🔞短編集

リクエスト作品（ひかるさん、ののさん）

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「ん、ふ……っ、またそこ……っ」

ベッドの上、身体の奥をゆっくり貫かれながら、照の指先が胸元をかすめるたびにぴくっと震えた。

「ここ、前より感じるようになったよな」

「そ、そんなこと……っ、ない……っ」

否定する声は頼りなく、息も上がっていた。

初めての時は、くすぐったいだけだった。

照に乳首を摘まれても、舌を這わされても、「なんか変な感じ」くらいにしか思わなかったのに――

「でも、こうすると……ほら、ここ、硬くなる」

「やっ、あっ……」

ぷにっとした感触を確かめるように指で撫でられ、背中がベッドを跳ねた。

嫌じゃない。

けど、恥ずかしい。

それ以上に、熱い。

「なんか……ここいじると、奥も締まるんだけど？」

「う、そ……ちがう、から……やめっ……」

ゆっくり円を描くように親指が撫でて、もう片方の乳首に熱い舌が触れる。

くすぐったさと、じんじんした感覚が混ざって、身体の芯がどんどん熱くなる。

「……そんなことないって言って、こんな声出る？」

「う、うるさいっ……んぅ、あ……っ」

ぞくん、とした。

胸を触られてるだけなのに、腰が勝手に浮く。

突かれるたび、奥でくちゅくちゅと音がして、舌先で乳首を転がされるたびに頭がふわふわしてきた。

「……佐久間、かわいい。もっと、触っていい？」

「もうっ……」

唇を噛んで、顔を隠しても、照の手は止まらない。

心臓より、もっと奥が、じんじんと熱く脈打っていた。