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創作@ゴミ絵師
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コメント
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読んだよ…第2話、マジで泣いた😭💦 余命3ヶ月の主人公と“最後の後悔を減らすためにいる”っていう彼女、儚すぎて無理…アイスの棒に『当たり』って、そのネタの持っていき方やばくない?🥺💕 ラストの「また逃げるの?」でまず生きててよかった!!って叫んだし、あの笑顔また見れたのが嬉しすぎて心臓バクバクしてる…✨続き、マジで楽しみにしてるよ!🌸⋆
2頁目
3分だけの彼女
「余命、あと三ヶ月です」
医者にそう言われた時、
俺は意外と冷静だった。
どうせ大した人生じゃなかったし。
友達も少ない。
彼女もいたことない。
夢もない。
「まあ、そんなもんか」
って思った。
でも母さんだけは泣いてた。
だから最後くらい、ちゃんと生きようと思った。
その帰り道。
駅のホームで、変な女に話しかけられた。
「ねぇ、暇?」
黒いパーカーに、ボサボサの髪。
なのに笑顔だけやたら綺麗だった。
「今から逃げようよ」
意味わかんなかった。
でも、どうせ先も短いし。
俺はそのまま電車に乗った。
海に行った。
ゲームセンター行った。
深夜の公園でブランコ漕いだ。
コンビニでアイス買って、
二人で座り込んで食べた。
その女はずっと笑ってた。
「なんでそんな楽しそうなの」
って聞いたら、
「だって、今日が最後でも後悔したくないから」
って言った。
その言葉が、
妙に胸に残った。
それから毎日会うようになった。
三ヶ月なんて、一瞬だった。
気づけば、
「死にたくない」
って思うようになってた。
もっとこの人といたい。
もっと笑いたい。
もっと、生きたい。
でも。
約束の日が来た。
病院の屋上。
夕焼け。
俺は彼女に言った。
「好きだ」
彼女は少し黙って、
それから笑った。
でもその目、泣いてた。
「そっか」
風が吹く。
沈黙。
そして彼女は、小さな声で言った。
「……ごめんね」
「え?」
「私、本当は人じゃないんだ」
意味がわからなかった。
彼女は続けた。
「死ぬ人の“最後の後悔”を減らすためにいるの」
冗談みたいな話だった。
でも彼女の体は、
少しずつ透け始めていた。
「嘘、だろ……」
「あなた、生きたいって思えたでしょ?」
涙が止まらなかった。
彼女は笑う。
最初に会った時みたいに。
「それが私の役目だから」
「待てよ……!消えるなよ!」
俺は手を伸ばした。
でも触れられない。
「名前くらい教えろよ……!」
彼女は少し考えて、
困ったみたいに笑った。
「名前、ないんだ」
その瞬間、
彼女の姿は夕焼けに溶けた。
残ったのは、
あの日コンビニで二人で食べたアイスの棒だけ。
そこには小さく、
『当たり』
って書いてあった。
俺は泣きながら笑った。
——それから一年後。
奇跡的に手術は成功した。
医者も驚いてた。
退院した帰り道、
あの日と同じ駅のホームに立った。
すると後ろから声がした。
「ねぇ、暇?」
振り返る。
黒いパーカー。
ボサボサの髪。
そして、
あの日と同じ笑顔。
「……また逃げるの?」