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休み時間、廊下全体に
オレンジ色の夕日が差し込む。
ふと彼女の背中を見た僕は
思わず目を逸した。
大森「…、ねぇ、ちょっと来て、。」
人気の少ない廊下に連れ出し、
目を見れず下を向きながら小さく言う。
大森「ごめん。あのね、その….背中、透けてる…、かも」
彼女は驚いて顔を真っ赤にし
その場にしゃがみ込む。
大森「….これ、きて」
自分が着ていたカーディガンを
彼女の肩にそっとかける。
大森「帰るまで、着といて、。また返してくれればいいから、」
頬の赤みが消えぬまま、
お礼をする彼女。
大森「他のやつに見られるの、すごい…、やだ、。」
大森「ぼく、そういうの…、嫉妬しちゃうから…、」
end.