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43 - 「眠れぬ夜」💛💜

♥

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2025年04月23日

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「今日はやめとこう。明日早いし、ふっかも寝とけって」


ベッドに仰向けで横になった照が、片手でふっかの頭を軽く撫でながらそう言った。

優しい声。優しい手。


わかってる。アイドルの朝は早いし、明日の収録は遠出だ。

でも――


(そんなことより、俺は今…こっちのほうがキツい)


湯上がりで火照った肌。

照の匂いが、寝室の空気に染みついてる。


さっきまで一緒に風呂に入って、何もなかったのが逆に俺を変にムラムラさせた。


それに、湯上がりの照の肌の匂いが、まだ鼻の奥に残ってる。

耐えきれずに、ふっかは布団の上からひょいと跨った。


「……ふっか?」


目を細める照を無視して、ズボン越しに自分のお尻を照の股間に擦りつける。

わざとらしく、ゆっくり、何度も。


「…寝れない。照のせいで全然落ち着かない」

「……おまえ、マジで……」


照の声が低くなる。

ぐっと腰を掴まれ、動きを止められた。

そのまま体勢を崩すようにベッドに押し倒される。

次の瞬間には、口元を噛むような深いキスが落ちてきた。

舌を絡められ、口内を何度もくちゅくちゅと味わわれる。

ふっかが息を吸う隙もないほどのキスに、身体がじわじわと熱くなる。


「最初に誘ったの、ふっかだからな。明日寝不足でも知らないよ?」

「…っ、ん、んあ…っ、わかってる、から…」


下着の中に手が入ってきて、熱い指が敏感なところを撫でるたび、ビクビクと身体を震わせる。


「やっ…あ、ひかる、ん、待っ、そこ、やば……っ」


そのまま脱がされ、何度も何度もキスを落とされながら、照の腕の中で愛され続けた。

深く、強く、優しく――


***


「ひかる、やば、これ…、もう…っ、ぅあ、あ…」


自分でもどこまで達したのか、もうわからない。

腰を引き寄せられ、奥の奥まで、全部照に満たされていく。

静かな夜に響くのは、濡れた吐息と、優しくも激しい愛の音。

記憶も曖昧になるほど、身体の奥まで何度も抱かれ、愛され、朝方には腕の中で意識を失っていた。

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コメント

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ユーザー
ユーザー

めっちゃいい!! 好きすぎる気持ちが爆発🥰

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