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#バイオハザード
SOMAMON7A
332
#からぴちNL
#イラスト
軋轢
48
熊崎まろな
48
無限城へ
・・・・・・・・・・
《緊急召集!緊急召集!!》
《産屋敷邸襲撃!!襲撃ィィ!!》
《柱ハ直チニ産屋敷邸へ!!》
「「『!?』」」
無一郎、有一郎、柊依の鴉が大慌てで報せに飛んできた。
柱である無一郎と柊依はすぐさま刀を腰に差して玄関へと向かう。
「柊依さん!無一郎!」
「花柱様!」
有一郎や花柱邸に仕える隠たちが2人に声を掛けた。
『私たちはお館様のところへ向かいます。皆さん、ここを頼みます。でも危ないと思うようなことがあったらすぐに逃げて。自分たちの身の安全を最優先にしてください!』
「はい!」
「行ってらっしゃいませ!」
「無一郎、気をつけて!」
「兄さんもね!」
「柊依さんも気をつけてね!」
『ありがとう。有一郎くんもどうか無事でいて』
「うん!」
時間がない中でもお互いに声を掛けて無事を祈る。
そして、無一郎と柊依は産屋敷邸を目指して大急ぎで屋敷を後にした。
「柊依さんっ…!襲撃って一体…!」
『…多分だけど、無惨が現れたんじゃないかしら…』
「無惨!?どうやってあそこを見つけるの!?」
『分からないわ。あの男はこっちが考えつかないようなことをする奴よ。手下もたくさんいる。色んな血鬼術で鬼殺隊の本部を突き止めたのよ、きっと…!』
「…!」
走りながら会話をする無一郎と柊依。心臓が早鐘を打つ。嫌な予感に背中を冷たい汗が流れていく。
走って走って、ようやく本部が見えてきた。
その時。
耳をつんざくような爆発音と共に、目の前が一瞬で火の海に姿を変えた。
『ああっ!』
「お館様!!」
大量の火薬の匂い、周りの木々と生き物の焼ける匂いが辺りに立ち篭める。
「お館様!」
「お館様!」
他の柱も集結していた。
そして、そこにいたのは背中から無数の触手のようなものを生やした男の姿があった。しかし、太く大きな棘に身体を固定されて身動きが取れないようだった。
「テメェかァァ!!お館様にィ…!何しやがったァ!!??」
実弥の声が聞こえた。
「無惨だ!!鬼舞辻無惨だ!!奴は頸を斬っても死なない!!!」
岩柱の声が響く。
あいつだ。家族を皆殺しにした鬼の始祖だ。
怒りと憎しみに柊依の身体がカッと熱くなった。
集結した者が一斉に無惨に向かって攻撃を仕掛ける。柊依も刀を握り締めて構える。
“霞の呼吸・肆ノ型”
“蟲の呼吸・蝶ノ舞”
“蛇の呼吸・壱ノ型”
“恋の呼吸・伍ノ型”
“水の呼吸・参ノ型”
“風の呼吸・漆ノ型”
“ヒノカミ神楽・陽華突”
“花の呼吸・伍ノ型 徒の芍薬”
全員の攻撃が無惨を追い詰めた。…と思ったその瞬間、足元が大きく口を開け、その場にいた者を飲み込んだ。
ものすごい速さで落ちていく。
「柊依さん!!」
『無一郎くんっ!!』
近くにいた無一郎とも離ればなれになってしまった。
大勢の叫び声が聞こえる。柱以外の隊士たちも同じ空間に連れてこられたらしい。前後上下左右めちゃくちゃな空間を落ちていくのが見えた。
柊依はいくつかの技を出して落下速度を相殺し、どうにか地面に着地した。
『何なの…ここは…』
目眩を覚えるように広く果てしない空間。あちこちから漂ってくる、鬼特有の禍々しい匂いと血の匂い。
ここが鬼の根城なのだろう。
いる。大量の鬼の気配だ。
今夜、長い長い戦いに決着をつける。鬼を一匹残らず倒すという決意を新たに、柊依は隊服を整え、床張りの地面を走り出した。
続く
コメント
1件
ああっ、ついに無限城編突入か…!第22話、一気に緊迫感がヤバかったわ。 鴉の緊急召集からもう心臓バクバクで、無一郎くんとの別れ際のやりとりが泣ける。「兄さんもね!」って返す有一郎くんのところ、もう兄弟の絆がじんわり来る…。そして爆発音と共に現れた無惨、あの禍々しさが文章からビシビシ伝わってきた。 各柱の呼吸が一気に並ぶ展開は原作ファンとしてテンション上がるし、柊依さんが無一郎くんと離ればなれになるシーンは「うわっ…!」って声出た。続きがマジで気になる…!次話、待ってる🔥