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ここから 一体どうなるんでしょう 、?!! めちゃくちゃ 楽しみです !!
みんな逃げて 続きが楽しみです
第八話「出会いと救済」.
(ntjo組が登場します)
ー注意ーー
前話参照の為割愛させていただきます。
苦手な方は予めご了承ください。
rbrは必死に走った。
自分が何処に向かっているのかも、今どこにいるのかも分からないまま、無我夢中に走った。
しかし、体力には限界があった。
ついに、rbrの足は動かなくなり、彼はそのまま地面に倒れ込んだ。
冷たい土の感触が頬に伝わる。
意識が遠のき、もう、このままここで、誰にも見つからずに消えてしまいたいとさえ思った。
その時、頭上から優しい声が聞こえた。
「あれ?誰か倒れてるぞ?」
ぼやける視界の中、四つの影が見えた。
「大丈夫ですか!?こんなところで…」
一番近くにいた人物が、rbrの体をそっと起こしてくれる。
その声には、心配と、どこか親しみやすさが混じっていた。
「おいおい、こんな森の中で倒れてるなんて、何があったんだ?まさか迷子か?って、お前、rbrか!?」
もう一人の声が続く。
rbrは意識が朦朧としながらも、その顔がどこか見覚えのある顔だと気づいた。
「とりあえず、rbrさんをここに置いておくわけにはいかないね。それに、こんなボロ〃になって、何かあったんだろう。だから、俺たちの隠れ家に運ぼうか。tr手伝ってくれる?」
そう言ってくれたのは、冷静そうな眼鏡の人物、krだった。
rbrの体は優しく持ち上げられ、温かい腕の中に包まれた。
意識が完全に途切れる寸前、彼はかすかに、彼らの声を聞いた。
「rbr、もう大丈夫だ!俺たちが守ってやるからな!ゆっくり休め 笑」
それは、rbrにとって、まるで闇夜に差し込む一条の光のように感じられた。
rbrがntjo組の隠れ家で目を覚ますと、そこは暖炉の火が燃える、こぢんまりとした温かい部屋だった。
身体の痛みはまだ残っているが、あの息苦しさからは解放された安堵感が全身を包む。
テーブルには温かいスープが置かれ、優しい香りが漂っていた。
「お、rbr!目が覚めたか!良かった!でも無理はするなよ?ゆっくり休め」
そう声をかけてくれたのは、pnだった。
彼の隣にはsn、kn、trも心配そうにrbrを見つめている。
rbrは申し訳なさから、そして彼らの優しさに、深々と頭を下げた。
「あの…本当に助けてもらってありがとうございます。それと、いきなりこんなところに転がり込んできてしまって…本当に申し訳ないです。」
pnが優しい笑顔でrbrの頭を撫でた。
「いいってことよ!困った時はお互い様だろ?それに、俺たち、昔からの仲じゃないか。気にすんな 笑 今は、rbr、お前が無事で何よりだ 笑」
snが温かいココアを差し出し、trは温かい毛布をかけてくれた。
knは、rbrの顔色をじっと見つめていた。
rbrは、彼らの変わらない優しさに、思わず涙がこみ上げてきた。
「rbrさん、wrwrdで何かあったんですか?話せる範囲でいいから教えてほしいです」
knが問いかける。
rbrは、メンバーたちへの不満と、自分が置かれている状況を、ntjo組のメンバーに訥々と語り始めた。
彼らがどれほど自分を大切に扱ってくれるか、しかしそれがどれほど自分を苦しめているか。
そして、彼らが自分の訴えを聞き入れてくれなかったこと__
ntjo組のみんなは俺の話を真剣に聞いてくれた。
俺は、ただ〃それが嬉しかった。
あの事故さえなければ、俺たちだって、まだこうして話し合えたはずだったのに。
幸せと共に喪失感が押し付けて来たせいか、俺は涙を流した。
その直後だった。
玄関付近でコツコツと数多の足音が聞こえてきたのは__
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