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かき
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第14話 招かれざる客
rd side
ガイストは聖フリューゲル教会の偵察に向かったため今は1人だ。とはいえ、今日は王族としての用事があるのだ。俺は禁書庫に籠って少し本を読んだあと、庭園に向かった。庭園に行くと何人か貴族が待っていた。そう、今日は報告会も兼ねたお茶会なのだ。
ラダオ・ヴェルディオン(rd)
「よく来たね、持ち込みのお茶も持ってきた?」
貴族A
「あぁ、良質な茶葉を持ってきた。」
貴族B
「今回かなり厳選して選んだからお口に合うといいんだけど…。」
貴族C
「前回お前かなりゲテモノの茶葉持ってきたからな…」
貴族D
「マジで死ぬかと思ったもんな…」
俺が庭園の奥に招くと、俺のあとに貴族達が続く。正直な話、報告会が大事なことは分かってる。けれど胡散臭い笑みを貼り付けるのにいい加減嫌になってくる。適当に話を聞いて帰ってもらおうとそう思っていた。
???
「おっ、第三王子を交えてのお茶会楽しそうやな。」
???
「ね、俺らも混ぜてよ。」
貴族A
「キョウ!それにお前は…」
貴族D
「コンタミ…。何でお前らがここにいるんだよ。ここは王家に招待された人間しか入ることができないはずだろ?」
キョウ・フローリーヒカイト(ky)
「ん?あぁ、なんかここでお茶会するって噂を聞いたもんで。それで来てみたってわけ。」
コンタミ・ソフィ・タンザナイト(kn)
「で、その話をきょーさんから聞いたから俺も気になったってこと。」
貴族B
「どこからその話を聞いたか知らんが、ここはお前らの来るような場所じゃない!」
kn
「いやいや、前の式典にもちゃんと参加したし。」
ky
「それに報告会やろ?きっとお前らより情報持っとるで?きっと第三王子も俺らの話の方が興味持つと思うで?」
貴族C
「方便なら何とでも言えるだろ!」
ky
「なら決闘で勝負を決めればええやん。俺らが負ければ潔くここから出てく。けど勝ったらお前らが出てけよ?」
貴族D
「あぁいいだろう。ならラダオ様、お手数ですが審判をお願いしてもよろしいでしょうか?」
rd
「ん…あぁ、構わない。」
…いや、どんな状況!?いきなり来た2人があの貴族に決闘を申し込むなんて…。確かあの2人は公爵フローリーヒカイト家の次男、キョウ・フローリーヒカイトと、侯爵タンザナイト家の長男、コンタミ・ソフィ・タンザナイト。2人の家は貴族の地位は違えどかなり密接に交流があるという。2人も確か俺やガイストと同じ18歳だ。もし話す機会があるのなら、仲良くなれるだろうか。
そんなことを考えていたらお互い決闘の準備が整ったようだ。4人対2人という人数不利を抱えている中、どうやって戦うのだろう?
rd
「それでは…始め!」
その一言を言ってからそう長くはなかった。俺でも目で追えなかった。気がつけば貴族4人が地面に倒れていた。
rd
「…勝負あり!勝者、キョウ・フローリーヒカイト、コンタミ・ソフィ・タンザナイト!」
貴族B
「な、何だと…何か不正でもしたんだ!もう一度決闘をやり直してもらおう!!」
貴族A
「そうだ、何かズルをしたに違いない!」
と向こうの貴族は文句を言っている。…が、正直俺にも何があったのかさっぱり分からなかった。
ガイスト(md)
「…ラダオ、何してるの?」
パッと後ろを振り向くと、そこに居たのは俺の騎士であり七つの王冠の1人、ガイストがいた。
To Be Continued………