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主人公
モモネ
自分がわからない。氷使いで、マイペースな性格。好きになったものは、桃と猫。
実は悪?
女の子 13歳
サクラ・@#&@#
モモネの旅の相方で、おっとりとした性格。謎多き美少女。ライトチームに所属。料理が得意。 モモネとレンはゆういつの親友。
癒し魔使い
女の子 13歳
レン・ライト
ライトチームのリーダーの息子。
好奇心旺盛で、空気を読むのが上手い。
風使い
天才で、IQ120だとか?
モモネとサクラはゆういつの親友だが、モモネは?
男の子 13歳
ヨル・ライト
レンの父。ライトのリーダーなため、リーダーと呼ばれている。
調子もの
男性 24歳
ダイ・ブラック
好奇心旺盛な男の子。
ある秘密があって?!
ライトチームのお兄ちゃん的存在。
炎使い
男の子 18歳。
アンナ・ヨンネ
ライトチームのメンバー男の子だけど可愛い。
空間魔使い
男の子 17歳
ルル・#*%^>^>
気品のある女の子、近寄りがたく有能なため、『小さな大人』と呼ばれている。
サクラと仲がいい。能力を使うと右目が白くなる。
読み使い。
女の子 14歳
このお話は1話から見るのをおすすめします!
〜物陰〜
私はモモネ。今私はサクラちゃんとレンくんで、ジョン村から少し離れた場所、ジョン森に来ている。ジョン森って言うのは、ジョン村の人たちが活用している森だ。
森と村は契約して村の森、ジョン森になったらしい。
なんできてるかって言うと、リーダー(ライトチームのリーダーだよ!)に、
『早速お仕事だよ☆魔神達を狩りに来て!よろしく〜』
との事だった。
大人なのに、中学生か!
そうして私たちは、持ってきたリュックをしょって、狩りをしに来ている。
レン「ここからは別行動にするか?」
サクラ「嫌よ!私戦え無いもの。」
「私もサクラちゃんに賛成、ここ凄く広いし、魔神いるし、迷子になっちゃうかな?」
私は苦笑しながらレンくんに言う。
そうするとレンくんは、ちょっと嬉しそうな顔で、「よし、じゃあ、みんなであの切り株辺りで休憩するか〜」
と言った。
「そうだね!」
私はなんでレンくんが嬉しそうな顔をしたのか知っている。
それは、私が喋れているからだ。
ちょっと前まで、、、ネックレスを着けるまで声が出なかったからだ。でも、現に喋れているし、優しいレンくんのことだ、私が喋れれて嬉しいって思っているんだろう。
でも、私が喋れているのは、このネックレスのおかげ。ネックレスを外すと声は出なくなってしまう。
私は前にあったことや、こんなことを考えているうちに頭の中が『?』(はてな)マークでいっぱいになっていると、サクラちゃんとレンくんが座っていた。私もサクラちゃんの隣に腰をかけた。
みんな持参していたご飯を食べ、他愛のない会話をしていると、
ガサガサ!
「!」と、茂みから音がした。
その瞬間、
「ぐすん、ぐすん」
と、遠くに泣いている人の声がした。
私は2人に「聞こえる?」と、声をかけたが
サクラ「そう?」レン「特に聞こえないぞ。」
と、返事しかない。
「私、行ってくる!2人は持ってて!」
そう言い残すと、私は得意な駆け足で、泣き声のする方へ、行った。
レン「ちょ!モモネ?!」
友達byサクラ
レン「ちょ!モモネ?!」
レンさんの言葉を無視して遠くに行ってしまったモモネ。
相変わらず、元気だな〜。
それにしてもなんの音が聞こえたんだろう?
モモネは、目もいいし、鼻もいいし、耳もいい。おまけに足だって早い、
この間、ライトチームの中で1番足るのが早い
ダイさんにも勝ったんだから、今1番足が早いのはモモネだ。
いいな〜
私は、料理意外取り柄ないから、美人で有能なモモネが羨ましい。
でも、こんな性格いい子、憎めないよ〜。
現にモテているモモネが眩しい。
レンさんもモモネに恋をしているもんね。
私は、なんも、なんも取り柄がないから。
私の能力は、『彼女』に全て取られたから。
うつむいて顔を歪ませていると。
レン「サクラさん?」
私は、はっ!とし、急いで顔をあげ、笑顔を見せた。
「モモネは元気だなーって思っていたの。可愛いわよね!」
レン「、、、そうですね。」
レンさんは、モモネの走っていった方を向き、頬に手を添えてながら深い森の中を見ていた。
ふふ!
