TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

コマンドパーティー

一覧ページ

「コマンドパーティー」のメインビジュアル

コマンドパーティー

7 - 第7話 熱でハプニング?!

2025年04月04日

シェアするシェアする
報告する

――雨が降っていたからなのか、空には虹がかかっている。獅音はスマホを片手に、帽子を被り、ホスバレ対策をしている。頭では熱と分かっているが、少しフラフラした状態で病院に向かっていた。

「久しぶりにやっと、しゅうとさんに会える…」

獅音は柊翔への思いを馳せていた。病院に着くと、入口でよく知っている人が8の字を描いていた。

「かい??」

咄嗟に声をかけてしまった。熱だということは悟られないようにいつも通りに接する。

「れお?!どうしているんだ?」

かいとから聞かれた俺は少し戸惑った。

「俺も検診なんだ!まぁ、入ろーぜ」

そう言い、獅音はかいとの腕を引っ張り、病院の中に入った。受付を済ませ、かいと番号1の診察室の近くの椅子に座る。

「橘さーん」

かいより早くに呼ばれ、驚く。かいとは柊翔の弟のため、すぐに呼ばれ診察をしてもらえるのだと思っていたからだ。獅音は椅子から立ち上がり、診察室に入る。

「れおんくん体調の方はどうですか?」

しゅうとさんのいつもの第一声から診察はスタートする。

「は、はい大丈夫です」

熱があるのに、嘘をついてしまう。明るさが取り柄の俺は体調が悪いのを知られたくないため、昔からの癖として染み付いていた。

「熱ありますよね?」 

柊翔にそう言われ、獅音は驚いた。

「医者を舐めてはいけません、なんでもお見通しですよ」

獅音は柊翔に体調が悪いのを気づかれた、悔しさと嬉しさで気持ちが不安定だった。頭を使ったせいか、少しボーっとする。

「しゅうとさん、//」

獅音は柊翔の膝の上に乗り、顔を見合わせた。

「しゅうとさんと、シたい//」

柊翔の口に口を重ね、舌を入れようとする。

「ちょ、ちょっとまって!れおんくん」

しゅうとさんの声が近くで聞こえ、動きを止める。

「さすがに、DomとSubでなにがあるかわからないし、ダメだよ」

「いやぁ、しゅうとさんと…」

「特別だからね、」

戸惑いを見せながらも柊翔は獅音の意見を呑んだ。

「ここだとキツイから、あっちのベッドに行こう」

柊翔は獅音を抱っこして、ベッドへ運ぶ。

「コマンドは使わないからね、なにがあるかわからないから」

「うん、それでいい、からぁ//早くぅ//」

熱で風邪をひいているにも関わらず、しゅうとさんが俺の口の中に舌を入れていく。

「指入れるよ?」

獅音は頷くだけで精一杯だった。柊翔は獅音のズボンなどを脱がし、穴に指を入れる。

「うわぁ、ひぃ/」

おしりに異物が混入した感覚に襲われる。柊翔は指の数を増やし、穴を広げていく。

「あぁ// んッ…//」

「れおんくん、そのエロい声は少し抑えてね」

「ん〜〜〜〜〜//」

「もしかして、イったの?」

「イったぁ//」

嫌われると思い、否定したかったが、嘘をつく癖を治したいため、獅音は素直を答える。その後も続いたが、しゅうとさんが穴に入れることはなかった。

「いつもの抑制剤と後、熱の薬ね」

「あ、ありがとうございます」

「お大事に〜」

俺はドアを開け、診察室から出る。今どんな顔で、表情をしているのか分からないため、かいには会わずに帰る。

「や、やばい、しゅうとさんとヤってしまった、、熱だったとはいえ、困らせてしまったぁー」

熱が下がったわけではないが、ピークは過ぎたみたいで元気の時と同じだった。獅音は困らせてしまったことへの後悔と、ヤれて気持ちよかったことへの幸福感で、家に帰るとすぐに寝てしまった。

loading

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