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ちょっと、心がぁぁ
推しをタヒなせたくないという感情から 推しを苦しめる事にしました、はい、変わってないね。
ということで 約束 バッドエンド
避難所はもう、静まり返っている。
亡くなった人。弱ってしまった人。感情を無くしてしまった人。
僕もその1人、なのかもしれない。
相棒、心月はいつの間にか、あの場所から居なくなっていた。
捜査一課の先輩方は、行ってしまった。
特命係の2人も、組体五課の方々もそうだ。
あれ、いつも、何をしていたんだろう。
事件を捜査した日。ライブをした日。収録をした日。握手会をした日。
そして、忘れもしない
家族を亡くした日。星に思いを馳せた日。
それでも、暗い過去でも。
過去を過去のままで忘れたくないから。
箱の中に、閉じ込めていた。
そんな日々が、蘇っていく。
段々と、辺りが暗くなった。
1つきり、置かれた時計には、午後1時と表示されている。
あれ、暗くなる時間じゃないな なんでだろう
呼吸が 少しづつ 浅くなっていく気がする。
力が 抜けていく気がする。
そのまま僕は、深い深い、永遠の眠りについた。
戦争が終わった。長い長い、戦いが終わった。
一気に、人混みが出来た。
外には来ていないようだった。中へ入り、約束をした、あの場所へ向かった。
信じられなかった。
俺も、芹沢も。
何故なら、アイツが。夜桜が。
白い布に顔を隠されていたからだ。
今日。数時間前に。アイツは亡くなったらしい。
あの時以来だ、こんなに
こんなにも かなしくなるのは。
言い出しっぺが…何、約束破ってんだよ…ッ。
俺には今、どんな顔をしているかは分からない。
ただ、ただ、ただ。
冷えきった夜桜の手を握りしめる、酷い顔をした芹沢を、立ち尽くして見つめることしか出来なかった。
バッドエンド 終
これにて完結でしょう、感想お待ちしております!