第9話 大好きだよ
(アイラ)「で、なんであんなとこにいたの??」
(モモ・オカ)『なんででしょうか』
(ジジ)「クラゲのプラネタリウム館内って言ったよね?
なんで、野外の動植物園…しかもゾウのエサ場に頭突っ込んでたの?(笑)」
(モモ・オカ)『なんででしょうね?』
(星子)「 てか、モモ、メガネ風呂入れ!エサクセェぞ?
でもま、無事で何より!お前ら水族館は楽しめたのか?」
(アイラ)「2人消えたから、ジジとイルカショーみたわ!で、イルカのストラップ買った♡チキチータにあげるんだぁ~♡」
(ジジ)「いや、マジですごかった!イルカ!あいつら人間の言葉分かってるよ絶対!!」
(モモ)「うちも、楽しかった。最後プラネタリウム観れたし。」
オカルンにタンカきっちゃったけど。
(オカ)「自分も、メガネ壊れたけど楽しかったです!!」
あ!!メガネ!!!!!!!…ごめん(涙)
(モモ)「オカルン~!メガネないと見えないでしょ?うちが手ぇ引っ張ってやるね?」
(オカ)「あ、、ありがとうございます…」
(アイラ)「なんだか、ちょっと変。モモ、吹っ切れた?」
(ジジ)「いいなぁ~」
(星子)「わしは旅館に行く前に少し寺に寄るが、、、お前ら、1日早めの除夜の鐘打ちに行くか?」
(一同)「わぁ!行きます!!!!」
旅館の近くに、寺がある。
星子の親戚の寺で、オカルン達もついていくことにした。
「流石に鐘ならすのは迷惑だからな、百八の煩悩を祓ってもらうぞ」
合掌
(オカ)
色んな人の気持ちを振り回して
自分こそ欲深くて、煩悩の塊なのかもしれない。
(星子)…
「なぁメガネ」
オカルンの横にいた星子が、すっとオカルンの膝に手をやり、語りかけてきた。
《人間ていう生き物はよ、欲深くてな。 自分を一番に好いて欲しいと願うのさ。
でもよ、こうやって、仏物に向かって一年を感謝し、百八の煩悩を払い、はたまた神物に向かって新年の挨拶をする。異なるものを信じて願う。
大事なものや、信じるものは一つじゃなくていいんだ。》
(オカ)「!!星子さん…」
誰にも、聞こえてない?
周りは静かだった。
《お前らはお前らの信じるものを大切にしたらいいのさ。
青春だねぇ。
お前は、モモ達にとって核で、仏で神なんだろうよ。
お前は、お前を信じてついてきてくれる奴を全力で守ればいいのさ。》
(オカ)「…はい!」
(星子)「しかしな、 モモを好きなら、最後までめんどうみろよ?わしもひ孫をみたいからな。」
(モモ)「おいババア、急にどうした!?////」
(住職)「お静かに」
(モモ)「さーせん!」
(オカ)「そこだけ声出すんすかっ星子さん(笑)」
夜、皆で花火をすることにした。
(アイラ)「冬の花火とか、ファンタジックね♡」
(ジジ)「秘技!10本持ち!!!!!!!」
(満次郎)「やけどしますよ!止めなさーい!」
わははははっ
(オカ)「明日は帰るんですね。」
(モモ)「だね。」
(オカ)「すみません、不甲斐なくて。
綾瀬さんをなんだか傷つけてばかりで。」
(モモ)「いいってことよ!」
(オカ)「自分、不器用なんで…」
(モモ)はぅ~~~ん/////
「それ、止めろよな!💢💢」
ますます好きになっちゃうじゃんか…
クソダラァ!
(モモ)「冬の花火て、粋だねぇ」
(オカ)「本当、冷たい空気で益々キレイに見えます。」
(モモ)「オカルン?」
(オカ)「はい」
(モモ)「オーカルン♡」
(オカ)「なんすか(笑)呼びすぎですよ綾瀬さん。」
(モモ)「私はオカルンが大好きだよ」
(オカ)「あ、、あの…自分……/////」
(モモ)コソッ「アトデモッカイ キスシテイイ?」
(オカ)「㏄‰㎜△*◇◇&!!!!??」
第10話へつづく
コメント
4件
やっぱ神作だわ…絵も神ってるし…😇
わあああーーー‼️モモちゃん大胆🥹💘💘 メガネ壊れてずっと裸眼なオカルンもかわいいよお😭😭イラスト制度最高です😭😭💕