恋しているの、バレバレじゃない。
私って、意外と察しがいいとか?
「レンさん。今後、なにかあったら私に相談してくださいね?、、、例えば恋とか?」
からかい半分で囁きながらいうと、
レン「な、なな何を言ってるんですか?!
俺、モモネのこと好きじゃないですけど?!」
「あら?私、モモネって一言も言ってないですけどね〜」
レン「っ?!!!」
レンさんは顔を真っ赤にしながらなぜだ?みたいな顔をしている。
レンさんも、モモネも、鈍感ね。
この恋、面白そうじゃない。
「まあ、何がどうあれ、私は、相談に乗るわ。」
私が笑顔で語ると、ありがとうございます。と、レンさんが真っ赤になりながら言った。
私は、人の不幸が嫌いだ。
何故かって、『私の大切な彼女』がそうなってしまったから、、、
〜アンナさんの秘密〜
私が泣き声の場所に行くと、黒いマントで深く被ったフードの人がうずくまって泣いている。
私は見覚えがあった。
「っ?!」
そう、私を悪と言ったおそらく敵チームだと思われる、『ブラックチーム』の黒いマントとそっくりだった。
(えー??!!)私はうろたえたが、
「か、確保ー!!」
と叫び黒いマントの人の腕を掴んだ。
???「?!」
よく見るとその黒いマントの人の正体、アンナさんだった。
華奢だと思っていた腕は意外と筋肉質で、肌は陶器のように白く、顔は濡れていても、とっても綺麗だ。でも、近くで見ると男の子って感じがする。
「ア、アンナさん?!」
私は急いでアンナさんの腕を離した。
しかしまた手を握った。
アンナ「っ!1回目はわかるけど、2回目はなぜ?!」
「もしかしたら、ブラックチームの人の可能性があるから!」
私はキリッと答えると、
アンナ「ぶは!」
と吹き出したあと笑いだした。
「な、なんで笑っているの?」
私はびっくりのあまり、敬語が抜けてしまった。
アンナ「だ、だって、もし僕が仮に敵だとしても、もしかしたら、ブラックチームの人かもしれないから、なんてキリッて答えないで、取り押さえるのが普通でしょ!」
「きゃ!」
そういうと同時に私をぐいっと引っ張り、私を地面に倒したかと思ったら、アンナさんが庇うように私の上に乗った。
他の人からしたら、私が押し倒されたように見える。
「え、え!、えーー!!!」
私が頬を赤くし絶叫すると、
アンナ「うるさ、(小声)大丈夫大丈夫、何もしないって〜。」と言いながら、アンナさんがどいてくれた。
ライトチームのみんなは何故か美形な人ばかり、当然、アンナさんも美形な持ち主だ。
「びっくりした。だってイケメン顔が近くにいると、半端ないですよ!」
と、心の声が漏れてしまった。
しまった!アンナさん、可愛いって言われるのが好きなのに、!
なんで私は心の声が漏れちゃうのー!
しまった、と、顔を青くしていると、相手は顔色が赤かった。
アンナ「ちょ!不意打ち!しかも、!、、、仕返し?」
と、言われる。
「本心です!」
思わず言い返してしまい、キリッとした顔で告げる。
アンナ「っ!」
そう言うと片手で顔を隠してしまう。
あれ?もしかして照れてる?
私が顔を覗き込もうとすると、、
アンナ「っ!見るな!」
と、男の子口調で返されてしまった。
(アンナさんって、意外と男子?)
