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天然宮舘を落としたい
― 温泉旅行編 ―
💙「おい、なんだその靴。温泉街歩くって言っただろ」
❤「ごめん……。せっかくだから、おしゃれしたくて、つい」
そう言って少し照れたように笑った涼太は、次の瞬間
❤「いててて……」
歩みを止め、足を気にする。
💙「……靴ずれか?」
❤「うん……ちょっと、無理しちゃったかも」
💙「ったく……」
翔太は小さくため息をつきながら、持っていたバッグを探る。
💙「ほら」
差し出されたのは、シンプルなサンダルだった。
💙「もう一個持ってきてた。履けよ」
一瞬きょとんとしたあと
ぱぁっと、子どもみたいに表情が明るくなる宮舘。
❤「さすが翔太!!ありがとう!!」
嬉しそうにサンダルを履き替え、満面の笑みを向けてくる。
💙(……憎めねえな、ほんと)
💙「で、今日だが」
💙「お前、飲みすぎるなよ?」
❤「え?なんで?」
💙「記憶なくなるだろ」
その一言に――
………しゅん。
目に見えて肩を落とす涼太 。
❤「……気をつけるもん」
💙「……はぁ」
💙「飲むなら、風呂入ったあとにしろ」
❤「……ほんと?」
💙「ほんとだ」
❤「やった!」
切り替えの早さに、思わず翔太は苦笑する。
つづく。