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第15話 決闘の種明かし
rd side
後ろを振り返ってみるとそこに居たのはガイストだった。どうやら教会の偵察から帰ってきたようだった。
ラダオ・ヴェルディオン(rd)
「ガイスト、偵察はもういいの?」
ガイスト(md)
「うん。王に報告も終わって、ラダオがここにいるって聞いたから来た…けど……何してたの? 」
rd
「今決闘して終わったとこ。」
md
「何で?」
ガイストがそう聞いて答えようとしたその時、4人組の貴族が話に割り込んで答えた。
貴族A
「僭越ながらガイスト様、あそこのキョウとコンタミが報告会に招待されていないのにも関わらずこの庭園にやってきたのです。」
貴族D
「そして不正を働いて我々を負かしたのです。」
md
「………。」
とても俺にはあの2人が不正をしているようには見えなかったし、するような人ではないと思ってる。でもあの2人があの決闘で何をしたのか分からなかったのは事実。ガイストはどうするつもりなんだろう。
md
「…少なくとも、あの決闘に……不正はない。」
貴族B
「なっ…どうしてそう言いきれるのですか!」
md
「見たところ、2人は光と影の操作を得意としている。魔術師は遠距離からでも攻撃ができる。そのため大抵の魔術師は最初の魔法を放つ時動かないことの方が多い。」
rd
「確かに…あんまり動かないかも……。」
md
「その魔術師の動かないという思い込みから、影で足を固定したり闇で視界を遮りながらもう1人が光速で魔法を放つ。彼らは杖を使って魔法を放つから杖さえなければ魔法を放てない。今回は杖が飛んだ反動で尻もちついた、ただそれだけ。」
rd
「でも闇は俺から見えなかったけど…」
md
「多分そこの貴族にしか見えないようになってる。」
rd
「なるほど…。」
ガイストがこう言ってるんだからきっと間違いないんだろうな。2人の方を見ると納得しているかのように頷いていた。
貴族C
「何だと…!」
キョウ・フローリーヒカイト(ky)
「全部言った通りやな。」
コンタミ・ソフィ・タンザナイト(kn)
「まさか1発でネタが分かっちゃうなんて流石七つの王冠のガイスト様だね。」
ky
「ま、そういう訳で俺らは不正してないんで、お取引ください?」
貴族A
「クソ…覚えてろよ!」
そう言って貴族達は帰って行った。俺としては帰ってくれて助かっているけど。そして決闘に勝った2人を改めて報告会に参加させた。2人が持ってきたという情報に興味を持ったのかガイストもこの報告会に参加するようだった。
rd
「それで君達が持ってきた情報って何?」
ky
「…ラダオ様とガイスト様は”生命の聖水”って知ってますか?」
To Be Continued………
かき
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