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※爆発などの表現が含まれています。

戦争完美などの意図はございません。































海「、ッフランス…何してくれてんだ。」



フランス「そもそもさぁ、僕がアイツらにバラしたとしても結末は変わらないんだよ?

わかってる? 」



満州「…詳しく説明して。」



フランス「……。」



フランス「…そうだね。ちょっとだけでも言っておこうか。」



フランス「まず、なんでそもそも言っちゃダメなの?なんか出会った時から使命感、みたいな感じであったけどさ。

理由とかあんまよく分かってないんだよ僕。」



海「…俺もあまりわからないな。」



満州「……多分これは僕が1番知ってるよ。」



満州「たしか、こうなる前…、」









































あの時。死んだ時は。僕は図書館に居た。





























満州『完全転生者のなり方、?』



満州『、そもそも転生者ってアニメとか漫画の世界だけじゃないの?』





ぱらぱら





満州『…完全転生者の条件は…』






・大切な人にメッセージを残せない






満州『…これだけ?』



満州『てかメッセージってなに、?』





























満州『…国は最期に大切な人にメッセージを遺す、…のか。』





…ここだけ見て。僕はある疑問が浮かんだ。
























満州『完全転生者になってメリットとかあるのかな…?なんかリスク犯すだけな気がするんだけど。』








満州『…ッは 、?』































そんな疑問も。すぐ答えが出た。




























満州『連合と枢軸でまた全面戦争が起きる、?』














満州『転生者になったやつらが集まって、来世でやる、。』




満州『……』













満州『もし。これが阻止出来ないとなったら。これが嘘じゃないのなら。…枢軸を勝たせないと。』



満州『…少なくとも完全転生者がいれば。戦況は有利に動く…かも。』





考えたら即行動。






満州『なら…ッまずッ』







…ナイフを片手に。これからやろうと思っていた。








…そんなとき。ドアを開く音と共に

耳を疑う声が聞こえた。

























『ないちぃ…いる?』





















満州『、はッ、?











パラオ、?』












パラオ『満州…?なにしてるの。?』











満州『これはッ、』















そうだ。説明すればわかってくれるかもしれない。







































説明出来たら。ね。










___













耳が壊れそうな程の爆発音が。耳に響いた。






パラオ『ッへ、?あ゛ッ、っ!? 』







身体が。本が。全てが。炎に染まっていく。









どうやら。ここに爆弾かなんかが落とされたらしい。















武装のない僕たちは。黙って染まっていくしか無かった。














満州『、ッは、。ッ』









薄れゆく意識の中。










『たすけて。』



















『陸。』

『ないち、ッ』




































ばんっ










日本『ここで爆発が、ッ!!、』























日本『ッは、』























笑いあった思い出は焼ききれてしまったようで。













日本『、。?』
















君が持っていた本に。興味深い事が書いてあった。
















「完全転生者がやってはならぬ事。」



・他の人に転生のことを明かすこと。


・誰かと共になくなること。








⇒言われた側は頭痛と目眩、手足に力が入らなくなる。

言った側は数日後に   変が  る


⇒不完全転生者になってしまう。
















































焼き切れていて。あまり詳しく読めない。







日本『、無力ですね。私。』



















乾いたような笑いを残して。そこを去った。






笑いあった思い出も。






抱き締めたい思いも。






全部そこに残して。



















あぁ。


































救えたらよかったのに!!






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