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では本編へどうぞ!
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結の章
「ふわぁぁ…。よく寝たぁ…。…てかやばっ!?7時54分じゃん!?」
急いで制服に着替える。
「いってきますっ!」
はぁはぁと息を切らせながら教室のドアを開ける。同時にチャイムがなった。
「おー。おはよー。いつもより遅いけどどした?」
親友の七海が聞いてくる。
「えっと…はぁはぁ…私、が探偵、で、はぁはぁ…事件、をとく夢、をみ、て…」
「結はミステリー大好きだからねー」
「それでね、えっと、こんな事件で〜」
「やばっ、先生来た!」
時雨の章
「おねーちゃんっ!入っていいー?」
甘えるような声。妹の音だろう。
「何か用?」
「今日は誰の夢を盗み見したの?」
「人聞きの悪いこと言うなよ…。私だって見たくて見てるわけじゃないんだよ…」
「えー!?カッコイイのになー、その能力…」
「私としては、音の記憶能力のが羨ましいよ…。テスト万全じゃん」
「でもなぁ…」
「これぞ、隣の花は赤い、ってヤツだね」
「あ、う、うん」
知らなかったか…。
結の章
「おやすみなさい〜」
今日も昨日の続き見れたらいいなあ〜!
…ここは…。そっか、夢だ。また、事件かな!?やったぁ!
「こちらです」
警官に案内される。
「ここが、連続殺人犯、Nのターゲットとなってしまった人の家です」
札には、『金城』と書かれていた。金城…?どこかで聞いたことある気がするな…。
「…うわっ…」
そこには、髪を綺麗にカールさせた、ロングの女の子が無惨な姿で倒れていた。
「被害者は、金城 鈴さんです。13才で、家庭は裕福でした。ダイイングメッセージで、『N』と書かれていました」
そこで、朝が来た。
時雨の章
…まただ。最近結さんの夢を見ることが多い。『金城 鈴』…。私をいじめているメンバーの一人だ。
「おねーちゃんっ!入るよぉ〜!」
「音、真面目に聞いて欲しい。今日、クラスメイトの一人が死ぬ」
「えっ…?」
「多分被害者は金城 鈴さん。私をいじめているメンバーの一人だね」