そんなことを考えていると。
アンナ「、、、なんでこんなところにいるかって言うと、リーダーが、ダイと一緒にジョン森で侵入者がいないか調べろっていてたから、ここのいる。この格好は、敵に悟られないための森用のマント。」
そう言うと、いつもと口調が違って男の子っぽい口調で暗く話し始めた。
私も暗くなってしまう。
「、、、じゃあ、ダイさんもいるの?」
「ああ。ダイは西側にいる。」
私たちは東側にいるから正反対にいるらしい
「そっか、、私と他にレンくんや、サクラちゃんでだいたい中心辺りにいます。」
アンナ「、、、そうなのか、。なあ、モモネ。」
アンナさんの顔は、女の子とかじゃなくて、何かを責めている悲しい顔の男の子のが、そこにいた。
アンナ「、、、僕たちは、今、話さなかったことにしない?」
そう言いながら今にもなきそうな悲しい笑顔で言った。
「っ!でも、!」
アンナ「お願い。」
私は、わかったとしか言えなかった。
あんな悲しいそうな顔のアンナさん。見たことがない、、、。
〜ルルちゃん〜
その日から1週間経ったが、アンナさんと話していない。
と言っても、一緒にいることがなかなかないっていうのもあるけどね。
私がライトの集合会議が終わり廊下を歩いている時だった。
(あ、アンナさんだ。)
遠くにダイさんとアンナさん食べながらがじゃれあっていて、周りに他のライトチームのメンバーがいた。
あとから聞いた話によると、ダイさんとアンナさんペアは面白くて、人気だから、ダイさんとアンナさんが一緒にいるとすぐに人が寄っちゃうとか。
アンナ「わ〜!ダイ相変わらず食いじ張ってんね〜!」
ダイ「うるせえぞ!そう言うお前もキャピキャピした食べ物食ってんじゃねーよ!確か、ぷりーぷ?」
アンナ「バカね!クレープ!昔あった伝統てきな甘い食べ物。デザートだよ!あと、さっき言ってたぷりーぷってもしかしてプリン?」
ダイ「くれーぷ?でざーと?ぷりん?なんじゃそりゃ!あと美味そうだな!食わせろ!」
といって食べようとするダイさん、そして、それを阻止しようとしているアンナさん、みんな笑っていた。
私も、くれーぷ?美味しそうだなーと思っていると、あることに気がついた。
アンナさん心の底から笑ってない。
あの日から、いや、ちょっと前からアンナさんは無理して笑っている気がする。
そんなことを思っているときだ。
???「、、、邪魔。」
「ううわぁ!びっくりした。」
後ろには私を睨むルルちゃんがいた。
「わわ!ごめんね!」
私は最上限ほどに壁に張り付いた。
そんな私を見たら
ルル「あんた馬鹿なの?そこまでしなくていいじゃない。」
ハー。と、ため息をつかれてしまった。
「ご、ごめん。」
私が暗い気持ちでうつむいていると、
ルル「そんなにアンナが気になるなら、話し合えばいいじゃない?」
私はえ?と顔を上げると目の前には私に呆れた顔のルルちゃんがいた。
ルル「ぼーっとしてもなんにも起こらない。そうでしょ?あたしは我慢ならない。」
そう言うルルちゃんの顔は呆れ顔から真剣でクールで大人びいているルルちゃんがいた。
ルル「まあ?別にアンナになんにも言わなくたって私は知らないし?好きにしなさい。」
私はルルちゃんの口調が怖いけど、とっても優しい性格をしているんだなと思ったら、
(ん?)
私、アンナさんのこと口にしたっけ?
「もしかしてルルちゃんエスパー?(小声)」
ルル「あってるけど、言い方がムカつくわね。私の能力は、遠くを見る能力と、相手の心の声が聞こえることよ。」
そう言うと、フイっとソップを向いてしまった。
(そっか、私を心配して話してきてくれたんだ、、、)
今は能力を使ってないのかソップを向いてそのままだ。
私はルルちゃんの手をギュッと握ると。
「ありがと!ルルちゃん!私、頑張るね。」
ルルちゃんに真剣にお礼をいうと。
ルル「サクラさんの言っていた通りね、素直でまっすぐすぎるわ(小声)」
私は耳がいいから、よく聞こえる。
しかもルルちゃんの表情が凛々しく笑っていた。
ルル「まあ、せいぜい頑張ってね?」
そう言いながら別の場所へ行ってしまった。
一方アンナさんたちは、ダイさんや周りにいた人たちがいなくなってアンナさん1人だけになっていた。
(今がチャンス)
私はアンナさんの元に行った。
〜本当のアンナ〜
私はアンナさんを何も言わず腕を掴み人気のない場所へ移動する。
アンナ「は?!モ、モモネさん?!」
私たちがようやく人気のない場所に着くと。
私は仁王立ちになる。
アンナ「何〜?僕をボコボコにするつもり〜それとも、お金取るのー?」
私は違います。と答える。
「私はアンナさんの秘密を聞きに来ました。このさいに、秘密を言ってください!楽になりますよ!」
