テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
6,848
第3話
告白されてから1週間が経った。付き合い始めてから彼のことを知った。
彼の名前は、岩本照くん。俺は照くん、って呼んでるよ。
クラスはなんと翔太先輩と同じらしい!!
これ、激アツじゃない?ってことで、俺は最近よく照くんの教室に行くようにしている。
もちろん、翔太先輩を見るために。
まさか、ここに来て接点ができる(まだできてはいない)とは思っていなかった!!
あ、昼休みになったからまた3年の教室行こうっと。
目黒「照くん。」
岩本「っあ、蓮くん。」
俺が名前を呼ぶと、照くんが教室の奥から、少し小走りで、ぽてぽてとこっちに向かってきた。こういうところはちょっとあざといと思う。
どうやら、翔太先輩と宮舘先輩と、1つの机を囲んでご飯を食べようとしていたらしい。2人がこっちを見ている。
目黒「お昼、一緒に食べよ。」
岩本「ほんと?一緒に食べよ!あ…、でも、俺今から委員会の集まりいかないといけないから、先に行ってくるね。あの2人と食べといて!」
そう告げて俺の横を通って廊下に出て行く照くん。
ありがとう、翔太先輩と関わるチャンスを作ってくれて。
目黒「…初めまして。2年の目黒です。」
宮舘「初めまして、宮舘涼太です。」
この人が、翔太先輩を射止めた人か。
近くで見ると、美人って言葉がよく似合う、噂通り妖艶な人だ。
この人は、もう翔太先輩の肌に触れたのかな。羨ましい。
宮舘「ほら、翔太?」
渡辺「渡辺翔太です。」
うわっ、こんなに近くで翔太先輩の声聞けたの初めてだ。
渡辺「お前、照とどういう関係?」
翔太先輩に睨まれながら聞かれた。
え、なんで?俺翔太先輩怒らせるようなことしたかな。
えーっと、なんて答えよう。
目黒「友達、です。この間仲良くなりました。」
ヤバい、嘘ついちゃったけど…、まあいっか。
翔太先輩はふーん、と相槌を打った。宮舘先輩は、それを何故か諦めたような目で見ていた。
目黒「…あれ、このチョコパン誰ですか?」
宮舘「照だよ。チョコ大好きだからね〜あの子。」
渡辺「お前、そんなことも知らねーの。」
宮舘「……まぁまぁ翔太、別にいいじゃん。」
なんか、さっきから翔太先輩めちゃくちゃ冷たい。まぁそんなところも好きだけど。
岩本「お待たせ、食べよ〜」
少し重い空気が流れていたところに、照くんが戻ってきた。
あれから昼休みを4人で過ごしたけど、翔太先輩とはあんまり仲良くなれなかった。
むしろちょっと避けられていた気がする。
うーん、いきなり押しかけちゃったからかな?ツンデレで有名だし。
まぁこれから心開いて貰えばいっか。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!