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第十四話「共闘」
地獄との境界。
クロノと閻魔が向かい合う。
互いに一歩も動かない。
重い空気だけが流れていた。
その時。
一つの転移魔法陣が展開される。
「待たせました。」
ケイトだった。
閻魔は少し驚く。
「ケイト。」
「来たか。」
ケイトは剣を抜きながら笑う。
「閻魔さん。」
「今回は一人じゃありません。」
「俺も戦います。」
閻魔は苦笑した。
「相手は強いぞ。」
ケイトは頷く。
「分かっています。」
「だからです。」
「俺が閻魔さんを護衛します。」
クロノは静かに二人を見る。
「二人で来るか。」
ケイトは剣を構える。
「総大将を守るのも。」
「俺の役目です。」
閻魔は笑った。
「頼もしいのう。」
「なら。」
「二人で抑えるぞ。」
ケイトは力強く頷く。
「はい。」
「必ず。」
「時間を稼ぎます。」
⸻
その頃。
別戦場。
ネイトはヴァルドと激突。
ジョトはクロムと剣を交える。
ダッドも敵軍を押し返していた。
神城怜とバッドも第三幹部ノアと激戦を繰り広げている。
それぞれが、自分の戦場を守っていた。
⸻
再び境界。
クロノは静かに笑う。
「面白い。」
「では。」
「まとめて相手をしよう。」
黒い魔力が辺りを覆う。
閻魔も杖を握る。
「ケイト。」
「無理はするな。」
ケイトは笑う。
「その言葉。」
「そのまま返します。」
閻魔も笑った。
「はっはっは!」
「行くぞ!」
「世界は渡さん!」
クロノも一歩踏み出す。
三人の激突。
総大将戦が、ついに始まった。
⸻
第十四話 完
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comi
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谷崎爽奈
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コメント
1件
ケイトが駆けつけるシーン、めちゃくちゃ熱かったです🥺「今回は一人じゃありません」の台詞にグッときました。閻魔さんとの「その言葉、そのまま返します」の掛け合いもいいですね…。それぞれが自分の戦場を守ってる姿も胸が熱くなる。いよいよ総大将戦、続きが気になりすぎます!