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死にたい赤葦の話

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死にたい赤葦の話

3 - 第3話 死にたい赤葦

♥

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2025年04月09日

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死にたい赤葦




































______


梟谷学園


体育館


バレー部朝練1分前


赤葦

「すみません、遅くなりました。 」


木葉

「赤葦、また遅刻ギリギリかよ。 」


赤葦

「ほんとにすみません…落し物を交番に届けてたら…」


猿代

「怒れねぇ理由だな」


木兎

「まぁ別にいいだろ!遅刻でもなれてばわざとではないんだし!」



…すみません木兎さん。わざとなんです。


たまにやってしまう、『わざと』の遅刻


『怒られる』という形で見てもらう事。


怒るのは相手が大切だからと分かってるから。


こうすれば、絶対見てくれる。







______


木兎

「ん?赤葦また包帯?」


そして、もう一つ『見てもらう』為にやった事。


左腕の包帯。


この包帯の下には自分で前傷つけたものがある。


でも、周りからはただの怪我にしか見えない。


自分で傷つけてたことではなく、怪我に対して心配してもらえることが目的。


赤葦

「はい、火傷をしてしまって…」


木兎

「火傷かぁ…気をつけろよ?」


赤葦

「大丈夫ですよ、心配してくれてありがとうございます。」



良くも悪くも木兎さんには右腕の怪我はバレてない。


まぁ、気づかれたら終わりだけど。



でも一つ心配の事がある。


鷲尾さんだ。


あの人は普段喋りはしないけど、大事な時によく喋る。


しかも、観察力がいい。


最初にバレてるとしたら、絶対あの人だ。


…でも気づかれるまでは。


まだ、このまま。




誰かに認められてたい。



𝐍𝐞𝐱𝐭 ︎ ⇝2500いいね (また調子乗りすぎ)

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