アンナ「なんの話〜?」
「とぼけないでください!あの日のことを忘れろって言ってましたよね?そんなことできません!私だってアンナさんのことがライトチームのお兄ちゃんとして大好きなんです!、、、お願いです。話してください。少しは気が楽になりますよ。」
アンナ「っ!でも!」
私はアンナさんの頬を手で包むように触る。
「、、、仲のいい人が悲しいと、私も悲しみます。」
ぐっと顔を近ずけて見つめる。私の瞳の色は黄色だから少し怖いかもしれない。
アンナさんの顔が赤くなり、綺麗な涙が一筋頬を通った。
アンナ「、、、バカバカしい話だけど、聞いてくれるの?」
「、、、アンナさんにとっては違うんでしょう?」
私はアンナさんの頬離す。
そして2人はその場に腰をかけた。
アンナ「僕、本当は自分が嫌いなんだ。この姿も、、、」
「なんでですか?」
アンナ「自分が弱いからだよ。」
「、、、」
私はそんなことないですよと言いたいけどアンナさんの失望したような表情を見て言えなかった。
アンナ「なぜこの格好をしてるかって言うと、母が受け入れなかったんだよ、、、男だって。みんないいよう解釈しているけど、本当は、母さんが女を希望していたらしくて、僕は、女みたいに育てられたんだよ。」
そう言うとポロポロ泣いてしまった。
「この19年間気づいていないフリをしていたんだ。でも、魔神にからかわれて、なんでだろうって思いだしたんだ。その時に、一週間前、僕が泣いてた日だよ。嫌な記憶を呼び起こす能力の魔神、トゥティと戦って1回能力をかかったんだその記憶は、」
その記憶はと、悲しいことだったらしい。
アンナさんは裕福な家庭だったらしいけど、お母さんに髪を切りたいと言えばそんなことを言うんじゃない!と怒鳴られたり、1回でもズボンを履くと蹴られ殴られの記憶や、お父さんは見て見ぬふりをしている嫌な記憶などだったらしい。
アンナ「嫌だって抵抗出来ない僕と、女々しい僕、そして今までこんな姿で笑っていた僕が嫌で嫌で、恥ずかしい。、、、でも僕、ちょっとした人気になっちゃっただろ?今更変えるって言ったら失望される。自分のプライドだってあるしね。それだけはやだなんだ。」
そう言って私は気づいた。
自分自身を見て欲しい。だけど、それが出来ない。自分の行動も、発言も、性格も、自分自身じゃないのに今更出来ないんだって。
アンナ「本当は自分だって俺とかこんな服装じゃなくてかっこいい服装とか着たい。ダイみたいに男っぷりさを出したい。でも分からないんだ、、、何も。」
「わかってますよ。」
私は一応先輩なので体をアンナさんに向けた。
「自分のやりたいこと、少し言ってたじゃないですか。」
アンナ「っ!でも、!みんな受け入れてくれないよ。」
「私はあくまでアンナさんを女の子みたいって思った事なんてないですよ?本当です。私、嘘つくの嫌いなんで。そのせいで私いっつも心の声出ちゃうんです。」
そう言いながら、自分で落ち込んでしまう。
アンナ「ハハ。自分で言って落ち込むなって。
でもありがとう。他の人はどう思ってんのかな〜。」
私はみなさんも同じ気持ちですよ。と自信があってふふんと人差し指を天に指した。
「だって、みなさん言ってました。あの2人面白いよなって。ダイは男らしくて、アンナはしっかり者だって。」
アンナ「でも!男らしくなんて」
「誰も言ってませんよ!男らしくとか女らしくとか!、、、私が言いたいのは、アンナさんは自分の性別を気にしすぎです。皆さんもそんなこと気にしていませんよ?皆さんはアンナさんの性格に惹かれているんです。あっ!もちろん私もですよ?」
そう言いながら私はパチッ!とウインクする。
どうやら私にアンナさんの悩み事を話してもらって高揚しているのかも。
ダメダメ!アンナさんにとっては私が思っている以上に深刻だと思う。
真剣に聞かないと、、、。
「アンナさんはありのままの自分を晒してもいいんじゃないですか?私も、みなさんも絶対アンナさんの、本当のアンナさんを見れて嬉しいですよ。」
私は真剣に告げる。
一方アンナさんはと言うと、静かにボロボロ泣いていた。
私は先輩ごめんなさいと思いながら涙を拭う。
「大丈夫。大丈夫です。私が保証します、、、と言っても心配ですよね?」
私はあははと頭を搔く。
アンナ「そんなことない。ありがとう。頑張ってみるよ。、、、あと、お願いがあるんだけど、、、。」
そう言うと上目遣いで私を見る。
アンナ「また、相談のってくれないかな?なんて言うか、話しやすいんだ。」
私は全力で首を縦に振った。
「私でよけれだ相談乗ります!」
これは信用してくれたってことだよね!
