帰り道でビデオを見つけた。
「何だろう?」と興味本位で拾い自分の部屋のテレビで見た。
「♪母さんは一人~」不協和音な童謡に合わせて女性がジグザグと不気味なダンスをしている映像が流れた。
「うわ…。」愛美が引いているとコンコンと誰かがノックした。
「はい。」返信をして出たか誰も居なかった。」愛美が部屋に戻るとガシャンと貯金が落ちてきた。気持ち悪くなりビデオを引き出しに入れた。
「道でビデオを拾ってさ見たんだよ。」
「それで見たの?」文は聞いた。
「うん見たでね変な童謡にともに女性がジグザグ踊っていて。」愛美は昨日見た女性の真似をした。
「気になるーねぇ見せてよ。」
愛美は渋々放課後文を家に上げてビデオをつけた。
「気味悪いでしょ…。」
「此れ焼き回しして皆に配ろう。」ととんでもないことを言う文を無言で止めた。
「じゃぁお邪魔しました。」文が愛美の家を出て道路を渡ろとした時トラックにひかれ亡くなった。
「絶対愛美が拾ったビデオが原因だよ。」同級生たちはひそひそと話していた。
「呪いのビデオなんて馬鹿馬鹿しいしかし山寺が亡くなったことは悲しいことだ。」担任は涙を浮かべながら言った。
「皆なさあんなこと言ってるけどさ俺は捨てた奴が気になるなぁ…。」孝之は気を遣いなが愛美に言った。
「一緒に捜査してくれない?」
「良いよ山寺の仇取ろうぜ。」
二人は部活終わりに捜査した。
「此処で拾ったの。」愛美は指を指して教えた。
「なぁそのビデオ貸してくれね?」孝之はお願いした。
「孝之気を付けね此れお守り。」
「サンキュー。」孝之に渡し帰らせた。
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