この作品はいかがでしたか?
526
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昔は君に助けられてばっかり。
恨むようなことはたくさんされた。
けど、なぜか、
君を嫌いでいれないんだ。
なんでだろうね。
道端で転んでも、必ず手を差し伸べてくれる。
それが君だ。
この前も、
「一人で抱え込んでんじゃねぇよ」
君はそう言ってくれた。
昨日飲んだカフェオレ、苦かった。
ここをでたら、真っ先に君に会いに行く。
僕は決めたから。
抱え込んだりしない。
君の幸せな未来をずっと願ってる。
から
……………………………………………
出久)この前まで…幸せだって嘘ついてたな。芦戸さんに謝らなくちゃ。
手紙を書いている。
“元気でいますか。
他の人を深く愛せていますか。
笑顔を絶やしていませんか。
僕と過ごした日々、
覚えていますか。
初めて会った時のことも。
ここを出たら
必ず君に会いに行きます。
最後まで、この日まで”
出久)ただ…願ってる。
これが1年A組に届きますように。
僕は願っています。
峰田)おいばくごぉぉぉぉぉぉぉ!!!
爆豪)うるっせぇんだよ黙れ!
瀬呂)それどころじゃねぇんだよ!手紙!
上鳴)緑谷から!お前宛!
爆豪)は?!
………………………………………
爆豪は部屋で出久の手紙を読んだ。
爆豪)お前が….泣いたことも…全部わかってんだよ…。不完全だって…いいんだよ…。
コンコン
轟)俺だ、爆豪。入るぞ。
爆豪)なんだよ…。
涙目な爆豪を心配する轟。
轟)爆豪…?なんかあったのか?
そこには一切れの紙。
文章が書いている。
轟はその手紙に目を通すと、爆豪に一言言う。
轟)爆豪、ここの部分をよくみろ。
「笑顔を絶やしていませんか。」
笑え。爆豪。アイツは必ずお前に会いにくる。
爆豪)っっ!!!
涙をこぼす爆豪を慰める轟。
コメント
1件
続き楽しみです!