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第4話
岩本「ねぇっ!タピオカ屋さんあるよ!」
目黒「あ、ほんとだ」
岩本「飲みたい!行こっ?」
目黒「うん、そうだね」
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目黒「照くん、このネギ食べないの?」
岩本「……ネギきらい、」
目黒「じゃあ俺があーんしてあげる」
岩本「それでも嫌!!」
目黒「はい、あーん」
岩本「嫌だ!むぅぅ、何でそんなことするの!」
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照くんと付き合い始めてから1ヶ月、わかったことがたくさんある。
チョコだけじゃなくて甘いもの全般好きな生粋の甘党であること。
いじっても絶対に汚い言葉は使わないこと。
首をコテンと傾げたり、常に萌え袖だったり、いちいち動作がかわいいこと。
拗ねたら上目遣いの涙目であざとい表情をしてくること。
俺より数センチ低いけど180越えのそのたくましい体からは想像できないくらい、「かわいい」という言葉が似合う人だった。
自分でわかっているが、俺はギャップに弱い。かつては翔太先輩のあのポーカーフェイスを崩したいと思ったこともあった。
この1ヶ月照くんと過ごしてみると、あの人をかわいいと思うことも増えた。
女子がやっても一ミリもかわいいと感じなかった行動も、照くんがやると愛おしかった。
でも、1つだけ気になることがある。
それは、付き合ってから数回身体を重ねたが、あの人がすんなりと俺を受け入れたこと。
最初は、解すのは面倒臭いけど下手だったら嫌だから俺が上に回ろう、と思っていた。
しかし、彼は意外にも下であることに違和感を抱いている様子もなく、その穴も使ったことがあるように感じた。
妙に男との行為に慣れている気がした。
まぁそっちの方が助かるけどね。
実は、行為中に俺が「かわいい♡」って言ったらナカ締めて「蓮くんすきっ♡」って言ってくるのが最高にエロくて、正直照くんとの行為にハマりはじめている。
初めは雰囲気作りで言っていた「かわいい」も、最近では自然に口から出るようになっていた。
俺は少しずつ照くんに興味を持ち始めて、翔太先輩のことも忘れ始めていた。
……と思っていた。
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