この作品はいかがでしたか?
300
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目を覚ますと見知らぬ空間に居た
そこは暗く、物などは何ひとつ置かれていない空間…
なにか手がかりになるものはないかと当たりをキョロキョロしていると
ふと、目の前が明るくなった
一体何が始まるんだ、、としばらく見ていると
一人の男が前を歩いている人達を追いかけている光景が見えてきた
金髪の髪、青い目…間違いなく俺だ
目の前の俺は見知らぬ人たちを追いかけている
「ま、待って!」
「ねぇ!待ってって!」
彼らは何度呼びかけても反応はなくどんどん歩いて行ってしまう
それでも俺は彼らを必死に追いかけていた
なぜ必死になって追いかけてるのか俺には分からなかった
だって自分が追いかけてるのはまったく知らない人達だから
「ハァハァ…捕まえ、スッ…」
「た…?」
やっとの思いで掴んだはずが、なぜか手が通り抜けてしまい彼らに触ることが出来なかった
「な、なんで掴めないのっ?」
目の前の俺が驚いていると真ん中の男が
「俺らに着いてくるな、お前は必要ない」
鋭い目付きで冷たく言い放った
俺は驚きを隠せないのか目を見開いていた
「な、なんで?…なんでよ!」
マイキーくん!
目の前の俺がそう叫んだ時、俺は思い出した
なぜ今まで忘れていたのかが不思議なくらいだ
そう思うのと同時にあることも思い出した
それは俺が
タヒんでいるという事
じゃあこの場所は…?
今まで見ていた光景も一体なんなんだ?
理解が追いつかない
頭を抱えていると誰かに肩をトントンとされた
振り返ると俺が居た
なぜか目の前の俺は悲しそうな顔をして立っていた
そして俺の方に近づき耳元でこう呟いた
なんで○したの?
予想外の言葉に思わず聞き返してしまった
でも目の前の俺はただ俺をじっと見つめるだけで、俺の問には答えようとしなかった
○した?俺が俺自身を?どうして?
ますます頭がこんがらがってきた
途方に暮れていると目の前の俺が口を開いた
俺を睨みながら彼はこう言った
「お前が自○しなければ、マイキーくん達を助けれたのに」と、、
あぁ…そうだ…自○したんだった…
やっと理解出来た
何度も何度もタイムリープしては大切な人を失って、、その繰り返し…
正直疲れてしまった…全てのことに対して…
何もかも諦めた俺はビルの屋上から飛び降りたのだ
1番諦めちゃいけない俺が何もかも諦めて、疲れたとか言い訳して、挙句の果てに自○して、、
みんなを助けるって誓ったはずなのに
裏切ってしまった俺に目の前の俺は怒っているのか…
ごめんな…ごめんなっ…ポロポロ
気づいたら俺は目の前の俺を抱きしめながら、ごめんなと泣きながら言っていた
そんな俺の背中を彼はぽんぽんと叩いてくれた
すると目の前に居たはずの俺が居なくなっていた
今の今まで抱きしめていたはずなのに…
俺が混乱していると
突然目の前が暗くなっていった
俺は思わず目をつぶってしまった
気がつくと俺は自分の部屋のベッドの上にいた
どういうことだ?
そう考えていると携帯電話が鳴った
見てみると佐野万次郎と書かれていた
どうやら相手はマイキーくんらしい
でもなぜ?俺はタヒんだはずじゃ…?
と、理解出来ずに考えていたが、マイキーくんを待たせるのは悪いと思い電話に出た
「もしもし?」
「あーたけみっち?」
「はい?」
「今、ケンちん達と遊んでんだけどたけみっちも来る?」
「あ、え〜と」
「どーする?たけみっち」
「行きます!」
「りょーかい」
「俺ん家来てね」
「分かりました!」
俺は一瞬ためらったけど行くことにした
もし、これが現実でマイキーくん達が幸せなら
会いたい、皆に会いたい
きっと俺が俺にチャンスをくれたんだ
もう一度やり直せって
次はぜってぇ諦めねぇ!
これが俺のリベンジだ!
終わり
どーだったかな?
初めてノベルで書いたから変なとこがいろいろあると思うけど楽しんでもらえたかな🤔
❤とコメントよろしくね!!
良ければフォローもお願い!
最後まで読んでくれてありがとう〜
それでは
おつさも!
コメント
16件
今日ノベルだぁ!
おぉ~...