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nanakaさんと初コラボです〰︎✍🏻💭

是非楽しんでください🙋🏻‍♀️ ̖́-


stxxx nmmn

紫さん – 自閉症

ご本人様には関係ありません

他人に迷惑のかかるような行為はしないでください




━━━━━━━━━━━━━━━



青 side .


黄【桃くん、大丈夫かなぁ……】


紫【桃く、だいじょ…ぶ、かなぁ…?】


いつものようにオウム返しで、紫ーくんと会話をしながら桃くんを待つ。



橙【桃が戻ってきたら、すぐ会議せんと間に合わんなぁ……】


桃くんがお腹を抱えてトイレに向かったのは、約20分前の、会議が始まる直前だった。


僕らもスマホを弄ったり、会議で使う資料の確認等をして桃くんを待っていたが、


全く桃くんが帰ってくる気配は無かった。


お腹を壊したとは言え、ここまで時間が経つと心配である。




紫【…んふ、せやなぁ…、ニコッ】



橙くんの関西弁がお気に入りの紫ーくん。


桃くんがお腹を壊しているということに関しては、一切興味を示していない様子。


普段共通語で話す、橙くん以外が紫ーくんと接さなければ、上手に会話することは出来ない。


紫ーくんは橙くんの関西弁につられて、言葉の意味が通じないことが、今のように多々ある。



紫ーくんは、繋いでいた橙くんの手を大きく揺らし、

微笑んだ表情のまま”せやなぁ”と繰り返している。



紫ーくんの場合、関西特有の方言が出た時には、

その方言のみを繰り返し喋る。



というのは、日常茶飯事のことだった。











紫【……ん、、】


紫【…ッん”、や…、】


と、突然ある方向を向き顔を顰め、何かを訴えてくる紫ーくん。







1番紫ーくんと接し慣れている桃くんが、この場にいない。


=僕達で何とかしないといけない


と、自動的にその解釈に辿り着くだろう。



赤【…ッえ、どうすればいいの……?】


いつもは桃くんが対処してくれることも、桃くんのいない現在では、手の施しようがない。


桃くん無しでのパニックは、初の経験だったため、

何も分からず……というとろだった。




そのため、メンバーも混乱中…という状態。


紫ーくんが指さした先は、窓。




……音、だろうか。


現在、会社のすぐ傍では、建て替え工事が行われている。







……そういえば、何処かで桃くんに、自閉症児は騒がしい場所が苦手と聞いたことがあった。


もしかしたら紫ーくんも、そのことを訴えているのだろうか。



青【……そういえば、桃くんに自閉症の子は騒がしいところが苦手って…聞いたことある、…】


赤【……じゃあ窓から一旦離れようか、】




紫【……ッぁ”、やぁ…っ、】



紫ーくんも混乱状態のため、むやみに触れたり、無理やりな行動を起こすと、逆に事態を悪化させるため、


極力そのような行動は抑えた方が良い、と

ネットで見たことがあった。


赤くんも、一生懸命携帯で、対応法について調べてくれているようだった。



耳を塞いで顔を顰めたまま、その場に座り込む紫ーくん。


その瞳には、薄らと涙が溜まっていて、


見てる側の僕も、気づけば涙で視界が若干霞んでいた。



助けて欲しい、苦しい思いをしているのは紫ーくんなのに、


何故か僕の方が、泣いてしまいそうだった。





_________


前編終了です!!


あまりにも酷いパスですみません😭😭



nanakaさんの作品は私のフォロー欄から覗けるので、是非見てみてください👊🏻💞


それでは👋🏻👋🏻

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