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伊作「留三郎〜!おはよう!」留三郎「伊作!おはよう!って危ない!!」

伊作「え!?ってうわっ!!」

昨日の大雨でできた水溜まりに気づかず、入ってしまい転んでしまった

留三郎「大丈夫か伊作!?」

伊作「いてて……うん、大丈夫だよ…」

留三郎「ほら手貸してやる……立てるか?」

伊作「ごめんね留三郎……」

留三郎「気にするな、同室じゃ……ぁ、もう同室じゃなかったな。」

伊作「あはは…でも、もう同室じゃなくても留三郎は僕にとって大切な友達だよ。いつもありがとね、留三郎!」

留三郎「お、おう……そうだな…というか怪我、大丈夫なのか、?」

伊作「ん、あぁ、かすり傷だし大丈夫だよ」

膝を少し擦りむいたくらいだからなんともない。

消毒して絆創膏を貼るくらいで大丈夫だろう…

留三郎「ちゃんと手当てしろよ?」

伊作「分かってるって〜!それより、集合場所に早く行かないと」

留三郎「あぁ、それもそうだな…」

集団登校をすることになっているためその集合場所へ向かいながら話していると後ろから声が聞こえた。

乱太郎「……あ!伊作先輩と食満先輩!」

伊作「ん?……ってあ!乱太郎〜!!」

留三郎「それにきり丸としんベヱ!どうしたんだ?集合場所に行かないと遅れるぞ?」

きり丸「いや行ったんすけど…」

乱太郎「先輩方が遅かったので心配で…」

しんベヱ「様子を見に来たんです!」

留三郎「そうだったのか…でも安心しろ、いつもの伊作の不運があっただけだから」

伊作「いつものって言わないでよ!まあ本当のことだけどさぁ…」

留三郎「わるいわるい…他の学年はまだ集合場所にいるのか?」

乱太郎「はい!みんなもう揃ってますよ!」

留三郎「待たせていたのか…なら早く行かないとな」

伊作「そうだね!早く行こうか!」



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