テラーノベル
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私達は、車で観光地に向かっていた。
クロナ「もうすぐだね。お母さん!」
セレン「ええ、そうね」
黒猫(カレン)「食べすぎるなよセレン」
セレン「うるさい!」
トンネルに入った。
キィィィィン
パキパキ
セレン「なんの音!?」
私は、車に防御魔法をかけた。
落ちてくる天井板
セレン「うわ〜!!!」
私は咄嗟にブレーキをかけた。
次々と玉突き事故が発生し、潰れていく車。
クロナ「お、お母さん、、。」
クロナは、震えていた。
セレン「大丈夫よ。ちょっと待ってて、カレン一緒に来て!」
カレン「分かった!」
私は、天井板を圧縮し、トンネルの隅に寄せながら、人々をトンネルの非常口から逃げるように誘導する。
黒猫(カレン)「大変だ!」
セレン「どうしたの?、!」
黒猫(カレン)の元に駆け寄ると車のなかで下敷きになり息絶えようとしている人の姿があった。
私は、魔法で、瓦礫をどかし、治療していると。
女性「助けてください!魔女様!」
男性「こっちも助けてくれ!」
次々と悲鳴と助けを求める声がトンネルの中で響き渡る。
セレン「どうしたらいいの?」
私は、次々と治療していくが、追いつかない。
やがて、救急隊が駆けつけ、私は、救急隊と救助に専念した。
崩落の原因は、天井板を支えていた鋼鉄製のボルトが、重さに耐えきれず引きちぎられたことが原因だった。
私は、無力感に襲われていた。
なぜ、あれだけ助けを必要とされていたのに、助けきれなかったのか。
助けられた人々から送られてくる感謝の手紙が、私の唯一のあの事件の希望だった。
黒猫(カレン)「すまない。私が魔女のままであればもっと手を貸せたはずなのに」
黒猫(カレン)「すまない。セレン。もう無理そうだ」
黒猫(カレン)「全部救えなくていい。お前が壊れるな」
セレン「えっ、、。」
黒猫(カレン)が倒れる。
セレン「カレン!あなたがくれたペンダンドずっと離さずに持っているから!」
黒猫(カレン)は、二度と目を覚まさなかった。
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