アンナ「、、、ありがと。」
あと、とまたアンナさんが続ける。
アンナ「敬語禁止、それと、僕のこと呼び捨てで呼んで。その代わり僕も呼び捨てでよぶから!」
私は、いいんですか?と言う。
そしたら、笑顔で頷いてくれた!
私は、このイケメンを眩しいと思いながらありがとうございます!と握手をした。
ぼく、アンナ・ヨンネは、モモネの隣で歩いている。
僕は、後輩に助けられたな〜。
そして、恋心もだき始めた。
やばいかな?13歳と、17歳の恋。
僕はモモネちゃんが鈍感なのを知っているから、アピールしなきゃ行けないかな?
僕は、モモネと別れて、仲良しの5人、ダイ、『ロイド』、『カヨナ』、『ザン』、『ミヨ』を呼んだ。
ロイドはお調子者の男子、カヨナは元気な女子、ザンは大人しい男子、ミヨは穏やかな女子だ。みんな、ダイを抜いて僕と同じ17歳だ。
この5人は僕にとっては居心地が良くて、だからこそ、僕の秘密を知られたくなかった。
ロイド「おうーい!なんだー?珍しいなー?アンナくんから、お・よ・び・だ・し・なんてー?」
カヨナ「まさか?まだ私が間違えて食べちゃったあいす?食べたの怒ってんのー?」
元気なふたりが聞く。
それ以外の3人は心配そうな顔で僕を見つめている。
「ロイドとカヨナはともかく、3人とも、深刻な顔しないで〜。、、、これからは、僕の秘密を話すから。」
僕は、ロイドとカヨナの言葉を無視して話そうとする。 カヨナ「ともかくってなによー!」
ダイ「ひみつ?」
ミヨ「詳しく教えて。」
ザン「僕はどんな君も受け入れるよ。」
僕は、一息つき全て話した。
お母さんに言われたこと、本来の自分をさらけ出せなかったこと。すべてだ。
ダイ「そうか、それは辛かったな。俺は、どんなアンナも受け入れるぞ!俺が好きな、、みんなが好きなアンナは女らしいとかじゃなくて、本来のアンナ、アンナの性格で惹かれているんだ。そうだろ?」
ロイド・カヨナ・ザン・ミヨ「(おう!)うん!」
カヨナ「まさか、天才くんがそんなことを悩んでたなんて?じゃあ、これからは、アンナが持ってきてくれるプリン?くれーぷ?食べちゃうね!」
「それとこれとは違う!、、、と、言いたいところだけど、僕を受け入れてくれたお礼として、半分分けてあげよう!」
カヨナ・ミヨ「わーい!」
ロイド「ミヨまでも?!」
ミヨ「だって私、あれ好きだもん!」
ダイとザンと僕であははと笑う。
今、最高に幸せだ。
もっと早く言うべきだった。
カヨナ「でも、どうゆう吹き回し〜?突然こんなことを言うなんて?」
僕とカヨナ意外のみんなは確かに。の顔をする。
「、、、後輩に助けられたんだよねー。」
後輩って言うのはモモネだ。
僕は、モモネのことが、異性として、好きだ!
カヨナ「ふ〜ん。その後輩好きだったり?!」
自分らしくなく、一瞬ためらってしまう。
ロイド「え?なにその反応。」
カヨナ「え?!もしかして?!」
ダイとザン、ミヨまでも、顔を真っ赤にして僕を見ている。
「、、、ご想像にお任せいます。」
僕は仲良しな5人で恋愛話なんてごめんだね。特に、ロイドとカヨナ。
ダイとも結構じゃれるけど、こーゆー時は気を使うんだよねー?全く変なとこで気をつかうんだから。
心の声でやれやれとしている僕。
詳しく聞かせて!とうるさいロイドとカヨナ。
それを優しい眼差しで見ている。ザンとミヨ。
ダイは一、『困っている顔』をしている?
