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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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第9話 大好きだよ



(アイラ)「で、なんであんなとこにいたの??」


(モモ・オカ)『なんででしょうか』


(ジジ)「クラゲのプラネタリウム館内って言ったよね?

なんで、野外の動植物園…しかもゾウのエサ場に頭突っ込んでたの?(笑)」


(モモ・オカ)『なんででしょうね?』



(星子)「 てか、モモ、メガネ風呂入れ!エサクセェぞ?

でもま、無事で何より!お前ら水族館は楽しめたのか?」



(アイラ)「2人消えたから、ジジとイルカショーみたわ!で、イルカのストラップ買った♡チキチータにあげるんだぁ~♡」



(ジジ)「いや、マジですごかった!イルカ!あいつら人間の言葉分かってるよ絶対!!」



(モモ)「うちも、楽しかった。最後プラネタリウム観れたし。」

オカルンにタンカきっちゃったけど。



(オカ)「自分も、メガネ壊れたけど楽しかったです!!」



あ!!メガネ!!!!!!!…ごめん(涙)

(モモ)「オカルン~!メガネないと見えないでしょ?うちが手ぇ引っ張ってやるね?」


(オカ)「あ、、ありがとうございます…」



(アイラ)「なんだか、ちょっと変。モモ、吹っ切れた?」

(ジジ)「いいなぁ~」



(星子)「わしは旅館に行く前に少し寺に寄るが、、、お前ら、1日早めの除夜の鐘打ちに行くか?」

(一同)「わぁ!行きます!!!!」




旅館の近くに、寺がある。

星子の親戚の寺で、オカルン達もついていくことにした。




「流石に鐘ならすのは迷惑だからな、百八の煩悩を祓ってもらうぞ」



合掌



(オカ)

色んな人の気持ちを振り回して

自分こそ欲深くて、煩悩の塊なのかもしれない。


(星子)…

「なぁメガネ」

オカルンの横にいた星子が、すっとオカルンの膝に手をやり、語りかけてきた。



《人間ていう生き物はよ、欲深くてな。 自分を一番に好いて欲しいと願うのさ。


でもよ、こうやって、仏物に向かって一年を感謝し、百八の煩悩を払い、はたまた神物に向かって新年の挨拶をする。異なるものを信じて願う。


大事なものや、信じるものは一つじゃなくていいんだ。》


(オカ)「!!星子さん…」




誰にも、聞こえてない?


周りは静かだった。




《お前らはお前らの信じるものを大切にしたらいいのさ。


青春だねぇ。

お前は、モモ達にとって核で、仏で神なんだろうよ。


お前は、お前を信じてついてきてくれる奴を全力で守ればいいのさ。》




(オカ)「…はい!」

画像



(星子)「しかしな、 モモを好きなら、最後までめんどうみろよ?わしもひ孫をみたいからな。」


(モモ)「おいババア、急にどうした!?////」


(住職)「お静かに」


(モモ)「さーせん!」


(オカ)「そこだけ声出すんすかっ星子さん(笑)」






夜、皆で花火をすることにした。


(アイラ)「冬の花火とか、ファンタジックね♡」

(ジジ)「秘技!10本持ち!!!!!!!」

(満次郎)「やけどしますよ!止めなさーい!」

わははははっ


(オカ)「明日は帰るんですね。」



(モモ)「だね。」



(オカ)「すみません、不甲斐なくて。

綾瀬さんをなんだか傷つけてばかりで。」


(モモ)「いいってことよ!」


(オカ)「自分、不器用なんで…」


(モモ)はぅ~~~ん/////

「それ、止めろよな!💢💢」




ますます好きになっちゃうじゃんか…


クソダラァ!


(モモ)「冬の花火て、粋だねぇ」

(オカ)「本当、冷たい空気で益々キレイに見えます。」



(モモ)「オカルン?」


(オカ)「はい」


(モモ)「オーカルン♡」


(オカ)「なんすか(笑)呼びすぎですよ綾瀬さん。」





(モモ)「私はオカルンが大好きだよ」




(オカ)「あ、、あの…自分……/////」



(モモ)コソッ「アトデモッカイ  キスシテイイ?」

画像


(オカ)「㏄‰㎜△*◇◇&!!!!??」










第10話へつづく



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