんか今イケメンって事でバズってるよね!
モブ3・そうそう
モブ3・でもさ、なんか整形じゃないかって話
があってさ。
姫花・そうかな?
モブ2・うん。なんかそんな感じしなくもな
い。
モブ1・じゃあ広めとく?
モブ2・そうしよ!
モブ3・オッケー
姫花・え…
モブ2・姫、どうしたの?
姫花・いいのかな?
モブ1・大丈夫だって!
姫花・わ、分かった…
syou
名無し・syouの顔整形だって!
名無し・マジ?
子猫・そうなの?
ハル・ヤバ
菊・詐欺じゃん!
秋・ナイワー
姫花・ほ、ほんとに大丈夫なの?
モブ2・大丈夫だって!心配し過ぎ!
4月⚪︎日(翔視点)
なんだ?
syou
名無し・syouの顔整形だって!
名無し・マジ?
子猫・そうなの?
ハル・ヤバ
菊・詐欺じゃん!
秋・ナイワー
翔・なんだよこれ
翔・こんなの嘘だ!
プルルルル
電話が鳴った
翔・はい
マネージャー・やぁ、この前のイベントの件な
んだけどやっぱりいいって。
翔・へ?なんでッ!
マネージャー・君、整形してるんだって?
困るんだよ。そういうの。
翔・あれは嘘です!
マネージャー・そんなの関係ないんだよ。決め
るのは世間様なんだから。それじゃ、うちか
らも抜けてもらうよ。それじゃ。
プツン
電話が切れた
翔・そんな…
翔はしばらくそのまま呆然としていた。
コメント
1件
色々と間違えていました。ごめんなさい。でも、このお話を読んでくれた人は,今の自分のインターネット等のコメントを見返してみて欲しいです。自分は大丈夫かもしれないけど、された人がどう思ってるのかは自分では分からないものです。人間誰しも間違いはあります。ただそれをこれからどうするのかを決めるのはあなた次第です。