この時の僕は知らなかった。本来のダイは---だったなんて。
だけど今は、この幸せを噛み締めたい。
そして、モモネを告白するんだ。
〜好きってなんだっけ?!〜
私はレンくんとサクラちゃんでお弁当を食べ終わって自分たちの泊まっている。家へ行っている途中にアンナさん、アンナによびだされた。
アンナって、恥ずかしいけど、先輩の言うことは聞かないとね!
そして現在、アンナと私2人で人気のない場所に立っている。
アンナ「突然呼び出してごめんね。あと、みんなに伝えたよ。モモネの言う通りだった。ありがとう。」
私はいえいえ!と横に首を振る。
「アンナが頑張った結果だよ。私も、レンくんや、サクラちゃんが話していた所を見て良かったって思ったんだよ。」
私は笑顔で告げる。
ダイさんとアンナのコンビは凄まじく、ちょっとした話をするだけで人々に伝わってしまう。
恐るべし、ダイアンコンビ!
それと、とアンナが続けると、顔を真っ赤にしてこう言い出した。
アンナ「僕は君のことを好きになった。僕の元に来てくれないか?」
「ごめんなさい。耳がおかしくなったようです。もう一度、」
アンナ「君が好きになった。」
「もう一度、、。」
アンナ「だから、好きになったんだって。」
「ごめんなさい。私は、アンナが私の事好きって聞こえるの。もういちど」
アンナ「あってるって!」
私は、とりあえず思考を停止させる。
「うええええぇぇぇぇ!!!!!」
アンナ「はは!そんな驚くなよ!そんな心外だった?」
「も、ももももももちろんですよ!!!!、、はっ!もしやこれはバツゲー」
アンナ「僕の救ってくれた人に僕はそんなことをしないよ!」
アンナが私の全力判断をアンナにさえぎられた。
アンナ「僕は、君の思考や、性格に惹かれたんだ。ほら、納得いっただろ?」
「ブスとイケメンじゃ不釣り合いだし、何よりライトチームの女子に殺されます!!」
私は知っている。ライトチームでダイさんとアンナのファンクラブの人の数を!
アンナ「君、見た目を気にするなっていっただろ?それに君は、美人さんだよ?納得されると思うけどな?」
背の高いアンナが顔を覗き込む。
私はかぁぁぁぁと、顔が熱くなる。
アンナ「うわー顔真っ赤。」
ぷぷと笑うアンナを見て私はうつむくことしか出来ない。
「返事は、アンナをよく知ってからでいい?私は中途半端な気持ちで答えられないから。」
アンナ「もちろん、そのつもりで言ったよ。僕も君をもっと知りたいからね。」
よろしくと手を差し出された。
私は渋々握手すると、急に引っ張られ、すっアンナに抱きしめられた。
アンナ「僕は人肌が恋しいんだ。急にこんなことしてごめんね。」
私は、そうなんだと思いながら、手を回した。
好きってなんだろう。
〜会議?!〜
私は今度こそ家に帰り、今日のことをサクラちゃんに報告した。
サクラ「あらまー。それで?OKしたの?」
私は首を横に振った。
「私は相手をよく知ってからお付き合いしたいんだ!」
私がそう言うと。
サクラ「ふふ!そう言うと思っていたわ。モモネらしい答えの返事ね!」
と言うとあと、聞きたいことがあってと、続ける。
サクラ「レンさんはどう思っているの?」
と聞かれる。
「?なんでレンくんが出てくるの?」
サクラ「さあ?何故でしょう?」
サクラちゃんは相変わらず意味が分からない。
サクラ「で、で!どうなの?」
無邪気な子供みたいに聞いてくる。
「う〜ん。大好きな仲間?」
そう言うとなんだと興味を失せた顔になった。
「そっちから聞いてきたのになぜ?!」
サクラ「ふふ。さあ?何故でしょう?」
本当に、サクラちゃんは不思議だ。
改めて、心も不思議でいっぱいだ。
この世界も、私自身も、全部不思議だ。
〜あとがき
皆さんへ、
皆様こんにちは〜!
Momoneです!希望は必ず。拝見して下さり、ありがとうございます!
そして、希望は必ず。の表紙が変わってしまいました。
しばらくダイくんを見つめてください笑
それでは!また!さようならー!