テラーノベル
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私はごく普通の女子高生だ。
「夢、一緒に帰ろ。」
声をかけてきたのは、友達のゆりだ。
「うん、いいよ! スタバ寄る?」
「寄る! 新作飲みたい!」
ゆりは微笑みながらそう言った。
私たちはスタバに向かった。私は新作、ゆりは抹茶フラペチーノを頼んだ。
「ゆり、新作飲むんじゃなかったの?」
「やっぱりこれが一番美味しいんだもん。」
少し機嫌を損ねたような言い方だった。私は、余計なことを言ってしまったかもしれないと後悔した。
飲み終わったあと、私たちはそのまま解散した。
駅に着き、電車を待っていると、突然、誰かに後ろから押された。
「え?」
次の瞬間――
ガシャンッ
(私、死んだ……?)
「目が覚めたか?」
聞き覚えのない声がした。
「誰……?」
「俺は、人間界でいう“悪魔”だ。」
「悪魔? 私に何か用でもあるの?」
「いや。お前はここに来る前、誰かに押されて電車にひかれ、死んだ。間違いないな?」
「うん、そうだけど……。ていうか、なんでそんなこと知ってるの?」
私は思わずそう聞き返した。
「本来なら、お前は天国へ行くはずだった。だが、何かの間違いでここに来た。」
「はぁ? じゃあ天国に行けるのよね?」
「いや、ここからは行けない。」
「ちょっと、どうにかしなさいよ! あんたのせいで最悪なんだけど!」
すると悪魔は、少し考えるようにしてから言った。
「……なら、ひとつ提案がある。お前を死ぬ1か月前に戻してやろう。その間に、お前を殺した犯人を突き止めろ。」
私は死ぬ前のことをできる限り思い出そうとした。けれど、思い当たることは何もなかった。
「じゃあ今から戻す。」
(なんで犯人を突き止めなきゃいけないの?)
そう疑問に思った瞬間――
「ちょっ、待っ……!」
コメント
1件
わあ、一気に引き込まれました!普通の日常からスタートしたのに、突然の死と悪魔登場で一気にファンタジーミステリーに。このギャップがすごくいいですね。悪魔の「間違いでここに来た」って言い方、なんだか人間臭くてクスッときました。タイムリープして犯人探し…これからどう展開するのか続きが気になります!ゆりとの会話の違和感も伏線なのかな?
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#死亡遊戯で飯を食う
ユイ
86
はるか
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